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【2024年最新版|ベビーシッター利用に関する調査】94.6%の保護者が、ベビーシッター利用で「家庭に変化があった」と回答、2020年比8.1ポイント増「子どもとの向き合い方に変化がうまれた

2024.11.05

ニュースリリース

〜92.8%の保護者が、これから出産を迎える方に「ベビーシッター利用を勧めたい」と回答、2020年から3.6ポイントアップ〜

 株式会社明日香(本社:東京都文京区、代表取締役:萩野 吉俗、https://www.g-asuka.co.jp/index.htm)が運営する子どもと未来、そしてすべての人がConnect(繋がり、結びつき)する保育研究プロジェクト「子ねくとラボ(https://konnect-labo.jp/)」は、ベビーシッターサービスを利用したことのある、未就学児をもつ保護者111名を対象に、ベビーシッターサービスを利用したことによる家庭の変化の調査を実施しましたので、お知らせいたします。

 なお、本調査では、2020年版の同内容調査(※1)と比較して発表いたします。

■調査サマリー

■調査概要

※1|【2020年版】ベビーシッターサービスを利用したことによる家庭の変化の調査:2020年10月16日〜同年10月21日|https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000133.000043389.html

※2|構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫

■ベビーシッターサービス利用のきっかけ、「企業・法人のSNS」が50.5%で最多、2020年から25.3ポイントアップ

「Q1.ベビーシッターサービス利用のきっかけを教えてください。(複数選択)」(n=111)と質問したところ、「企業・法人のSNS」が50.5%、「他の子育て家庭から」が38.7%、「母親学級・サークルなどで」が37.8%という回答となりました。

<2024年(n=111)>

<2020年(n=111)>

■産後の不安、第1位「ワンオペ育児の不安」、第2位「不安定な体調」

 「Q2.産後に抱えていた悩みであてはまるものを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「ワンオペ育児の不安」が62.2%、「不安定な体調」が48.6%、「回復しない体力」が40.5%という回答となりました。

<2024年(n=111)>

<2020年(n=111)>

■9割以上の保護者が、ベビーシッターを利用したことで、「家庭に変化があった」と回答、2020年比8.1ポイント増

 「Q3.ベビーシッターを利用したことで、あなたおよびご家庭に変化はありましたか。」(n=111)と質問したところ、「とてもある」が32.4%、「ある」が62.2%という回答となりました。

<2024年(n=111)>

<2020年(n=111)>

■ベビーシッター利用で変化した内容、2020年と同じく「不安が解消した」が64.8%で最多

 Q3で「とてもある」「ある」と回答した方に、「Q4.変化した内容について教えてください。(複数選択)」(n=105)と質問したところ、「不安が解消した」が64.8%、「ストレスが解消した」が43.8%という回答となりました。

<2024年(n=105)>

<2020年(n=96)>

■ベビーシッターを利用したことで、家庭に変化があった保護者全員が、「ベビーシッターは、第2子以降の出産を後押しするきっかけになる」と実感

 Q3で「とてもある」「ある」と回答した方に、「Q5.ベビーシッターは、「第2子以降」の出産を後押しするきっかけになると思いますか。」(n=105)と質問したところ、「とてもなる」が59.0%、「なる」が41.0%という回答となりました。

<2024年(n=105)>

<2020年(n=96)>

■ベビーシッター利用を経て変化を感じたこと、「気持ちに余裕が持てて、人に優しくできる」や「仕事に集中できる」などの声

 Q3で「とてもある」「ある」と回答した方に、「Q6.ベビーシッターを利用したことで変化を感じた内容やエピソードを具体的に教えてください。(自由回答)」(n=105)と質問したところ、「気持ちに余裕が持てて、人に優しくできる」や「仕事に集中できる」など27の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

<2024年(n=105)>

<2020年(n=62)>

■91.9%の保護者が、「子どもの成長につれて、ベビーシッターの効果を感じる」と回答、2020年から3.6ポイント増加

 「Q7.子どもの成長につれ、乳児期・幼少期に利用したベビーシッターによる効果を感じることはありますか。」(n=111)と質問したところ、「とてもある」が27.9%、「ある」が64.0%という回答となりました。

<2024年(n=111)>

<2020年(n=111)>

■ベビーシッターを利用したことによる効果、「子どもとの向き合い方に変化がうまれた」や「遊びのレパートリーが広がった」が上位に

 Q7で「とてもある」「ある」と回答した方に、「Q8.具体的に感じる効果を教えてください。(複数選択)」(n=102)と質問したところ、「子どもとの向き合い方に変化がうまれた」が75.5%、「遊びのレパートリーが広がった」が52.0%、「パートナーとの関係性の向上」が32.4%という回答となりました。

<2024年(n=102)>

<2020年(n=98)>

■92.8%の保護者が、「ベビーシッター利用を勧めたい」と回答、2020年から3.6ポイントアップ

 「Q9.これから出産を迎える方に対して、あなたはベビーシッター利用を勧めたいと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「とても思う」が31.5%、「思う」が61.3%という回答となりました。

<2024年(n=111)>

<2020年(n=111)>

■まとめ

今回は、ベビーシッターサービスを利用したことのある、未就学児をもつ保護者111名を対象に、ベビーシッターサービスを利用したことによる家庭の変化の調査を実施しました。

 まず、ベビーシッターサービスを利用するきっかけは、「企業・法人のSNS」が50.5%で最も多く、2020年から25.3ポイント増加しました。次に、産後の不安として「ワンオペ育児の不安」が62.2%で最も多く、2020年の53.2%から9ポイント上昇しています。さらに、91.9%の保護者がベビーシッターを利用したことで、家庭に何らかの変化があったと感じており、前回調査から8.1ポイントの増加が見られます。また、家庭に何らかの変化があったと回答した保護者全員が、ベビーシッターの利用は「第2子以降の出産を後押しする」と実感しています。最後に、92.8%が、これから出産を迎える方に対して、ベビーシッター利用を勧めたいと答えており、2020年より3.6ポイント高い結果となりました。

 今回の調査では、ベビーシッターサービスが家庭に与える肯定的な影響が、2020年と比較して、さらに強まっていることが明らかになりました。特に、子育てにおける不安の軽減や、第2子以降の出産を後押しする効果は大きく、サービス利用の重要性が増しています。その背景には、令和3年度から令和6年度末の間で取り組まれている「新子育て安心プラン」※において、保育の受け皿整備を目的に子育て資源としてのベビーシッターの活用が挙げられてきたわけですが、こういった施策が子育てを後押ししているのは事実のようです。

少子化や共働き世帯の増加に伴い、育児に関する不安や負担を軽減するためのこうした支援の普及が、今後ますます求められるでしょう。

※参照|こども家庭庁|「新子育て安心プラン」https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/2a95e4d4-0ac8-4438-8527-e12d7fe55f4e/d817e86b/20230901_policies_hoiku_anshin-plan_01.pdf

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