保育士として働くやりがいや魅力とは?大変さや苦労などリアルな実情も紹介!








保育士の仕事は大変なことが多く、激務であることが原因で人手不足がいっこうに止まらない、などというニュースを聞くことも多くあります。
しかし、実際のところはどうなのでしょうか。
保育士の仕事は責任が大きく、大変な仕事であることに間違いはないといえるでしょう。
その反面で社会的に意義があり、他には代えがたいやりがいや楽しさを見出すこともできる素晴らしい職業であることに変わりはありません。
せっかく保育士として働くのであれば、仕事の大変な部分も上手に対処して、充実した毎日を過ごしたいものです。
今回の記事では、保育士の仕事内容はなぜ大変なのか、その一方でどのようなやりがいにつなげられるのかについてまとめてみました。
保育士ってどんなことをしてるの?主な仕事内容とは?
保育士とは、就学前にあたる0~6歳の乳幼児の保育資格を持った人のことをいいます。
主な仕事内容は、保育園に在籍する乳幼児への対応です。
具体的な内容は以下のとおりです。
- 遊びを通して、乳幼児に基本的な生活習慣や社会性を身に着けさせる
- 食事・着替えなど、園児の身の回りの世話を行う
- 園児の様子を観察して、安全に過ごせるようにする
上記の内容に付随して、以下のことも職務内容に含まれており、業務は多岐に渡ります。
- 保育園におけるイベントの企画や準備
- 園児の保護者への対応
- 施設の掃除や安全点検
- 外部の研修に参加など
保育士の仕事で大変な5つのこととは?
大変だというイメージを持たれがちな保育士の仕事ですが、実際に業務の内容が多岐に渡っており、楽な仕事でないのは確かです。
他にもたくさんの大変さは人によって色々とありますが、主に保育士が大変だと感じるのは以下の5つの事です。
1、職場の人間関係
保育士の仕事は、朝の出勤から夜の退勤時間まで、1日中同じ職場で同僚と顔を合わせます。
そのため、人間関係が上手くいかないとつらくなることもあります。
また、男性の保育士も増えてきましたが、まだ圧倒的に女性が多い現状があります。
職場内に自然とグループが出来やすいことで、ときにはグループ同士の対立の巻き添えとなることもあり、ストレスを感じる場面もあるでしょう。
2、待遇の悪さ
保育士の仕事はただ子どもを見ていれば良いわけではなく、子どもの自主性やコミュニケーション能力などの生活の基盤を育てるなどの高い専門性が要求されます。
また、子どもの保育に加えて、保護者対応や季節行事の準備などの付随業務を加えると、業務量の多さから労働時間も長くなり、残業が発生するケースも少なくありません。
そんな現状にもかかわらず、給与が全業種の平均を下回っています。
私立の保育園の場合、30代以降の昇給が芳しくないことも多々あります。
保育士自身のライフスタイルも大きく変わる年代に昇給を見込めないとなると、継続して働くモチベーションを保ちにくいと感じて退職する人が増えるのは仕方のないことかもしれません。
3、保護者への対応
保育士の大事な仕事の中に保護者の対応があります。
保育に悩んでいる保護者の相談に乗ったり、ときにはクレーム対応が必要なこともあります。
保護者の対応は日中に働いた後の夕方以降に行われるため、保育士自身が1日の疲れを感じている中、ナーバスな問題を取り扱わなければいけないことも多々あります。
そのため、慎重さが要求される保護者対応を大変に感じる保育士も少なくありません。
また、プライベートの時間も気を抜けません。退勤後や休日に保護者とばったり出会って、気まずい思いをすることもあります。
保護者に買い物の内容を見られたり、恋人と一緒にいるところを見られて噂になってしまうこともあるそうです。
4、体力面での不安
保育士の仕事は体力的にとてもハードです。
ぐずる子どもを抱っこしてあやす、重い道具を運ぶなど、力仕事の側面もあり、腰痛は職業病とも言われています。
また、園によっては朝早い時間の出勤から、夜遅くまで、元気に走り回る子どもの相手をすることもあります。長時間動き続けることで、激しく体力を消耗します。
非常に健康管理が大事な仕事ともいえるでしょう。
5、子どもを預かるという責任感
子ども達を預かり、安全に保育することには重大な責任が伴います。
保育士は大切な子ども達に万が一のことがないよう、子どもの安全と健康状態に常に気を配らなければなりません。
特に保育園の外に散歩に連れていくときには、車やバイクとの接触事故、不審者との遭遇などの危険がたくさんあります。
園庭で遊ぶ場合でも、遊具の危険な扱いや予想もつかない行動には十分気を付けなければなりません。
「もし自分のせいで子ども達に何かあったら」
そんな不安を抱えながら働くことの精神的負担は大きいでしょう。
保育士が感じるやりがいとは?

大変な保育士の仕事ですが、その大変さを差し引きしても、やりがいを感じられることがたくさんあります。
- 子どもの笑顔が見られる
- 子どもの成長を近くで感じられる
- 保護者から感謝される
- 運動会や発表会などイベント成功の達成感を味わえる
- 社会貢献をしている自信が得られるなど
例を挙げるときりがないくらい、素敵な仕事であることに間違いはありません。お金には代えられない満足感で心が満たされる場面がたくさんあります。
やりがいを持って楽しく働くためのポイントは?
「子どものころから保育士になるのが夢だった」「子どもの成長に携わりたい」など、せっかく夢を抱いて保育士になったのですから、できればやりがいをもって働きたいものです。
保育士として楽しく働くためのポイントを以下にまとめてみます。
1、ストレスケアを怠らない
保育士の仕事は責任が重いため、ストレスがかかってしまうことが多いのは事実です。そのため、ストレスケアがとても大切です。
特に、がんばり屋のまじめな人や責任感の強い人ほどストレスをためすぎて、一歩間違うと心の病気になることもありますので注意が必要です。
自分でもできるストレスケアとしては、以下のようなことができます。
- 泣ける映画を見たり本を読んだりして、意識して涙を流す。
- ときには、小さなご褒美を準備する。
- 湯船につかってリラックスする。
- 持ち帰った仕事は夜更かしせずに、朝に早起きして片付ける。
- 質のいい深い眠りを追求する。
- 仕事とは関係ない趣味に夢中になる時間をつくるなど
しかし、自分では対処しきれないほどに心が疲れてしまっているようであれば、病院に行く、カウンセラーなどに相談するという選択肢を選ぶのもひとつの方法です。
2、体調管理をきちんと行う
保育士の仕事は体力勝負です。
以下のことに留意して、体調管理をしっかり行いましょう。
- 保育園の繁忙期ではない時期に意識的に休みを取る
- 保育士同士で連携を取って負担が偏らないようにする
- 日ごろから運動に取り組んで体力をつける
- 栄養のある食事をしっかりとるなど
体調管理がきちんとできていれば、元気に走り回る子どもたちとの時間も楽しく過ごすことができます。
3、同僚や保護者と信頼関係を築く
同僚の保育士や保護者と信頼関係を築くことも大切です。
同僚との信頼関係を築いて、仕事の連携を円滑に行えるとベストでしょう。
日々の生活で同僚との信頼関係が築けると、休みの希望を融通しあいやすくなるなど、働く環境を良くすることにもつながります。
また、保護者との信頼関係を築いておくことも楽しく働くためには大切です。
お迎え時に、保育園での子どもの様子を保護者にしっかり伝える、ケガなどのトラブルが起こった際には事の経緯をきちんと報告するなどの真摯な対応を日々繰り返していくことで、保護者から「誠実な先生」「信頼できる先生」という印象を持ってもらうことができます。
日頃の会話や適切な報告を行うことで、保護者と円満な関係を築きましょう。
保育士が感じる4つのやりがいとは?
保育士が感じるやりがいについて、主要なものを4つ挙げてみます。
| 子どもの成長を近くで感じられる | 以前は食べられなかった野菜を食べてくれたり、長い時間落ち着いて集中できる様子を見られるなど、保育士は子ども達の成長の瞬間にじかに立ち会える仕事です。 |
| 社会貢献ができる | 保護者が働いている時間に、子どもを預かり保育を担うのが保育士です。それだけでも多くの保護者を助け、社会に貢献しているということができます。 また、未来を担う子ども達を保育していることは、社会全体を底から支えているといっても過言ではありません。 |
| 保護者から感謝される | 保育士は、保護者から「ありがとう」と声をかけられる機会が多くあります。 また、育児の専門知識の豊富な保育士を、保護者は頼りにしています。色々と相談を受けるのもその証拠ですね。保育士からのアドバイスで、心を救われている保護者がたくさんいます。 |
| 運動会や発表会などイベント成功の達成感 | 行事の準備は日常の業務と同時並行なので、非常に大変です。 しかし、企画から準備まで保育士たちの手作りで行われたイベントが成功し、子ども達の楽しそうな様子を見たとき、心から「がんばって良かった!」という達成感を感じられます。 |
保育士は大変だけどやりがいがある仕事!

今回の記事では、保育士の大変さややりがいについてまとめてみました。
確かに、保育士の仕事は激務です。ときにはくじけそうになることもあるでしょう。しかし、大変な一方で、かわいい子どもたちの笑顔からパワーをたくさんもらえる素敵な仕事です!
「保育士は大変だけど、他の仕事では絶対に得られない楽しさや喜びに満ちている」
この気持ちを忘れずに充実した日々を送りましょう!
また、もし今の保育園ではやりがいをなかなか感じられないという場合には、思い切って他の園への転職を考えてみるのも一つのやり方です!



