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【横浜12/8】幼児教育・環境構成研修(実施レポート)
幼児教育・環境構成研修
「指針改定をもっと分かりやすく勉強したい!」
「環境構成の引き出しを増やしたい!」
【日 時】2017年12月8日(金)13:30~17:00
【会 場】横浜総合事務所セミナールーム (横浜市中区山下町209 帝蚕関内ビル10F)
◆第一部◆ マンガで分かりやすく♪ 新保育所保育指針のカンドコロ
講師:浅井 拓久也氏(埼玉東萌短期大学)
◆第二部◆ 「そこにあるもの」から保育環境をつくる―アフォーダンス理論から実践へ
講師:山本 一成 氏(大阪樟蔭女子大学)
~実施レポート~
平成30年度より改定される保育指針についてもっと理解を深めたい、難しすぎる指針の内容をもっと噛み砕いて知りたい、保育の環境構成について新しい概念“アフォーダンス理論”を取り入れる方法を知りたい、そのような前向きな方が集まっておられました。年齢が20代の新人保育士の方から50代の園長クラスの方まで幅広くご参加されたこともあり、経験や感性の違いが、刺激ある学びとして広がりました。
●第一部●
埼玉東萌短大の浅井拓久也氏にご登壇いただきました。講義では、指針の具体的な変更ポイントはもちろん、「なぜ改定されたのか」の背景までしっかりお話しいただけるので、受講者の頷きも次第に深まっていきます。最後は参加者から「もう少し早く、先生の話を聞く機会があったら、もっと良い仕事ができたはず!」というお声まで飛び出しました。講義終了後、2018年1月に刊行予定の浅井先生の著書、『マンガでわかる! 保育所保育指針 2017年告示対応版』への注文も早速頂戴しました。
その他、参加者からは以下のような感想が届きました。
〜これまでの保育指針の理解の浅さが明確になった。必ず押さえておくポイントが何か理解できたので、職員たちにもしっかり指導できます。(認可保育園 園長)
〜他で開催された指針改定の研修にも参加しましたが、浅井先生のお話のほうが断然分かりやすく、曇りガラスが透き通った感じがしました!(認可保育園勤務)
〜保育指針の改定について、園に持ち帰っても伝えやすい話や資料でとても助かりました~(小規模保育所勤務)
●第二部●
大阪樟蔭女子大学の山本一成氏をお招きし、保育の環境に「アフォーダンス理論」を用いて、「今ここにあるもの」で子ども達とどんな経験世界を追求できるのか、たくさんの写真を用いてご講義いただきました。
アフォーダンス理論を保育の現場に取り入れる山本氏の研究は現場保育士にとっても、すぐに実践できることばかりです。
グループワークでは、子どもへのアプローチをどのようにするか、現場での経験に基づいた意見が様々に出ていました。「環境構成って何か特別なことをすることではなく、今ここにある遊びを通じてもできるんだ!」という新たな発見のお声もありました。
その他、参加者からは以下のような感想が届きました。
〜アフォーダンス理論って面白い! 保育のねらいを明確にし、今まで以上に遊びを発展させていきたい。(認可保育所勤務)
〜ちょっとした見方の違いで遊びの幅が広がることに気づきました。アフォーダンスの見つけ方がわかり、保育が楽しくなりそうです。(認可保育所勤務)
〜ワークを通じてほかの先生方の保育の様子が見えて、深い学びになりました。(院内保育所勤務)
~事務局より~
今回は「保育指針」「アフォーダンス理論」と、一見難しく感じてしまうテーマでしたが、それぞれ専門家に解説していただき、皆様の理解が進んだようです。
今回のお話も「保育の現場に明日からどう活かすか」の実践の場を想定した話が中心でした。また、保育のプロとして、知識を深められたことと思います。すべての参加者様が、早速それぞれの現場でより良い保育を展開されることを祈っております。
【お問合せ】
㈱明日香 人財開発推進室(TEL 045-316-5515)までお気軽にお問合せください。
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