保育士の派遣として働くデメリットは何ですか?
2021/02/17
保育士の派遣として働こうと思っているのですが、そもそも派遣という働き方に不安があります。
保育士の派遣として働くメリットはある程度理解しているのです、デメリットとしてはどんなものがあるのでしょうか?
はい。ここでは保育士の派遣として働くデメリットについて解説させていただきますね!
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
保育士の派遣のデメリットとは?
保育士の派遣のデメリットは、やはり安定雇用ではないという事が一番のデメリットだと思います。
やはりそういった雇用関係は一般的な「派遣」と同じなんですか?
はい。そのため、次のような人は保育士派遣の働き方が向かないかもしれません。
・保育士として一つの園で一生働いて行きたい人
・保育士としてのキャリアアップを目指している人
具体的に保育士の派遣という働き方にどんなデメリットがあるのか、詳しく解説いたしますね!
主にデメリットは次の3つです。
デメリット1:有期雇用なので不安定
派遣という制度は、労働者派遣法という法律によって、同じ派遣先へは最大3年しか勤務することができません。※例外措置あり
そのため、3年後にはまた新しく職場を探さなくてはならないため、安心して10年後も働いているイメージは持ちにくいかもしれません。
3年後には、実際派遣として働いているみなさんどうされているんですか?
契約満了とともに、私たちキャリアコンサルタントが別の園でのお仕事を紹介することがほとんどです。
ただ、新しい環境で同じような就労環境を整えるのが私たちのお仕事なので、その点は安心していただければと思います。
また、派遣保育士と保育園の双方合意のもとで、直接雇用契約を結ぶこともあります。
例えば、3年間の派遣保育士としての働きが認められ、その園に正職員として転職することも珍しいことではありません。
この場合も、基本的にはキャリアコンサルタントの方で支援していますので、ご安心ください。
デメリット2:キャリアアップすることが難しい
保育士のキャリアと言えば、担任、主任、副園長、園長といったコースをイメージされることが多いのではないでしょうか?派遣保育士の場合、担任の仕事までは依頼されることはあっても、その後の主任などの管理職に就くことはほとんどありません。
保育園の将来を担っていく人材は、基本的には保育園の正職員のことが多いので、こういったキャリアアップを考える方には難しいかもしれませんね。
本当は正職員として働きたいのですが、今は事情があって難しいのです。
やはり一旦派遣保育士になると、将来的にキャリアアップは難しいのでしょうか?
いいえ、そういうことではありません。
確かに派遣保育士のままだとキャリアアップは難しいですが、また正職員で働くことをお考えであれば、一時的に派遣保育士という選択も悪くありません。
無理をして正職員として働き続けるのも良くありませんし、完全に保育の現場から離れてしまうのも、リスタートには時間がかかります。一旦、働くことについてはスローダウンしながらも、保育現場で関わり続けることで、その後またキャリアアップにチャレンジすることは幾つになっても可能ですよ。
それぐらい今は保育士の求人は豊富なんです。
デメリット3:契約期間終了までやめることが難しい
派遣契約では、派遣期間が決まっています。通常の正職員であれば1ヶ月前までに告知するなどすれば、時期を問わず退職が可能ですが、派遣社員の場合は契約満了までは辞めることが難しくなります。
契約は絶対なんですね…。
もちろん、事情によっては考慮されることもありますので、もしもの場合は早めにキャリアコンサルタントやコーディネーターへ相談することをお勧めします。
あまりにも身勝手な契約終了の場合は、今後のお仕事紹介にも影響することもあります。ただし、社会人としての節度と、誠意を持って勤めれば、そんなに厳しいデメリットでもないですよ。
保育士の派遣のメリットとは?
保育士の派遣のメリットは、自由度の高い働き方や残業がないなど、様々あります。
度々出てきた「契約」という言葉も、働く人を守るという意味で、時給や雇用の確保など様々なメリットを生み出すものです。
具体的な保育士の派遣のメリットについては次の記事に詳しく解説していますので、こちらも合わせてご覧ください!
>>「保育士の派遣として働くメリットを教えてください。実際どうですか?」
保育士の派遣として働く前に、デメリットも認識しておこう!
保育士の派遣は、契約期間中に辞めると言う事が原則的に難しい他、キャリアアップや安定雇用には向かないというデメリットがあります。
しかし、一方で、働き方の自由度が大きくアルバイトよりも給料が高いというメリットがあります。
安易にメリットばかりを見て派遣として働くのではなく、しっかりとデメリットも確認してから保育士の派遣として働くようにしましょう。
保育専門キャリアコンサルタントの明日香にお問い合わせいただければ、保育士の派遣という働き方についてのメリットやデメリットをしっかりとお伝えさせていただいております。お気軽にお問い合わせくださいね。
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保育士の派遣として働こうと思っているのですが、そもそも派遣という働き方に不安があります。
保育士の派遣として働くメリットはある程度理解しているのです、デメリットとしてはどんなものがあるのでしょうか?
はい。ここでは保育士の派遣として働くデメリットについて解説させていただきますね!
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
保育士の派遣のデメリットとは?
保育士の派遣のデメリットは、やはり安定雇用ではないという事が一番のデメリットだと思います。
やはりそういった雇用関係は一般的な「派遣」と同じなんですか?
はい。そのため、次のような人は保育士派遣の働き方が向かないかもしれません。
・保育士として一つの園で一生働いて行きたい人
・保育士としてのキャリアアップを目指している人
具体的に保育士の派遣という働き方にどんなデメリットがあるのか、詳しく解説いたしますね!
主にデメリットは次の3つです。
デメリット1:有期雇用なので不安定
派遣という制度は、労働者派遣法という法律によって、同じ派遣先へは最大3年しか勤務することができません。※例外措置あり
そのため、3年後にはまた新しく職場を探さなくてはならないため、安心して10年後も働いているイメージは持ちにくいかもしれません。
3年後には、実際派遣として働いているみなさんどうされているんですか?
契約満了とともに、私たちキャリアコンサルタントが別の園でのお仕事を紹介することがほとんどです。
ただ、新しい環境で同じような就労環境を整えるのが私たちのお仕事なので、その点は安心していただければと思います。
また、派遣保育士と保育園の双方合意のもとで、直接雇用契約を結ぶこともあります。
例えば、3年間の派遣保育士としての働きが認められ、その園に正職員として転職することも珍しいことではありません。
この場合も、基本的にはキャリアコンサルタントの方で支援していますので、ご安心ください。
デメリット2:キャリアアップすることが難しい
保育士のキャリアと言えば、担任、主任、副園長、園長といったコースをイメージされることが多いのではないでしょうか?派遣保育士の場合、担任の仕事までは依頼されることはあっても、その後の主任などの管理職に就くことはほとんどありません。
保育園の将来を担っていく人材は、基本的には保育園の正職員のことが多いので、こういったキャリアアップを考える方には難しいかもしれませんね。
本当は正職員として働きたいのですが、今は事情があって難しいのです。
やはり一旦派遣保育士になると、将来的にキャリアアップは難しいのでしょうか?
いいえ、そういうことではありません。
確かに派遣保育士のままだとキャリアアップは難しいですが、また正職員で働くことをお考えであれば、一時的に派遣保育士という選択も悪くありません。
無理をして正職員として働き続けるのも良くありませんし、完全に保育の現場から離れてしまうのも、リスタートには時間がかかります。一旦、働くことについてはスローダウンしながらも、保育現場で関わり続けることで、その後またキャリアアップにチャレンジすることは幾つになっても可能ですよ。
それぐらい今は保育士の求人は豊富なんです。
デメリット3:契約期間終了までやめることが難しい
派遣契約では、派遣期間が決まっています。通常の正職員であれば1ヶ月前までに告知するなどすれば、時期を問わず退職が可能ですが、派遣社員の場合は契約満了までは辞めることが難しくなります。
契約は絶対なんですね…。
もちろん、事情によっては考慮されることもありますので、もしもの場合は早めにキャリアコンサルタントやコーディネーターへ相談することをお勧めします。
あまりにも身勝手な契約終了の場合は、今後のお仕事紹介にも影響することもあります。ただし、社会人としての節度と、誠意を持って勤めれば、そんなに厳しいデメリットでもないですよ。
保育士の派遣のメリットとは?
保育士の派遣のメリットは、自由度の高い働き方や残業がないなど、様々あります。
度々出てきた「契約」という言葉も、働く人を守るという意味で、時給や雇用の確保など様々なメリットを生み出すものです。
具体的な保育士の派遣のメリットについては次の記事に詳しく解説していますので、こちらも合わせてご覧ください!
>>「保育士の派遣として働くメリットを教えてください。実際どうですか?」
保育士の派遣として働く前に、デメリットも認識しておこう!
保育士の派遣は、契約期間中に辞めると言う事が原則的に難しい他、キャリアアップや安定雇用には向かないというデメリットがあります。
しかし、一方で、働き方の自由度が大きくアルバイトよりも給料が高いというメリットがあります。
安易にメリットばかりを見て派遣として働くのではなく、しっかりとデメリットも確認してから保育士の派遣として働くようにしましょう。
保育専門キャリアコンサルタントの明日香にお問い合わせいただければ、保育士の派遣という働き方についてのメリットやデメリットをしっかりとお伝えさせていただいております。お気軽にお問い合わせくださいね。