
ベビーシッター利用の料金相場はどれくらい?派遣やマッチング、個人事業で費用は変わる?
「ベビーシッターってなんか敷居が高い」「ベビーシッターって高そう」と思ってはいませんか?
確かに一昔前まで、ご自宅にベビーシッターが来るというのは日本では敷居が高いことだったかもしれません。
しかし、近年、共働き家庭の増加やワンオペ育児などの問題から、保育園などだけでは育児支援できない問題が多く発生し、ベビーシッターサービスの利用が急激に増えています。
もちろん、かつては高すぎて利用できないというサービスではありましたが、ベビーシッターサービスを民間で行う企業も増え、また国や自治体などのベビーシッター補助金制度も気軽に使えるようになり、現在は手頃な料金で対応できるようになっています。
今回はベビーシッターを利用する前にやっぱり気になる、ベビーシッターの料金相場や料金体系などについて詳しくまとめてみました。
ベビーシッターの料金相場
ベビーシッター の料金は一般的に高いというイメージがありますが、実は料金は1時間1,000円程度で利用できるものがあったり、一方で5,000円以上かかる場合など、サービス提供元によって料金相場には幅があります。
ベビーシッターサービスの提供元は大きく分けて次の3種類です。
1、派遣型ベビーシッターサービス
2、マッチング型ベビーシッターサービス
3、個人事業のベビーシッターサービス
会社によっても違いますが、ベビーシッターを誰に、どのように頼むかで大きく料金相場は変わってきます。
派遣型ベビーシッターサービスとは、ベビーシッター を雇用する会社が依頼を受けたご家庭に対し、自社で雇用するベビーシッター を派遣するサービスです。
プロフェッショナルな教育を受けたベビーシッターがご要望の時間に伺うことができます。
ベビーシッター を指名することもできますが、万が一希望のベビーシッターがうかがえなくなった場合も別のシッターで対応することができるなど、ご希望の時間にしっかり対応することができるため、どうしても外せない予定があるときなど安心して依頼ができます。
マッチング型ベビーシッターサービスとは、マッチングサービスを提供する会社に登録したベビーシッター を依頼主である利用者が選んでお願いするサービスです。
雰囲気や提供する保育の特徴をベビーシッターがアピールしていますので、我が子に合いそうなベビーシッター を選ぶことができます。
個人事業のベビーシッター サービスとは、ベビーシッターとして開業している個人に依頼するものです。
保育士資格保有者や幼稚園教諭免状を取得している方などが多く、個人でお仕事を請け負われているので、フレキシブルな対応が魅力です。
派遣型ベビーシッターサービスの料金相場
派遣型ベビーシッターサービスは事前会員登録制のところが多く、入会金、年会費などが発生しますが、会員登録をすればビジター料金よりも基本料金が低くなっています。
基本料金は概ね1時間2,000円から3,000円程度です。
また、この他に交通費やオプション料金、指名料などがかかることがあります。
交通費は一律の場合と、実費の場合があり、オプションや指名料などは会社によっても異なります。
派遣型ベビーシッター サービスの会社は、企業の福利厚生サービスなどと連携していたり、自治体の補助を受けられることが多いので、その分割安になることもあります。
マッチング型ベビーシッターサービスの料金相場
マッチング型ベビーシッター サービスの料金は、シッター自身が設定していることも多いため料金はシッターによって実に様々です。
交通費込みで1時間1,000円からの学生シッターもいれば、経験豊富で、資格保有者であれば3,000円くらいまで幅広いです。
これに加え、マッチングサービスを提供する会社に10%から20%を手数料を支払います。
ベビーシッターと利用者をつなぐマッチングサイトなどは事前登録制のものもあり、年会費や入会金などが発生する場合もあります。
個人事業のベビーシッターの料金相場
個人事業のベビーシッターの場合、料金も他の派遣型ベビーシッター サービスやマッチング型ベビーシッター サービスに比べて、手数料などがかからない分、比較的安価と思うかもしれません。
しかし、個人で開業しベビーシッター をする人はシッティングのプロとして確かなスキルに自信のある人も多いです。
そのため、料金相場も高くなる傾向があります。
一方で、なかなか利用者の獲得ができない個人のベビーシッター は、マッチングサービスを利用したり、マッチングサービスよりも、利用金額を下げることで、依頼を増加させていることもあります。
個人でベビーシッターをする場合は、サービス価格については、一概に相場と言っても1,000円前後から7,500円くらいまと3つの中で一番幅広いのが特徴です。
定期利用と単発利用はどっちが料金的にお得?
定期利用とは、決まった曜日や時間に、定期的にシッティングに来てもらう利用形態のことで、単発利用とは必要な時にだけ来てもらう利用形態のことです。
会社やサービスにもよりますが、派遣型ベビーシッター サービスの会社は定期利用と単発料金はほぼ同じことが多いです。
派遣型ベビーシッター サービスの会社は年会費や入会金がかかる会員になることで料金的にお得になる会社が一般的です。
一方、マッチング型ベビーシッター サービスの会社は、単発利用に比べ、定期利用の方がお得になりやすい料金設定をしている場合が多いです。
マッチング型ベビーシッター サービスの場合は、基本の料金にマッチングサービスへのサービス手数料が付加されることが多いのですが、その手数料が下がることが多いです。
個人でベビーシッター サービスを提供されている場合は、場合によりますが、概ね定期利用の方が割引になっていることが多いです。
保育園や幼稚園の送迎だけの場合はどれくらい費用がかかる?
ベビーシッター を依頼する人の中で、もっとも多い日常的な依頼は幼稚園や保育園の送迎です。
派遣型のベビーシッター を依頼する場合は、最低依頼時間が3時間と設定されているところがほとんどですので、1時間2,000円のベビーシッターサービスを利用した場合には、おおよそ6,000円以上とプラスで交通費がかかってきます。
3時間の保育を依頼することができるので、18時に保育園にお迎えに行った場合は、帰宅後の保育から夕飯の介助、入浴介助なども依頼可能です。
保護者が21時に帰宅した時には、すでに子どもは寝るだけの状態に準備はできていますので、夜帰りが遅くなった場合にも安心です。
マッチング型のベビーシッター や個人でベビーシッター をしている人に依頼した場合は、1時間や2時間など短時間からの依頼ができることもありますので、「お迎えだけ」ということも可能です。
ベビーシッターによっても料金が異なりますが、2時間程度依頼し、お迎えと保護者がご飯の用意をする間の保育を加えて依頼するパターンも多いようです。
その場合の費用は4,000円に交通費や手数料を加えて5,000円前後と考えて良いでしょう。
詳しくは「保育園や習い事のお迎えにいけない時に便利な子どもの送迎代行サービスとは?」の記事にも詳細料金を記載していますので参考にしてください。
深夜料金などオプション料金はある?
ベビーシッター を依頼する際には、基本料金とオプション料金があります。
基本料金というのはほとんどの場合午前9時から午後5時に設定されており、それ以外には深夜早朝料金が付加されます。
そのほか、主なオプション料金はおおよそ下記の表ようになっています。
表1:主なオプション料金
オプション名 |
金額 |
深夜早朝料金 |
500円〜1,500円円/1時間 |
沐浴・入浴料金 |
800円〜 |
病児対応 |
1,000円〜/1時間 |
宿泊対応 |
30,000円〜/1日 |
家事代行 |
3000円〜/1時間 |
延長料金 |
500円〜/30分 |
旅行同行 |
30,000円〜/1日+旅費実費 |
*代表的なベビーシッターサービス社より抜粋
ベビーシッター利用で活用できる助成金・補助金
ここまで見てきたように、ベビーシッターの利用については、ファミリーサポートや保育園などの一時預かりに比べ少し高い気がする方もいらっしゃるかと思います。
ですが実は、昨今の待機児童問題や産後の支援などを考慮し、行政から様々なベビーシッター利用のための支援、補助金制度が増えています。
厚生労働省の助成事業である全国保育サービス協会実施のベビーシッター育児支援券をはじめ、企業の福利厚生の一環としての補助、地方自治体の支援もあり、実はかなりお得に制度を利用することができます。
詳しくは明日香のベビーシッター「「ベビーシッター育児支援・補助金・各種支援制度」のページでご紹介していますので、ご自身に当てはまるものがあるか確認してみてください。
また、補助金制度については、下記の記事にて詳しくご案内していますので、合わせてご覧ください。
>>「ベビーシッター利用料負担が安くなる!ベビーシッター補助金とは?」
安心感を選ぶなら派遣型ベビーシッターサービスがおすすめ!
「ベビーシッター を依頼したい」と思っても、サービスがたくさんあってよくわからないという方や料金が高いのでは?と思って利用できないという方も多くいらっしゃるかと思います。
料金が高すぎても経済的負担になりすぎることもありますし、逆に料金が低すぎても安全面等の不安があるものです。
そんな時におすすめなのが派遣型ベビーシッター サービスです。
派遣型ベビーシッター サービスで働くベビーシッターは、登録したベビーシッターサービス提供会社から雇用されており、プロとしてのベビーシッター教育を受けています。
お子様の保育はもちろん、安全面の配慮や、万が一の時のドクターとの連携、フォロー体制などが整っており、安心することができます。
料金についても、ほとんどの会社がホームページなどに明瞭な料金表が提示されており、事前にしっかりと確認することができますし、自治体やお勤めの会社との連携などで、負担も抑えることが可能です。
明日香はベビーシッター事業を始めて25年と、この業界でも老舗の企業ですが、これまで大きな事故なく、お子様のお預かりをしてきました。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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