保育士が求人で求められるもの。～保育士は言葉遣いが大事！～ | 保育士・幼稚園教諭・ベビーシッターの求人専門サービス「ずっと保育士」

子どもが好きで、保育士にあこがれる人は少なくありません。しかし、保育士はただ子どもたちと遊んだり、子どものお世話だけをしていればいいわけではないのです。

保育士の行動や言葉遣いなどは子どもだけでなく、我が子を預けている保護者からもしっかりと見られています。保育士に求められるスキルを考えてみましょう。

保育士の求人に応募した際に、保育園側からチェックされているものは経歴やスキルだけではありません。

保育園に採用された後は、保育士は保育園の顔となって、子どもや保護者と接することになります。そのため、保育士には、主に下記のような言葉遣いやマナーが求められます。

場をわきまえた話し方

保護者との懇談会や園内行事などでは、ただその場を楽しく盛り上げればよいわけではありません。このような場で保護者は、保育士のことを「大切な我が子を預けても大丈夫か」「安心して任せられる人物であるか」という視点でしっかりと見極めています。その一つとして、場をわきまえた言葉遣いや話し方がきちんとできるか、ということは非常に重要です。

また、保育士の出身地によって東京なら標準語、大阪なら大阪弁などといった出身地の方言を喋ることが多いと思いますが、保育園のあるその地域の方言を大事にしている園も多くあるため、自分は東京出身だから、自分は大阪出身だからという概念を一旦置いて、保育園の方針に合わせると、保育園や保護者とのトラブル防止にもなると考えられます。

普段、保育園のある地域では話されない方言を話している場合は注意しましょう。

同僚に対しても丁寧な話し方

保護者に対してだけでなく、同僚や園内の関係者に対しての話し方や、言葉遣いもきちんとできるようにしておく必要があります。これは保育士に限ったことではなく、一人前の社会人なのですから、相手に不快感を与えないようその場に合った敬語、丁寧語は使えるようにしておきましょう。

保育士の言葉遣いや行動を最も近くで見ているのは子どもたちでしょう。子ども相手だから、言葉遣いは気にしなくてよい、というのは大きな間違いです。

例えば下記のようなことをしていませんか？

特定の子だけ特別な呼び方をしない

保育士はすべての子どもに対して、平等に、公平な立場で保育をすべきです。自身の好き嫌いによって、特定の子どもを特別扱いしない、呼び方を変えないというのは基本的なことです。

叱るときに乱暴な言葉遣いをしない

人間ですからつい感情的になってしまうことはあります。園児を叱る場合、感情的な叱り方をする人や、乱暴な言葉遣いをする人は一度深呼吸をする、別室で頭を冷やすなどの対処を行いましょう。

園児は、近くにいる大人の言葉や行動を自然と真似してしまいます。自分の行動や言葉遣いをもう一度確認してみましょう。また、東京、大阪、青森、福岡など地域によって方言も違うため、話し方について気になった際は、保育園に方針を確認してみると良いでしょう。

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