小規模保育園で保育士として働く魅力とは?
2021/02/24
大きな保育園というよりは地元に密着したような、小規模保育園が合うかなぁと感じているのですが、実際他の保育園と小規模保育園って働き方だったり、職場環境ってどう違うんですか?
保育園の大小で地域に密着かどうかは決まりません。
基本的に小規模保育園については3歳以下のお子様をお預かりする保育園ですので、より乳児保育が専門になると言えるでしょう。
そうなんですね!小規模保育園についてもっと教えてください!
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
小規模保育園ってどんなところ?
小規模保育園とは、基本的に3歳以下のお子様をお預かりしており、人数は6〜19人以下の保育園を言います。
かつては19人以下の小規模保育園は認可外保育園とされていたのですが、保育所不足などの社会問題が起こり、基準が改められたことから認可保育園となる小規模保育園が増えました。
なるほど、ただ人数が少ないだけでなく、年齢も低年齢の幼児のみなのですね。
はい。そして、具体的には3つの区分があります。
表1:小規模保育園区分
A型
B型
C型
対象年齢
0歳〜2歳
定員
6人〜19人
資格
保育士
半数が保育士
家庭的保育士
教員数
0歳児3人につき1人
1~2歳児6人につき1人+1人
0歳児3人につき1人
1~2歳児6人につき1人+1人
0~2歳児3人につき1人
設備・面積
0・1歳児:1人当たり3.3㎡
2歳児:1人当たり1.98㎡
0・1歳児:1人当たり3.3㎡
2歳児:1人当たり1.98㎡
0・1歳児:1人当たり3.3㎡
給食
自園調理、調理設備、調理員
ただし、これらは自治体が策定するので、お住まいの地域で多少の違いはあります。
わかりやすいですね。小規模保育園と一口に入っても3つの形態があることがわかりました。
小規模保育園の仕事内容は?普通の保育園と何が違う?
小規模保育園と普通の保育園で仕事内容は変わるのでしょうか?
基本的には同じです。ただ、0歳〜3歳の乳児クラスのみなので、乳児保育が好き、乳児保育に興味があるという方にとっては最適な職場になるでしょう。
働く時間なども同じですか?
はい。同じですよ。基本的には朝番、中番、夜番とあります。乳児のみなので、保育士の数は多く感じるかもしれませんね。その点では一人ひとりの子どもに向き合うことがゆっくりできると言えます。
そうなんですね。預かり人数も少ないので、子どもの顔色まで一人ひとり確認できそうですね。
そういったところに魅力を感じる保育士さんは多いですよ。
小規模保育園で働くメリット
基本的に小規模保育園の定員は6~19名までで、年齢も0~3歳未満までの子どもを対象としています。
保育士1人に対して受け持つ子どもの数は3人であるため、一人一人の子どもにきめ細かい保育をすることが可能です。
園児や保護者の数も多くないため、じっくりと信頼関係を築いていける点もメリットの1つです。職員の数も少ないため、職員同士の連携をスムーズに取ることができます。
また、乳児保育が中心となる小規模保育園は活発な活動が少なく、大規模保育園に比べて体力的に楽といえるでしょう。行事や会議も少ないため、保育業務に集中することが可能です。
小規模保育園で働くデメリット
小規模保育園は園児や教員の数が少ないため、人間関係でトラブルが起きてしまうと業務に支障をきたす恐れがあります。苦手な職員や保護者がいる場合、非常に働きづらい環境となるでしょう。
また、庭が付いていない施設の場合、近所の公園などで園外保育を行う機会が多くなるため、けがや事故が起きないように細心の注意を払わなくてはなりません。
さらに、質の高い保育が求められている小規模保育園で働くためには、高い知識やスキルが必要です。
大規模保育園と比較すると小規模保育園の方が業務の負担が軽いといえますが、精力的に働きたい方には少し物足りないと感じるかもしれません。
小規模保育園で働こうと考えている方は、仕事に何を求めているのかを明確にしておきましょう。
小規模保育園の給料体系や待遇面は?普通の保育園とは違う?
お給料についてはどうなのですか?
こちらも普通の保育園と基本的には同じです。かつては認可外保育園となっていた小規模保育園も今は認可保育園になったところが多く、行政からの補助金も支給されています。そのため、小規模保育園だから給料が低いなどということはありません。
そうなのですね。安心しました。
福利厚生などの待遇等も多くの普通の保育園と同じと考えて大丈夫ですよ。
きめ細かい保育ができるのが小規模保育園で働く保育士の最大の魅力!
小規模保育園についてよくわかりました。
良かったです。お預かりする子どもの人数が少ないことできめ細やかな対応ができること、乳児が対象なので、乳児保育が得意な方にとってはやりがいのある働き方ができると思います。
はい!赤ちゃんの可愛らしさ、初めての寝返りなど、本当に大好きなので、私には合っていそうな気がします!
可愛いですよね。乳児保育は危険も多く、お世話なども大変ではありますが、あの可愛らしさは何者にも変えられない魅力があると思います。乳児保育にご興味があるようでしたら、ぜひ小規模保育園で働くことをお勧めしますよ!
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保育士Q&A
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大きな保育園というよりは地元に密着したような、小規模保育園が合うかなぁと感じているのですが、実際他の保育園と小規模保育園って働き方だったり、職場環境ってどう違うんですか?
保育園の大小で地域に密着かどうかは決まりません。
基本的に小規模保育園については3歳以下のお子様をお預かりする保育園ですので、より乳児保育が専門になると言えるでしょう。
そうなんですね!小規模保育園についてもっと教えてください!
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
小規模保育園ってどんなところ?
小規模保育園とは、基本的に3歳以下のお子様をお預かりしており、人数は6〜19人以下の保育園を言います。
かつては19人以下の小規模保育園は認可外保育園とされていたのですが、保育所不足などの社会問題が起こり、基準が改められたことから認可保育園となる小規模保育園が増えました。
なるほど、ただ人数が少ないだけでなく、年齢も低年齢の幼児のみなのですね。
はい。そして、具体的には3つの区分があります。
表1:小規模保育園区分
A型 |
B型 |
C型 |
|
対象年齢 |
0歳〜2歳 |
||
定員 |
6人〜19人 |
||
資格 |
保育士 |
半数が保育士 |
家庭的保育士 |
教員数 |
0歳児3人につき1人 1~2歳児6人につき1人+1人 |
0歳児3人につき1人 1~2歳児6人につき1人+1人 |
0~2歳児3人につき1人 |
設備・面積 |
0・1歳児:1人当たり3.3㎡ 2歳児:1人当たり1.98㎡ |
0・1歳児:1人当たり3.3㎡ 2歳児:1人当たり1.98㎡ |
0・1歳児:1人当たり3.3㎡ |
給食 |
自園調理、調理設備、調理員 |
ただし、これらは自治体が策定するので、お住まいの地域で多少の違いはあります。
わかりやすいですね。小規模保育園と一口に入っても3つの形態があることがわかりました。
小規模保育園の仕事内容は?普通の保育園と何が違う?
小規模保育園と普通の保育園で仕事内容は変わるのでしょうか?
基本的には同じです。ただ、0歳〜3歳の乳児クラスのみなので、乳児保育が好き、乳児保育に興味があるという方にとっては最適な職場になるでしょう。
働く時間なども同じですか?
はい。同じですよ。基本的には朝番、中番、夜番とあります。乳児のみなので、保育士の数は多く感じるかもしれませんね。その点では一人ひとりの子どもに向き合うことがゆっくりできると言えます。
そうなんですね。預かり人数も少ないので、子どもの顔色まで一人ひとり確認できそうですね。
そういったところに魅力を感じる保育士さんは多いですよ。
小規模保育園で働くメリット
基本的に小規模保育園の定員は6~19名までで、年齢も0~3歳未満までの子どもを対象としています。
保育士1人に対して受け持つ子どもの数は3人であるため、一人一人の子どもにきめ細かい保育をすることが可能です。
園児や保護者の数も多くないため、じっくりと信頼関係を築いていける点もメリットの1つです。職員の数も少ないため、職員同士の連携をスムーズに取ることができます。
また、乳児保育が中心となる小規模保育園は活発な活動が少なく、大規模保育園に比べて体力的に楽といえるでしょう。行事や会議も少ないため、保育業務に集中することが可能です。
小規模保育園で働くデメリット
小規模保育園は園児や教員の数が少ないため、人間関係でトラブルが起きてしまうと業務に支障をきたす恐れがあります。苦手な職員や保護者がいる場合、非常に働きづらい環境となるでしょう。
また、庭が付いていない施設の場合、近所の公園などで園外保育を行う機会が多くなるため、けがや事故が起きないように細心の注意を払わなくてはなりません。
さらに、質の高い保育が求められている小規模保育園で働くためには、高い知識やスキルが必要です。
大規模保育園と比較すると小規模保育園の方が業務の負担が軽いといえますが、精力的に働きたい方には少し物足りないと感じるかもしれません。
小規模保育園で働こうと考えている方は、仕事に何を求めているのかを明確にしておきましょう。
小規模保育園の給料体系や待遇面は?普通の保育園とは違う?
お給料についてはどうなのですか?
こちらも普通の保育園と基本的には同じです。かつては認可外保育園となっていた小規模保育園も今は認可保育園になったところが多く、行政からの補助金も支給されています。そのため、小規模保育園だから給料が低いなどということはありません。
そうなのですね。安心しました。
福利厚生などの待遇等も多くの普通の保育園と同じと考えて大丈夫ですよ。
きめ細かい保育ができるのが小規模保育園で働く保育士の最大の魅力!
小規模保育園についてよくわかりました。
良かったです。お預かりする子どもの人数が少ないことできめ細やかな対応ができること、乳児が対象なので、乳児保育が得意な方にとってはやりがいのある働き方ができると思います。
はい!赤ちゃんの可愛らしさ、初めての寝返りなど、本当に大好きなので、私には合っていそうな気がします!
可愛いですよね。乳児保育は危険も多く、お世話なども大変ではありますが、あの可愛らしさは何者にも変えられない魅力があると思います。乳児保育にご興味があるようでしたら、ぜひ小規模保育園で働くことをお勧めしますよ!