<業界初*>未来の保育を担う優秀学生が、新田あすか保育園で「自作の紙芝居」を披露
〜明日香×秋草学園「保育学生応援企画」の一環で、保育学生に実践機会を〜
総合保育サービスを提供している株式会社 明日香(本社:東京都文京区、代表取締役:萩野 吉俗、以下 明日香)が運営する子どもと未来、そしてすべての人がConnect(繋がり、結びつき)する保育研究プロジェクト「子ねくとラボ」は、秋草学園短期大学(所在地:埼玉県所沢市、学長:北野大、以下 秋草学園)と共同で、「保育学生応援企画」を実施いたしました。
本取り組みでは、秋草学園での授業課題である紙芝居製作において、優秀作品として評価された作品を製作した保育学生自身に、子どもたちの前で演じていただくものです。(業界初*)実践機会の創出により、未来の保育を担う学生に、多面的な学びを提供できると信じ、明日香はこれからも、様々な取り組みを通じて、保育学生の皆様を全力で応援して参ります。
*授業で作成した手作り紙芝居と、その内容に即した手遊びを組み合わせて実演することで、保育の総合的な力を高める実践的な試み(浅井拓久也先生より)
■企画背景
保育養成校では、学生は様々な保育課題をクリアすることで、保育士デビューに向けて実践力を養っています。紙芝居製作もその一つであり、作品の中には、現役保育士も目を見張るほどの素晴らしいものも見受けられ、ここに演じる技術が合わさることで、将来が非常に楽しみな学生が存在します。そこで、秋草学園短期大学の浅井拓久也先生が太鼓判を押す優秀作品を製作した同学の保育学生に、新田あすか保育園の子どもたちの前で実際に演じていただき、子どもたちからの反応や現役保育士からのフィードバックを交え、明日からの学びの”後押し”に繋がる企画を実施いたしました。
<実践を終えた、保育学生へのインタビュー>
Q. 実際に子どもたちの前で紙芝居を演じてみて、何か手応えはありましたか?
- ・(Sさん)クラスの友達に演じるのと、実際に子どもたちの前で演じるのでは全く違う物だと感じた。空気を大事にしないといけないと思った。いつでも初心に戻ること、新鮮な気持ちで取り組む大切さ・大変さを実感した。自分が作ったものに子どもたちが興味を示してくれて嬉しかった。ありがとうございました。
- ・(Nさん)初対面で演じるのは新鮮だった。参加型の紙芝居に一緒に取り組んでくれるか心配はあったが、元気に取り組んでくれたことが一番安心した。
Q. 紙芝居の製作時に、気を付けたポイントはありますか?
- ・(Sさん)子どもが理解できる言葉遣いにしたこと。また話す際には、子どもに興味をもってもらえるように、声の大小など、声の使い方を意識した。
- ・(Nさん)対象年齢を決め、その中で、(興味を持たせられるよう)紙芝居に出てくるドアのサイズや配置場所に差を付けるようにした。
Q. 紙芝居の完成まで、時間はどれくらいかかりましたか?
- ・(Sさん・Nさん)授業を含め、10時間以上
Q. 保育における保育分野は何ですか?
- ・(Nさん)製作やダンスが好きなので、製作と音楽。
- ・(Sさん)体を動かすのが好きなので、体育や子どもとのお散歩。
Q. 卒業して保育士デビューするにあたり、どんな先生になりたいですか?
- ・(Sさん)子どもにやってみようよと、いろんなことをやらせてあげたい。自分が通った保育園も子どもが感じたことを大切にしていたので、その心を持って保育に取り組めたらいいなと思う。
- ・(Nさん)子どもたちが、明日も保育園に行きたい!と楽しみになるような保育をしたい。また、絵を描くのが好きなので、自分で絵本を作って保育室に置きたい。
Q. 授業等で学んだことを、今日のように実際に保育現場で実践することで、今後の学びにとって良い影響はありそうでしょうか?
- ・(Nさん)子どもたちを前にすると、家で練習するのとでは全く違う。実際にやってみることが今後に活きると思う。
- ・(Sさん)受け身の姿勢で授業を受けることはなくなると思う。自分が作ったものを気持ちをのせて伝えないと、子どもに伝わらないので。良い経験になった。
■「保育学生応援企画」概要
日程 :2022年3月29日(火)
会場 :新田あすか保育園(東京都足立区新田1丁目8番6号1階)
実施クラス:0~2歳児
内容 :秋草学園短期大学の課題である紙芝居製作において、優秀作品の評価を受けた
作品を子どもたちの前で演じる。
参加学生 :秋草学園短期大学1年生 2名
運営協力 :指導教員 浅井拓久也先生
主催 :子ねくとラボ(株式会社明日香)