保育士の派遣の時給相場はどれくらいですか?正職員に比べて給料は高い?低い?
2020/11/03
40代の元保育士です。
子育てがひと段落ついたこともあり、保育士への復職を考えています。
働き方で言えば派遣保育士が理想なのですが、派遣ってパートの延長で時給が安いイメージがあるので給料面を考えて、保育士の正職員(正社員)に復職するか、派遣保育士として復職するかで迷っています。
実際、保育士の派遣の給料(時給)って保育士の正職員と比べてどうなんですか?
派遣か正職員か、「派遣の方が働き方は理想だけど、給料額が安いのはちょっと…」という葛藤がありますよね。今回は、保育士の派遣の時給相場など給料に関して、正職員の場合と比較しながら、詳しく解説していきますね。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ30年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
保育士の派遣と正職員の時給相場はどう違う?
平均的な給料相場で言えば、正職員の保育士と派遣の保育士の給料相場はほとんど変わりません。次のように保育士の正職員の平均時給と、派遣の平均時給を比べてみると、違いがほとんどないことが分かりやすいですね。
保育士(正職員)
保育士(派遣)
自分で求人を探して応募
約1,556円 ※1
1,200〜1,800円程度
保育士の正職員の平均時給は、毎年厚生労働省が行っている「賃金構造基本統計調査」の平均月収や平均賞与のデータから求めていきます。 まず、保育士の正職員の平均月収は約261,500円(平均年齢38.2歳)です。ボーナス(賞与)などを含む平均年収は約3,826,800円となります。
1日8時間、月に21日勤務とすれば時給1,556円程度になります。
一方で、保育士の派遣の場合にはそういった統計情報はないので、業界的に一般的な平均時給を出しています。保育士の派遣の平均時給相場は求人によってばらつきがありますが、約1,200〜1,800円程度で、時給1,200円、1日8時間、月に21日勤務とすれば平均月収は20万1,600円〜30万2,400円となります。
時給相場で考えると、保育士の正職員と派遣はそれほど大きな違いがないということが言えます。
ちなみに、派遣という働き方全体(全業種)の平均時給相場は1,200〜1,300円程度と言われており、それに比べると保育士の派遣の時給相場は高めと言えます。
※1:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」より
給料(時給)額だけで見ると保育士の正職員も派遣もそれほど変わらないんですね。
平均月収や年収の相場のみで比べた場合、正職員と同等、もしくはそれ以上になる場合もあります
なるほど。でも保育士の派遣の給料と、正職員の給料が時給相場という数字上ではあまり変わらないという事が知れて良かったです。
でも、一般的に派遣の給料相場は正職員に比べると安いイメージがあるのですが、なぜ、保育士の場合にはそれほど高時給なのでしょうか?
保育士の派遣が高時給の理由とは?
保育士の派遣の時給が高い理由は、次の3つの理由があるからです。
- 理由1:社会保険費用やその他コストが不要
- 理由2:保育士の正職員不足
- 理由3:ボーナス(賞与)などが時給に含まれている場合がある
理由1:社会保険費用やその他コストが不要
派遣保育士が高時給な理由の1つが、正職員に比べて社会保険費用やその他コストが不要ということです。
保育園が保育士を正職員として1人雇おうと思った時には、給料以外にも実は次のような実に様々なコストが保育園側にかかってきてしまうんです。
正職員として雇う場合、それらのコストを賄うために、給料以外に給料の15〜20%程度がプラスでかかってくるというイメージです。
- ・社会保険費用(厚生年金、健康保険、雇用保険など)
- ・求人広告費(求人を出すための費用)
- ・人事、経理に関わる人件費 ・保育士の教育に関わる費用
- ・その他必要物品購入費用
また、給料と社会保険など以外にも、人材確保までに使った求人広告費用や、研修費用など、その他色々な経費が正職員の場合、給料以外にかかってきます。
一般的に「会社が人を1人採用するのにトータルで1,000万円ぐらいかかる」と言われているのは嘘ではなかったんですね!
そうなんです。人を正職員として雇うためには意外とお金がかかるんです。
一方で、派遣の場合にはそういった費用の一切が不要になるので、保育園側としては非常に安いコストで保育士を獲得することができるというメリットがあります。
だからこそ、不要になったコストが給料に上乗せされているため派遣は高時給なのです!
なるほど!そういう理由で派遣の時給が高いという訳ですね!
理由2:保育士の正職員不足
昨今の待機児童の増加に伴い、保育園の数が増加しています。
政府主導の保育士の待遇改善により次の図のように保育士の平均年収と、保育士数も増加していますが、未だ保育士の正職員不足が続いているのが現状です。
そのため、緊急に人員を補填することができる派遣保育士の存在は非常に重宝されているのです。
また、今は求人を出しても必ずしも保育士が正職員として採用できるとは限りませんから、集まらなければ、派遣保育士によって人員を補填していかなければ保育園の運営がままならなくなってしまいます。そういった、保育士不足からくる「緊急性の高さ」も、高時給の要因の一つと言えるでしょう。
だからこそ保育士の派遣は高時給になるという訳なのです。
※2:保育士数:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」
※3:保育士の年収:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」
理由3:ボーナス(賞与)などが時給に含まれている場合がある
保育士の派遣の場合、ボーナス(賞与)が支給されるかどうかは、派遣会社や保育園の規定によりますが、ボーナス(賞与)などが時給に含まれているのが一般的です。
ボーナス(賞与)が時給に含まれるので、高時給になっているという訳です。
ちなみに、明日香はボーナス(賞与)が時給に含まれています。
保育士の派遣を選ぶ人の傾向
丁寧にありがとうございます。よく分かりました。そこまで時給相場が変わらないのであれば、働き方的には派遣が理想的だし、派遣がいいのかしら…。
そうですねぇ〜。ただ、派遣か、正職員かを時給相場だけで選んでしまうのは、あまりおすすめしません。派遣には派遣のメリットとデメリット、正職員には正職員のメリットとデメリットがあるので、ご自身が今回の復職に「何を重視するか?」を基準に選んで行った方が良いと思います。
実際、どんな方が保育士の派遣という働き方を選ぶケースが多いんですか?
保育士の派遣は保育士としての「キャリア」や「給料額」というよりは、「働く時間」や「働き方」を一番重要視している方々や、復職前のリハビリとして一時的に保育現場で働きたいという方々から選ばれる傾向があります。
それはなぜですか?
理由はたくさんありますが、1つとして「残業や持ち帰り業務がなく基本的に定時で帰宅できること」があげられます。
保育士の派遣の場合は、正職員と違って次のように雇用体系が異なります。
表1:派遣保育士・正社員保育士の違い
正職員の保育士
派遣の保育士
雇用主
保育園運営法人
保育士人材派遣会社
給与の支払い主
保育園運営法人
保育士人材派遣会社
給料体系
月収制or年俸制
時給制(月給制の場合あり)
平均月収相場
約261,500円(※4)
約201,600円〜302,400円(時給約1,200〜1,800円相当)
平均年収相場
約3,826,800円(※4)
約2,419,200円〜約3,628,800円
昇給
有り(※5)
派遣会社の規定による
ボーナス
有り(※5)
派遣会社の規定による
退職金
有り(※5)
派遣会社の規定による
残業手当
有り(※5)
派遣会社の規定による
仕事内容
保育士としての仕事全般
保育補助などの仕事がメイン(※契約内容による)
雇用期間
定め無し(定年制を導入の場合あり)
派遣会社の規定による(※ただし、同じ職場での勤務は基本最長3年)
※4:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」より
※5:各保育園による
保育園側が人材派遣会社にお金を払って保育士を派遣してもらっているので、勤務時間については正職員に比べてシビアです。
そのため、派遣の方が、残業が少なく、もし仮に残業したとすればきちんとその分の残業代が確実に支払われる仕組みになっています。
なるほど!派遣会社が間に入っているから、残業時間や残業手当の支払いが正職員に比べて確実に行われやすいという事ですね。
そうなんです。
給料の両立など、「勤務時間」を一番重要視する人が選ぶ傾向が多いのです。
正職員に比べてより確実に決まった時間に帰ることができますからね。
また、派遣の場合には、正職員と違って「週2日の午前中だけ」のような柔軟な働き方ができたり、保育園でのトラブルや悩みを派遣会社の担当者に相談できたり、働き方の柔軟性や、相談先があるというメリットがあります。
その分、キャリアによって昇給したり、ボーナス(賞与)の支給も必ずあるわけではないので、「安定性」や「将来性」「キャリア」などを重視する人は正職員の方がメリットが多いと言えます。
そうなのですね。それであれば、私は子育てがひと段落したと言っても子どもの夕飯などは作らないといけませんし、どちらかと言えば「キャリア」や「給料額」というよりは、しっかり定時に帰れて、かつしっかり働いた分がお給料としていただける派遣の方が向いているかもしれません。
時給額の高さだけで選ぶところでした。相談して良かったです。
保育士としてのスキルが高ければ高いほど高時給になる可能性がある!
ちなみに、保育士として何か特別な経験や資格を持っていたりしますか?
一応保育士として働いていた際、障がい児保育を行なっていたので、そういった経験ならばあります。
あとは、海外留学経験があるので、英語が話せます。
それは保育士の派遣に応募する際にかなり有利になります。
例えば他にも主任保育士だったり、病棟保育、病児保育、乳児保育、クラス担任経験のある保育士は、派遣であっても非常に重宝されますし、保育園側にも重宝されます。
また、普通よりも高時給が見込める可能性があります。
そうなのですね!そういったスキルを活かした派遣求人に応募したい場合はどうすればいいのでしょうか?
そういった場合には、私たちのような保育士専門の派遣会社を通じて非公開求人を含む最適な求人を探すのがおすすめですよ!
明日香であれば、登録後にヒアリングを行い、その方のスキルなどを考慮して最適な派遣求人を紹介させていただいております。ぜひ、お気軽にご相談くださいね!
カテゴリ
保育士Q&A
ずっと保育士は、保育のお仕事を始めたい、転職・復職したい方にライフステージにあった保育のお仕事をご紹介したい。そして保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援し続けたい、という想いでサービスを運営しています。
60秒で完了!無料会員登録をする
40代の元保育士です。
子育てがひと段落ついたこともあり、保育士への復職を考えています。
働き方で言えば派遣保育士が理想なのですが、派遣ってパートの延長で時給が安いイメージがあるので給料面を考えて、保育士の正職員(正社員)に復職するか、派遣保育士として復職するかで迷っています。
実際、保育士の派遣の給料(時給)って保育士の正職員と比べてどうなんですか?
派遣か正職員か、「派遣の方が働き方は理想だけど、給料額が安いのはちょっと…」という葛藤がありますよね。今回は、保育士の派遣の時給相場など給料に関して、正職員の場合と比較しながら、詳しく解説していきますね。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ30年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
保育士の派遣と正職員の時給相場はどう違う?
平均的な給料相場で言えば、正職員の保育士と派遣の保育士の給料相場はほとんど変わりません。次のように保育士の正職員の平均時給と、派遣の平均時給を比べてみると、違いがほとんどないことが分かりやすいですね。
保育士(正職員) | 保育士(派遣) | |
---|---|---|
自分で求人を探して応募 | 約1,556円 ※1 | 1,200〜1,800円程度 |
保育士の正職員の平均時給は、毎年厚生労働省が行っている「賃金構造基本統計調査」の平均月収や平均賞与のデータから求めていきます。 まず、保育士の正職員の平均月収は約261,500円(平均年齢38.2歳)です。ボーナス(賞与)などを含む平均年収は約3,826,800円となります。
1日8時間、月に21日勤務とすれば時給1,556円程度になります。
一方で、保育士の派遣の場合にはそういった統計情報はないので、業界的に一般的な平均時給を出しています。保育士の派遣の平均時給相場は求人によってばらつきがありますが、約1,200〜1,800円程度で、時給1,200円、1日8時間、月に21日勤務とすれば平均月収は20万1,600円〜30万2,400円となります。
時給相場で考えると、保育士の正職員と派遣はそれほど大きな違いがないということが言えます。
ちなみに、派遣という働き方全体(全業種)の平均時給相場は1,200〜1,300円程度と言われており、それに比べると保育士の派遣の時給相場は高めと言えます。
※1:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」より
給料(時給)額だけで見ると保育士の正職員も派遣もそれほど変わらないんですね。
平均月収や年収の相場のみで比べた場合、正職員と同等、もしくはそれ以上になる場合もあります
なるほど。でも保育士の派遣の給料と、正職員の給料が時給相場という数字上ではあまり変わらないという事が知れて良かったです。
でも、一般的に派遣の給料相場は正職員に比べると安いイメージがあるのですが、なぜ、保育士の場合にはそれほど高時給なのでしょうか?
保育士の派遣が高時給の理由とは?
保育士の派遣の時給が高い理由は、次の3つの理由があるからです。
- 理由1:社会保険費用やその他コストが不要
- 理由2:保育士の正職員不足
- 理由3:ボーナス(賞与)などが時給に含まれている場合がある
理由1:社会保険費用やその他コストが不要
派遣保育士が高時給な理由の1つが、正職員に比べて社会保険費用やその他コストが不要ということです。
保育園が保育士を正職員として1人雇おうと思った時には、給料以外にも実は次のような実に様々なコストが保育園側にかかってきてしまうんです。
正職員として雇う場合、それらのコストを賄うために、給料以外に給料の15〜20%程度がプラスでかかってくるというイメージです。
- ・社会保険費用(厚生年金、健康保険、雇用保険など)
- ・求人広告費(求人を出すための費用)
- ・人事、経理に関わる人件費 ・保育士の教育に関わる費用
- ・その他必要物品購入費用
また、給料と社会保険など以外にも、人材確保までに使った求人広告費用や、研修費用など、その他色々な経費が正職員の場合、給料以外にかかってきます。
一般的に「会社が人を1人採用するのにトータルで1,000万円ぐらいかかる」と言われているのは嘘ではなかったんですね!
そうなんです。人を正職員として雇うためには意外とお金がかかるんです。
一方で、派遣の場合にはそういった費用の一切が不要になるので、保育園側としては非常に安いコストで保育士を獲得することができるというメリットがあります。
だからこそ、不要になったコストが給料に上乗せされているため派遣は高時給なのです!
なるほど!そういう理由で派遣の時給が高いという訳ですね!
理由2:保育士の正職員不足
昨今の待機児童の増加に伴い、保育園の数が増加しています。
政府主導の保育士の待遇改善により次の図のように保育士の平均年収と、保育士数も増加していますが、未だ保育士の正職員不足が続いているのが現状です。
そのため、緊急に人員を補填することができる派遣保育士の存在は非常に重宝されているのです。
また、今は求人を出しても必ずしも保育士が正職員として採用できるとは限りませんから、集まらなければ、派遣保育士によって人員を補填していかなければ保育園の運営がままならなくなってしまいます。そういった、保育士不足からくる「緊急性の高さ」も、高時給の要因の一つと言えるでしょう。
だからこそ保育士の派遣は高時給になるという訳なのです。
※2:保育士数:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」
※3:保育士の年収:厚生労働省「保育士の現状と主な取組」
理由3:ボーナス(賞与)などが時給に含まれている場合がある
保育士の派遣の場合、ボーナス(賞与)が支給されるかどうかは、派遣会社や保育園の規定によりますが、ボーナス(賞与)などが時給に含まれているのが一般的です。
ボーナス(賞与)が時給に含まれるので、高時給になっているという訳です。
ちなみに、明日香はボーナス(賞与)が時給に含まれています。
保育士の派遣を選ぶ人の傾向
丁寧にありがとうございます。よく分かりました。そこまで時給相場が変わらないのであれば、働き方的には派遣が理想的だし、派遣がいいのかしら…。
そうですねぇ〜。ただ、派遣か、正職員かを時給相場だけで選んでしまうのは、あまりおすすめしません。派遣には派遣のメリットとデメリット、正職員には正職員のメリットとデメリットがあるので、ご自身が今回の復職に「何を重視するか?」を基準に選んで行った方が良いと思います。
実際、どんな方が保育士の派遣という働き方を選ぶケースが多いんですか?
保育士の派遣は保育士としての「キャリア」や「給料額」というよりは、「働く時間」や「働き方」を一番重要視している方々や、復職前のリハビリとして一時的に保育現場で働きたいという方々から選ばれる傾向があります。
それはなぜですか?
理由はたくさんありますが、1つとして「残業や持ち帰り業務がなく基本的に定時で帰宅できること」があげられます。
保育士の派遣の場合は、正職員と違って次のように雇用体系が異なります。
表1:派遣保育士・正社員保育士の違い
正職員の保育士 | 派遣の保育士 | |
---|---|---|
雇用主 | 保育園運営法人 | 保育士人材派遣会社 |
給与の支払い主 | 保育園運営法人 | 保育士人材派遣会社 |
給料体系 | 月収制or年俸制 |
時給制(月給制の場合あり) |
平均月収相場 | 約261,500円(※4) | 約201,600円〜302,400円(時給約1,200〜1,800円相当) |
平均年収相場 | 約3,826,800円(※4) | 約2,419,200円〜約3,628,800円 |
昇給 | 有り(※5) | 派遣会社の規定による |
ボーナス | 有り(※5) | 派遣会社の規定による |
退職金 | 有り(※5) | 派遣会社の規定による |
残業手当 | 有り(※5) | 派遣会社の規定による |
仕事内容 | 保育士としての仕事全般 | 保育補助などの仕事がメイン(※契約内容による) |
雇用期間 |
定め無し(定年制を導入の場合あり) |
派遣会社の規定による(※ただし、同じ職場での勤務は基本最長3年) |
※4:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」より
※5:各保育園による
保育園側が人材派遣会社にお金を払って保育士を派遣してもらっているので、勤務時間については正職員に比べてシビアです。
そのため、派遣の方が、残業が少なく、もし仮に残業したとすればきちんとその分の残業代が確実に支払われる仕組みになっています。
なるほど!派遣会社が間に入っているから、残業時間や残業手当の支払いが正職員に比べて確実に行われやすいという事ですね。
そうなんです。
給料の両立など、「勤務時間」を一番重要視する人が選ぶ傾向が多いのです。
正職員に比べてより確実に決まった時間に帰ることができますからね。
また、派遣の場合には、正職員と違って「週2日の午前中だけ」のような柔軟な働き方ができたり、保育園でのトラブルや悩みを派遣会社の担当者に相談できたり、働き方の柔軟性や、相談先があるというメリットがあります。
その分、キャリアによって昇給したり、ボーナス(賞与)の支給も必ずあるわけではないので、「安定性」や「将来性」「キャリア」などを重視する人は正職員の方がメリットが多いと言えます。
そうなのですね。それであれば、私は子育てがひと段落したと言っても子どもの夕飯などは作らないといけませんし、どちらかと言えば「キャリア」や「給料額」というよりは、しっかり定時に帰れて、かつしっかり働いた分がお給料としていただける派遣の方が向いているかもしれません。
時給額の高さだけで選ぶところでした。相談して良かったです。
保育士としてのスキルが高ければ高いほど高時給になる可能性がある!
ちなみに、保育士として何か特別な経験や資格を持っていたりしますか?
一応保育士として働いていた際、障がい児保育を行なっていたので、そういった経験ならばあります。
あとは、海外留学経験があるので、英語が話せます。
それは保育士の派遣に応募する際にかなり有利になります。
例えば他にも主任保育士だったり、病棟保育、病児保育、乳児保育、クラス担任経験のある保育士は、派遣であっても非常に重宝されますし、保育園側にも重宝されます。
また、普通よりも高時給が見込める可能性があります。
そうなのですね!そういったスキルを活かした派遣求人に応募したい場合はどうすればいいのでしょうか?
そういった場合には、私たちのような保育士専門の派遣会社を通じて非公開求人を含む最適な求人を探すのがおすすめですよ!
明日香であれば、登録後にヒアリングを行い、その方のスキルなどを考慮して最適な派遣求人を紹介させていただいております。ぜひ、お気軽にご相談くださいね!