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【定員330名|横浜市内最大規模の認可保育所】横浜市鶴見区「總持寺保育園」にて“保育士の目線”を見える化した取り組み『まなざしプロジェクト』実施

2024.10.11

お知らせ

〜保育士の目線動画を通して、保育士総勢約60名が学び合い!多様な個の魅力を組織に還元へ〜

 株式会社明日香(本社:東京都文京区、代表取締役:萩野 吉俗、https://www.g-asuka.co.jp/index.htm)が運営する、子どもと未来、そしてすべての人がConnect(繋がり、結びつき)する保育研究プロジェクト「子ねくとラボ(https://konnect-labo.jp/)」は、「保育の質向上」等を目的にした、“保育士の目線”を動画化した取り組み『まなざしプロジェクト』を、社会福祉法人 諸岳会 總持寺保育園(神奈川県横浜市、以下 總持寺保育園)にて実施しましたので、お知らせいたします。

<4歳児クラス|ウェアラブルカメラを装着した保育士と、子どもたち>

 『まなざしプロジェクト』は、モデルとなる保育士がウェアラブルカメラを装着したまま保育を行い、撮影した動画を、子ねくとラボより保育の専門家の視点を交える形で編集し、後日保育士の勉強会や職員間レビュー等で上映することで、保育中の目線の動きや言動を学び、組織レベルでの保育の質向上につなげていくという取組みです。

 今回は、横浜市内で最大規模の認可保育園(定員330名)、總持寺保育園の保育士2名の方にウェアラブルカメラを装着いただき、後日、撮影した目線動画を上映しながら、保育職員総勢60名の皆さまにお集まりいただき、学習会(フィードバック会)を実施しました。

 大規模園は、特に小中規模園に比べて職員数が多いため、他職員の保育を観察する機会があることで、多様な保育スキルを幅広く身に付けることも可能です。今回の「まなざしPJ」を通じて、「園の規模」や「職員数」といった条件に左右されることなく、職員間の情報共有や保育のフィードバックを組織レベルで実施できることを示すことができました。

■『まなざしプロジェクト』に参加した保育士の声

<1歳児クラス|ウェアラブルカメラを装着した保育士と、子どもたち>

<ウェアラブルカメラを装着した保育士の感想>

*1歳児クラス保育士:N氏、4歳児クラス保育士:O氏

Q.ご自身の目線動画を見て、どのような気づきがありましたか?

Q.撮影した目線動画の活用方法について、アイデアを自由にご記入ください。

Q.その他、気づきや感想があれば教えてください。

<4歳児クラス|ウェアラブルカメラを装着した保育士と、子どもたち>

<4歳児クラス動画のアンケート|目線動画によるフィードバック会に参加した保育士の感想>

Q.他職員の目線動画を見て、どのような気づきがありましたか?

Q.撮影した目線動画の活用方法について、アイデアを自由にご記入ください。

Q.その他、気づきや感想があれば教えてください。

<1歳児クラス|ウェアラブルカメラを装着した保育士と、子どもたち>

<1歳児クラス動画のアンケート|目線動画によるフィードバック会に参加した保育士の感想>

Q.他職員の目線動画を見て、どのような気づきがありましたか?

Q.撮影した目線動画の活用方法について、アイデアを自由にご記入ください。

Q.その他、気づきや感想があれば教えてください。

<4歳児クラス|ウェアラブルカメラを装着した保育士と、子どもたち>
<ウェアラブルカメラの撮影した動画を見ながら、保育士を対象にフィードバック会議を実施する様子>
<ウェアラブルカメラの撮影した動画を見ながら、保育士を対象にフィードバック会議を実施する様子>
<ウェアラブルカメラの撮影した動画を見ながら、保育士を対象にフィードバック会議を実施する様子>
<ウェアラブルカメラの撮影した動画を見ながら、保育士を対象にフィードバック会議を実施する様子>

◾️『まなざしプロジェクト』に寄せるコメント

<總持寺保育園 園長 家永 氏>

 どんな組織であれ、人材育成は大きなテーマだと思います。後輩にどう伝えたらよいのかという指導の悩みは多くの先生たちが抱える問題です。それに対する一つの解が、「まなざしプロジェクト」だと感じました。ベテランの先生がどんなところに意識を配りどのように声がけをしているのか、目線をカメラが追うことで、映像と音声で目の当たりにできることは素晴らしいと感じました。

 他者の保育を追体験することで、自らの保育を振り返るきっかけにもなり、(映像酔い防止などの技術的な課題は見受けられましたが、)より効率的な人材育成が実現するのではないかと、今後の展開にも期待しているところです。ありがとうございました。

<總持寺保育園 主任 芝田 恵理 氏>

 「まなざしプロジェクト」のお話をいただき、保育士目線での保育動画は今までの研修でもないこと。保育士は実際何を見ているのか。ということから、率直に面白い!と感じました。実際の動画を見ると、想像以上に保育士が気を付けていることや、子どもたちが保育士に向ける笑顔を知ることができました。ただ動画を見て楽しむだけでなく、保育士同士の意見交換の場にしたり、今おこなっている保育に自信を持てたりなど、今後の保育につなげることができました。

 園児330人という大規模園ですが、この動画研修を取り入れることで、保育の偏りなく同じ思いで保育ができるという、保育の質の向上にも役立つのではないかと思っています。今回は、貴重な機会をいただきありがとうございました。

<事業責任者|末廣 剛(子ねくとラボ所長/Advanced Marketer(公益社団法人日本マーケティング協会公認)/心理カウンセラー)>

 今回は、これまで当プロジェクトを実施してきた施設の中で最大規模の施設ということで、先生方一人ひとりの魅力や保育スキルもバラエティに富んでいました。普段見慣れている互いの保育の様子をあらためて目線動画として共有することで、各先生方の魅力がより際立ったように思います。ひとり一人の知識やスキルが組織に還元されたときに、相乗効果としてとてつもない保育パフォーマンスが発揮されるのが大規模園の強みだと思います。總持寺保育園のこれからがますます楽しみになる回となりました。また、当プロジェクトがより効果的なものになるよう、大変貴重なご意見・改善点もいただきました。總持寺保育園のみなさま、ありがとうございました。

■『まなざしプロジェクト』概要

日程撮影実施日:2024年7月3日(水)、4日(木)
フィードバック会議日:2024年9月3日(火)、4日(水)、10日(火)、11日(水)
実施園社会福祉法人 諸岳会 總持寺保育園(神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-3-29)
https://www.shogakukai.jp/sojijihoikuen/
対象保育士保育士2名(内訳:1歳児担任保育士、4歳児担任保育士)
内容・ウェアラブルカメラを装着したまま保育を実施。
・撮影した動画を保育園で上映し、対象保育士の言動や他の保育士との連携などを視聴しながら、より良い保育を目指すための気づきにつなげる。
主催・運営子ねくとラボ

■『まなざしプロジェクト』とは

 加速する少子化を食い止めるため、政府は「こども未来戦略方針」を打ち立て、「異次元の少子化対策」を積極的に推進しています。その中で、保育施設の質向上を目指した配置基準改善の動きも具体的に示されました。

 すなわち「量」の拡大から「質」の向上にシフトしているわけですが、もちろん人員増加によって保育の質や安全性が向上することが期待できます。ただ、それを同時に職員の多様性やスキルのバラつきも増し、組織マネージメントが複雑化することも予想できます。

 そこで、「個」のスキルや知識を組織に還元して組織レベルでの質向上を実現させるため、職員間のフィードバックや情報共有を効果的に助ける、”保育士の目線”を動画化し、「保育の質向上」「保育士採用ツールへの応用」「ドキュメンテーションへの活用」などにつなげる取り組み「まなざしプロジェクト」をスタートさせました。

<『まなざしプロジェクト』フロー>

  1. 保育士にウェアラブルカメラを装着
  2. 撮影した動画を編集
  3. 編集した動画データを観ながら保育士同士での学び合い(職員間レビュー、園内研修、ドキュメンテーションへの活用)を実施。採用活動、人材育成ツールとしての応用も予定。

■『まなざしプロジェクト』協力保育施設募集!

 子ねくとラボでは、『まなざしプロジェクト』にご協力いただける認可保育園・幼稚園・こども園を数園限定で現在募集しています(※応募状況により、急遽終了する場合もございます。ご了承ください)。「職員の目線を動画化してみたい!」、「園内研修に活用できるか試してみたい!」といった保育施設様に、撮影・動画編集・園内研修のご支援をいたします。お気軽にお問い合わせください。

▼お問い合わせ

 子ねくとラボ事業部:seminar-info@g-asuka.jp

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