【セミナーレポート】保育士がやめない園づくり
保育関係の管理職・管理職候補向けマネジメント研修
「保育士がやめない園づくり」セミナー
「職員に主体性を持って働いてもらうにはどうしたら良いの?」
「保育士のやる気を引き出し、魅力ある園の仕組みづくりをしたい!」
知っておきたい「スタッフが活きる職場と落ち込む職場」
【日 時】2018年11月10日(土)10:00~17:00
【会 場】株式会社明日香 東京営業所 (TRC本社ビルB1F)
◆第一部◆ 職員の主体性を育むコミュニケーション
講師:中里 弘樹氏(セルフケアラーニング)
◆第二部◆ 保育士が辞めない園づくり
講師:張田 麻衣音 氏(Wellbeing)
~実施レポート~
「どうしてまた辞めちゃうんだろう…」
「もっと自分で考えて主体的に動いて欲しいのに…」
保育士を生かし、もっと活力ある保育園を作るにはどうしたら良いのでしょうか。
今回のセミナーでは施設長・主任・リーダーを対象に、保育士のマネジメントについて、丸一日かけて学びました。
●第一部●
セルフケアラーニング代表の中里弘樹氏をお招きし、「どうすれば職員が主体的に動くのか」というテーマに挑みました。
まず、管理職である自分の感情をどう言葉にし、相手を動かすのか、言葉をどう使うのか、について理解を深めました。また、相手の話を聴く姿勢はどのようにすれば良いのか、自分も相手も尊重しながらコミュニケーションを取るとはどういうことなのかについても一つ一つ棚卸しをしていきました。
中里先生の穏やかな語り口は、まさにそのコミュニケーションを体現しており、自然と心動かされた受講者はどんどん主体的に講義へ取り組む様子が見られました。
お互いを尊重し合いながらコミュニケーションを進めるということを肌で感じた受講者からは次のような声が聞かれました。
「自分の普段の行動や態度を見直すことができました。」(院内保育所施設長)
「聞く姿勢を見直そうと思います。」(私立保育園 管理職)
「具体的なお話が聞けて実践できると思った。」(公設民営保育所 施設長)
●第二部●
Wellbeng張田 麻衣音氏をお招きし、評価手順や目標設定について理解を深めました。「評価」という言葉自体に難しさや抵抗を感じてしまう方も少なくはありませんでしたが、正しい「評価」は職員のモチベーションをあげ、コミュニケーションを円滑に行うための方法であることを学び、「自分の園にも評価制度を導入したい!」というお声も聞かれました。
評価制度を効果的に実施するために必要なワークやロールプレイングを中心とした講義であったため、終始活発な意見が交わされ、参加者同士の交流も深まっていきました。
受講前に漠然とあった「評価」というものへの抵抗が徐々に取れ、どんどん前向きに取り入れたいという気持ちに変化している様子が見られました。
受講後、参加者からは次のような感想が寄せられています。
「ロールプレイングは気をつけていきたいところが見つかりました」(私立保育園管理職)
「ロールプレイで実際に経験できたことは大きかったです」(公設民営施設 施設長)
「評価の導入からのプロセスがイメージできました。」(認定こども園 施設長)
~事務局より~
今回は「保育士がやめない園づくり」をテーマとして、第一部はコミュニケーション、第二部は評価についてそれぞれの専門家に解説していただきました。ご参加いただきました皆様、長時間にわたりお疲れ様でした。
マネジメント側の立場にいらっしゃる受講者の皆様が、研修の場で他園と交流を持つことにより、情報共有の場にもなったことが研修プラスαとして大きな収穫となったようにも感じました。
今後も現場に役立つテーマで研修を実施してまいります。ご期待ください。
【お問合せ】
㈱明日香 人財開発推進室(TEL 03-6912-0015)までお気軽にお問合せください。
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