～2017年５月１３日（土）：普通救命講習会を実施いたしました～

５月１３日（土）にTRC本社ビル地下のホールにて、「普通救命講習」を実施いたしました。

小雨のふる中、約４０名程が参加し、１０時～１３時まで小石川消防署の方による、熱心なご指導にしっかりと耳を傾けていました。

私どもは、乳幼児～小さなお子様のお世話をするお仕事ですので、今回は小児向けのお話を中心に、お伺いすることができました。

最大のポイントは、成人と小児の２つの人形を使って、実際に「心肺蘇生（胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせたもの）」と「AED（自動体外式除細動器）」の方法を実践しながら学ぶことができたので、とても充実した時間となりました。

受講者の方の表情も真剣で、頭の中にはいつ、自分がその場に遭遇するかもしれない！という緊張感が

あるため、あっという間に時間が過ぎ、最後には受講者からもたくさんの質問も出ていて、終始、会場全体も良い雰囲気だったと感じました。

元救命救急士の方の説明を聞いた後に、実際に成人用の人形を使い、心肺蘇生を行ったのですが、この「胸骨圧迫を（目標）３０回行ったあと、人工呼吸２回の組み合わせ」がけっこう大変で、思ったよりも圧迫をする時に力が必要でした！

圧迫する時は全身の力を込めて、体制を前かがみにして行い、圧迫する場所がぶれない様に注意しながら、また、ある程度テンポの整った速さで圧迫する必要があり、見るのと行うのとでは大違いでした。

 また、ＡＥＤもこのような機会がなければ、触ることがないのでとても勉強になりました！

今現在は、数種類のＡＥＤが駅や商業施設等、大勢の人が集まる場所に設置されているので、目にすることはあっても、実際にはどのように使用すればいいのか、この講習会でもほとんどの方が未経験だったように感じました。

そんな不安を打ち消すかのように、指導員の方がていねいに注意するべき点をしっかりと、テキストを見ながら解説をして下さったので、少し安心しました。

不安をなくす為には、まずはこのような研修会に参加し、しっかりと正しい知識とやり方を身につけていきたいと思いました。

今後も継続して講習会を行っていきます。皆様のご参加をお待ちしております。