やりがいを持って働ける!社会貢献度の高い仕事10選!
2021/11/29
あなたが仕事をするときに、何を基準に仕事選びをしますか。
お金、条件、勤務地、さまざまな希望があるでしょう。
最近では、「社会貢献ができる仕事がしたい」「やりがいがある仕事に就きたい」「誰かの役に立ちたい」という気持ちを持った人が増えてきています。
せっかく仕事をするのであれば、社会や人に利益がある仕事をすることがやりがいにつながるというものです。
では、そのような社会に利益をもたらす社会貢献度の高い仕事とはどのような仕事なのでしょうか。
今回は、社会貢献度の高い仕事について、その仕事の特徴やどんな職種が該当するのか、またこれから始めるのであればどんな仕事がおすすめなのかについてご紹介します。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
社会貢献度の高い仕事は4種類に分けられる
社会貢献とは、一般的に社会に利益をもたらす行動のことを言います。
イメージしやすい社会貢献活動といえば、ボランティアなどでしょうか。
例えば「子ども食堂」というボランティア活動があります。
子どもたちの貧困や孤食問題という社会問題に対し、食材や運営費用を寄付したり、食事を作ったり、場所を提供したりといった活動を通じて問題を解決しています。
「子ども食堂」はあくまでボランティアが中心ですが、社会貢献活動はボランティアでなければならないというわけではありません。
お給料や対価をもらいながら、社会の問題を解決する活動ももちろん社会貢献活動です。
では具体的にどのような仕事が社会貢献度が高い職と言えるのでしょうか。
ここからは社会貢献度の高い仕事について4種類に分けてご紹介します。
人々の生命に関わる仕事
人の命は何よりも重たいものです。
そのため、人々の生命に関わる医師や看護師などは常に社会貢献をしています。
また、災害時に人を救助する消防の仕事やレスキュー、自衛官、命に危険が及ばないようにする警察官なども人の生命に関わる仕事と言えるでしょう。
これらの仕事につく人は、高い専門性や普段からいざというときに備えた知識、訓練を積み重ねておく必要があります。
常に自分を律し、相手のためにはときに自分の身を差し出してでも守るという強い精神力も求められる志を求められる仕事です。
人々の生存権や教育を受ける権利を守る仕事
日本においての生存権とは、日本国憲法第25条に規定される「国民が健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」のことです。
この生存権を守る仕事は、社会インフラや仕組みを作る政治家や公務員などが当てはまります。
また、行政支援の枠組みから外れてしまったケースの人などを支援する弁護士や社会福祉団体なども生存権を守る仕事と言えるでしょう。
教育を受ける権利を守る仕事の代表的な職業は教師です。
教育は日本国憲法第26条に規定されるの三大義務の一つ「保護する子女に普通教育を受けさせる義務」の行使です。
これら人々の生存権や教育を受ける権利を守る仕事は、憲法という国民のための最高規法に沿って人々の生活の基盤を作るという社会貢献性の高い仕事です。
人々の権利や安全に関わる仕事
人々の権利や安全に関わる仕事の代表的な仕事は弁護士などです。
自分の権利を侵されることは心理的な不安を抱え、自分自身では立ち向かえないこともありますが、弁護士は代理人として人々を守り、安全を提供する仕事です。
また、警察官なども同じです。
日本は比較的治安が良いとされますが、警察官などが常日頃の安全を守ってくれるという前提があることから安心して街を歩くことができます。
たくさんの人が暮らし、考え方も好みも違う中で権利を脅かされることなく、安全に生活を送れるように手助けをしてくれる職業は社会貢献性が高いといえます。
地域社会や国際社会で活動する仕事
人は一人で暮らしているわけではありません。
地域社会、国際社会の一員としての暮らしをしていますが、全ての人が軋轢なく暮らせるように手助けをする仕事はやはり社会貢献性が高いと言えるでしょう。
職業でいうと、国際社会が円滑に平和的に暮らせるように組織化された国連職員やWHOなどの国際機関の職員などから、地域の自治体職員、町内会の役員などが当てはまります。
権限の大きさや職域の広さに幅はありますが、それぞれが一人ひとりが円滑に社会生活を送ることができるように仕組みを作り、実行していくという意味では社会貢献度に差はありません。
社会貢献度の高い仕事10選!
では、ここからは社会貢献度の高い仕事を具体的にあげていきます。
あなた自身がしたい社会貢献の形によって職種は異なりますが、社会貢献性の高い仕事はたくさんあります。
ここからは代表的な社会貢献度の高いもの10選をご紹介します。
1、医師
医師は人々の生命を守る仕事であり、社会貢献度が高いとされています。
2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大における活躍はご存知の通りです。
何よりも尊い命を守り、人に寄り添うことのできる仕事です。
しかし、医師になる難易度は非常に高いです。
まず、医学部に進学し、難易度の高い医師国家試験に合格する必要があります。
医学部へ進学する偏差値自体も高く、授業料も高額です。
ただし反面、一度取得してしまえば、年齢を問わず働くことが可能であり、社会貢献を責務として生涯にわたり充実した仕事をすることが可能です。
2、看護師
看護師も医師と同様、人々の生命を守る専門性の高い仕事です。
そして、医師と同じく看護師免許を取得するには専門学校や大学への進学が必要です。
高い専門性のある勉強と時間を必要とする仕事のため、看護師免許を手にするまで、看護師免許を手にしてからの努力も必要です。
ただし、医師と同様、免許に更新はありませんので、看護師免許を一度取得すると生涯にわたり社会貢献性の高い仕事に従事できます。
さらに、看護師は人手不足が深刻になっているため、仕事がないということはほぼなく、転居や結婚などライフステージが変化しても活躍できる魅力があります。
3、保育士
幼少期は人格や能力、才能を育てるための大切な時期であり、これから社会を作る子どもたちを育てるという大きな社会貢献が可能です。
親の病気や共働きなどで保育に欠ける子どもと関わることで、子どもの健全な育成を助けたり、保護者が安心して働くことができたりと、社会に与える影響は大きいと言えます。
保育士資格は保育士養成学校に通うという方法もありますが、独学でも取得することが可能です。
加えて、近年は保育士不足が深刻化している背景から、求人数が多く就業も比較的容易にできます。
一人でも多くの保育士が活躍することで、共働き家庭が安定し、社会で働く人を増やすという意味でも社会貢献が可能です。
4、教師
教師は「人々の生存権や教育を受ける権利を守る仕事」の中の1つです。
教師になるには4年制大学への進学が必要です。
2020年の公立学校教員採用選考試験では小学校教員の採用倍率は過去最低となったことがわかりました(※1)。
教師を目指す方にとっては、職場を選びやすい状況にあると言えます。
(※1)文部科学省「令和2年度(令和元年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況のポイント」
5、弁護士
弁護士は「人々の権利や安全に関わる仕事」の中の1つです。
人と人とのトラブルが起きた時になくてはならない仕事ですが、多くの知識や人間性が必要となります。
また、弁護士になるためには法科大学院課程を修了するか、予備試験に合格する必要がありますが、予備試験は学歴に関係なく受験することが可能です。
ただし、予備試験も本試験もかなり難易度が高く最難関の国家資格の一つです。
しかし、合格することで得られる弁護士しかできない仕事の社会貢献性の高さを考えると挑戦する意義のある資格と言えるでしょう。
6、警察官
警察官は人々の生活と安全を守るという面で社会貢献度の高い仕事です。
警察官になるには警察官採用試験か国家公務員試験に合格する必要があります。
高校卒業以上学歴があれば警察官採用試験を受験することが可能です。
警察官の仕事は、知力だけではなく体力も必要です。
市民を守るためにときに自分の命さえかけて戦う覚悟と決意も必要とされますが、社会的信用や貢献度もそれだけ高いものと言えるでしょう。
7、自衛官
自衛官は「人々の権利や安全に関わる仕事」の中の1つです。
大規模な災害や国家が危険にさらされたときに活躍する仕事なので、並外れた体力や精神力が必要となります。
自衛官になるためには様々なコースがあるため、適性や現在の年齢によって選択することが可能です。
また、一般の仕事につきながらの予備自衛官という方法もあります。
日頃からの訓練は地道ではありますが、有事の際、困難の際に社会貢献できる力強い仕事です。
8、消防士
消防士は「人々の権利や安全に関わる仕事」の中の1つです。
日々の訓練が重要となるため、かなりの体力が必要となります。
また、近年では、消防士として活躍する女性も増えています。
消防士は地方自治体職員のため、各自治体が行う消防職採用試験に合格することが必要です。
起こってしまった火災等に対応することはもちろん、日頃から防災訓練などの予防措置にも力を入れることで、人々が安全に生活するための基盤を作る社会貢献が可能です。
9、介護士
介護士は「人々の生存権や教育を受ける権利を守る仕事」の中の1つです。
障がい者や高齢者などを対象に日常生活などのサポートを行う社会貢献度の高い仕事です。
介護士になるためには、介護士養成コースのある学校を卒業するか、実務経験を積んだ上で試験に合格する必要があります。
介護士も常に人手不足で悩んでいる施設が多いため、求人数は多いです。
介護福祉士の免許がなくても、補助などの仕事などにはすぐに就業可能で、歓迎されています。
高齢化社会の中で、老いは誰しもやってきます。
見守る家族の助けとなり、日々誰かに貢献していることを実感できる仕事でしょう。
10、国際機関での仕事
国際機関での仕事は、世界レベルで貧困や戦争などを改善するために働く仕事です。
国際機関で働くには専門性が特に求められ、学位など「私はこれができます」という実績とともにどのような貢献をしたいのか志をしっかりと伝えられるようにしなければなりません。
また、英語、もしくはフランス語などは必須となることも多く、言語などの習得は必須です。
求人も多いとはいえませんが、影響力は全世界におよび、インパクトの大きな社会貢献活動が可能です。
多くの利権や異なる考え方を調整しながら、志高く働くことができるやりがいのある仕事です。
中でも保育士は未経験でも活躍できる社会貢献度の高い仕事!
社会貢献度の高い仕事の中でも、おすすめは保育士です。
保育士資格は養成学校などに通う以外にも独学で取得可能ですし、実務経験も必要ありません。
子どもたちの命を守り、成長を助けるという仕事はそれだけで社会貢献度が高いです。
加えて、資格取得の過程で身につける専門知識は多くの子育て中の保護者の必要とされ、誰かに必要とされている実感がより強く意識できるでしょう。
これまでに子育て経験などがあれば尚更です。
あなたのこれまでの人生経験そのものが必要とされ、社会に利益をもたらすことができるのは保育士ならではでしょう。
社会貢献度の高さから40代50代でも保育士資格を取得する人が増えている
保育士は40代や50代からでも資格を取得する人が増えています。
子育てがひと段落し、再就職を考えた際に下記のような理由を考える人が多いためです。
・手に職をつけたい
・年齢に関わらず就職に強い
・社会に役立つ仕事をしたい
これらの条件を全て満たし、かつ独学で取得できるのが保育士資格です。
また、子育て経験というこれまでの経験も十分に生かされることからも、保育士資格を取る人は増えています。
保育士は40代・50代からでも保育士として活躍できるの?
40代や50代から保育士資格を取って保育士としてセカンドキャリアを進むことができます。
年齢を問わず活躍することもできますし、保育園という枠に縛られずベビーシッターや乳児院、学童など保育士資格をもとに活躍の場はたくさんあります。
これまでの子育て経験や人生経験を活かし、社会に貢献したい人にとって、保育士資格があれば活躍の場は無限です。
社会貢献度が高い保育士は「誰かの役に立ちたい」という想いを叶えられる!
働く、ということが自己の利益のためにお金を得るというだけではなく、社会全体にとって必要である働き方をしたいというニーズに変化してきています。
そのため、仕事を選ぶときに社会貢献度の高い仕事を選びたいという人が増えてきました。
中でも保育士という仕事は、これから資格をとってその職につくということが可能な数少ない仕事の一つです。
仕事をしてお金をもらうということだけでなく、「誰かの役に立って」お金を得るという想いがある人にとって、保育士はまさにうってつけの仕事といえるでしょう。
カテゴリ
保育士資格
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お金、条件、勤務地、さまざまな希望があるでしょう。
最近では、「社会貢献ができる仕事がしたい」「やりがいがある仕事に就きたい」「誰かの役に立ちたい」という気持ちを持った人が増えてきています。
せっかく仕事をするのであれば、社会や人に利益がある仕事をすることがやりがいにつながるというものです。
では、そのような社会に利益をもたらす社会貢献度の高い仕事とはどのような仕事なのでしょうか。
今回は、社会貢献度の高い仕事について、その仕事の特徴やどんな職種が該当するのか、またこれから始めるのであればどんな仕事がおすすめなのかについてご紹介します。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
社会貢献度の高い仕事は4種類に分けられる
社会貢献とは、一般的に社会に利益をもたらす行動のことを言います。
イメージしやすい社会貢献活動といえば、ボランティアなどでしょうか。
例えば「子ども食堂」というボランティア活動があります。
子どもたちの貧困や孤食問題という社会問題に対し、食材や運営費用を寄付したり、食事を作ったり、場所を提供したりといった活動を通じて問題を解決しています。
「子ども食堂」はあくまでボランティアが中心ですが、社会貢献活動はボランティアでなければならないというわけではありません。
お給料や対価をもらいながら、社会の問題を解決する活動ももちろん社会貢献活動です。
では具体的にどのような仕事が社会貢献度が高い職と言えるのでしょうか。
ここからは社会貢献度の高い仕事について4種類に分けてご紹介します。
人々の生命に関わる仕事
人の命は何よりも重たいものです。
そのため、人々の生命に関わる医師や看護師などは常に社会貢献をしています。
また、災害時に人を救助する消防の仕事やレスキュー、自衛官、命に危険が及ばないようにする警察官なども人の生命に関わる仕事と言えるでしょう。
これらの仕事につく人は、高い専門性や普段からいざというときに備えた知識、訓練を積み重ねておく必要があります。
常に自分を律し、相手のためにはときに自分の身を差し出してでも守るという強い精神力も求められる志を求められる仕事です。
人々の生存権や教育を受ける権利を守る仕事
日本においての生存権とは、日本国憲法第25条に規定される「国民が健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」のことです。
この生存権を守る仕事は、社会インフラや仕組みを作る政治家や公務員などが当てはまります。
また、行政支援の枠組みから外れてしまったケースの人などを支援する弁護士や社会福祉団体なども生存権を守る仕事と言えるでしょう。
教育を受ける権利を守る仕事の代表的な職業は教師です。
教育は日本国憲法第26条に規定されるの三大義務の一つ「保護する子女に普通教育を受けさせる義務」の行使です。
これら人々の生存権や教育を受ける権利を守る仕事は、憲法という国民のための最高規法に沿って人々の生活の基盤を作るという社会貢献性の高い仕事です。
人々の権利や安全に関わる仕事
人々の権利や安全に関わる仕事の代表的な仕事は弁護士などです。
自分の権利を侵されることは心理的な不安を抱え、自分自身では立ち向かえないこともありますが、弁護士は代理人として人々を守り、安全を提供する仕事です。
また、警察官なども同じです。
日本は比較的治安が良いとされますが、警察官などが常日頃の安全を守ってくれるという前提があることから安心して街を歩くことができます。
たくさんの人が暮らし、考え方も好みも違う中で権利を脅かされることなく、安全に生活を送れるように手助けをしてくれる職業は社会貢献性が高いといえます。
地域社会や国際社会で活動する仕事
人は一人で暮らしているわけではありません。
地域社会、国際社会の一員としての暮らしをしていますが、全ての人が軋轢なく暮らせるように手助けをする仕事はやはり社会貢献性が高いと言えるでしょう。
職業でいうと、国際社会が円滑に平和的に暮らせるように組織化された国連職員やWHOなどの国際機関の職員などから、地域の自治体職員、町内会の役員などが当てはまります。
権限の大きさや職域の広さに幅はありますが、それぞれが一人ひとりが円滑に社会生活を送ることができるように仕組みを作り、実行していくという意味では社会貢献度に差はありません。
社会貢献度の高い仕事10選!
では、ここからは社会貢献度の高い仕事を具体的にあげていきます。
あなた自身がしたい社会貢献の形によって職種は異なりますが、社会貢献性の高い仕事はたくさんあります。
ここからは代表的な社会貢献度の高いもの10選をご紹介します。
1、医師
医師は人々の生命を守る仕事であり、社会貢献度が高いとされています。
2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大における活躍はご存知の通りです。
何よりも尊い命を守り、人に寄り添うことのできる仕事です。
しかし、医師になる難易度は非常に高いです。
まず、医学部に進学し、難易度の高い医師国家試験に合格する必要があります。
医学部へ進学する偏差値自体も高く、授業料も高額です。
ただし反面、一度取得してしまえば、年齢を問わず働くことが可能であり、社会貢献を責務として生涯にわたり充実した仕事をすることが可能です。
2、看護師
看護師も医師と同様、人々の生命を守る専門性の高い仕事です。
そして、医師と同じく看護師免許を取得するには専門学校や大学への進学が必要です。
高い専門性のある勉強と時間を必要とする仕事のため、看護師免許を手にするまで、看護師免許を手にしてからの努力も必要です。
ただし、医師と同様、免許に更新はありませんので、看護師免許を一度取得すると生涯にわたり社会貢献性の高い仕事に従事できます。
さらに、看護師は人手不足が深刻になっているため、仕事がないということはほぼなく、転居や結婚などライフステージが変化しても活躍できる魅力があります。
3、保育士
幼少期は人格や能力、才能を育てるための大切な時期であり、これから社会を作る子どもたちを育てるという大きな社会貢献が可能です。
親の病気や共働きなどで保育に欠ける子どもと関わることで、子どもの健全な育成を助けたり、保護者が安心して働くことができたりと、社会に与える影響は大きいと言えます。
保育士資格は保育士養成学校に通うという方法もありますが、独学でも取得することが可能です。
加えて、近年は保育士不足が深刻化している背景から、求人数が多く就業も比較的容易にできます。
一人でも多くの保育士が活躍することで、共働き家庭が安定し、社会で働く人を増やすという意味でも社会貢献が可能です。
4、教師
教師は「人々の生存権や教育を受ける権利を守る仕事」の中の1つです。
教師になるには4年制大学への進学が必要です。
2020年の公立学校教員採用選考試験では小学校教員の採用倍率は過去最低となったことがわかりました(※1)。
教師を目指す方にとっては、職場を選びやすい状況にあると言えます。
(※1)文部科学省「令和2年度(令和元年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況のポイント」
5、弁護士
弁護士は「人々の権利や安全に関わる仕事」の中の1つです。
人と人とのトラブルが起きた時になくてはならない仕事ですが、多くの知識や人間性が必要となります。
また、弁護士になるためには法科大学院課程を修了するか、予備試験に合格する必要がありますが、予備試験は学歴に関係なく受験することが可能です。
ただし、予備試験も本試験もかなり難易度が高く最難関の国家資格の一つです。
しかし、合格することで得られる弁護士しかできない仕事の社会貢献性の高さを考えると挑戦する意義のある資格と言えるでしょう。
6、警察官
警察官は人々の生活と安全を守るという面で社会貢献度の高い仕事です。
警察官になるには警察官採用試験か国家公務員試験に合格する必要があります。
高校卒業以上学歴があれば警察官採用試験を受験することが可能です。
警察官の仕事は、知力だけではなく体力も必要です。
市民を守るためにときに自分の命さえかけて戦う覚悟と決意も必要とされますが、社会的信用や貢献度もそれだけ高いものと言えるでしょう。
7、自衛官
自衛官は「人々の権利や安全に関わる仕事」の中の1つです。
大規模な災害や国家が危険にさらされたときに活躍する仕事なので、並外れた体力や精神力が必要となります。
自衛官になるためには様々なコースがあるため、適性や現在の年齢によって選択することが可能です。
また、一般の仕事につきながらの予備自衛官という方法もあります。
日頃からの訓練は地道ではありますが、有事の際、困難の際に社会貢献できる力強い仕事です。
8、消防士
消防士は「人々の権利や安全に関わる仕事」の中の1つです。
日々の訓練が重要となるため、かなりの体力が必要となります。
また、近年では、消防士として活躍する女性も増えています。
消防士は地方自治体職員のため、各自治体が行う消防職採用試験に合格することが必要です。
起こってしまった火災等に対応することはもちろん、日頃から防災訓練などの予防措置にも力を入れることで、人々が安全に生活するための基盤を作る社会貢献が可能です。
9、介護士
介護士は「人々の生存権や教育を受ける権利を守る仕事」の中の1つです。
障がい者や高齢者などを対象に日常生活などのサポートを行う社会貢献度の高い仕事です。
介護士になるためには、介護士養成コースのある学校を卒業するか、実務経験を積んだ上で試験に合格する必要があります。
介護士も常に人手不足で悩んでいる施設が多いため、求人数は多いです。
介護福祉士の免許がなくても、補助などの仕事などにはすぐに就業可能で、歓迎されています。
高齢化社会の中で、老いは誰しもやってきます。
見守る家族の助けとなり、日々誰かに貢献していることを実感できる仕事でしょう。
10、国際機関での仕事
国際機関での仕事は、世界レベルで貧困や戦争などを改善するために働く仕事です。
国際機関で働くには専門性が特に求められ、学位など「私はこれができます」という実績とともにどのような貢献をしたいのか志をしっかりと伝えられるようにしなければなりません。
また、英語、もしくはフランス語などは必須となることも多く、言語などの習得は必須です。
求人も多いとはいえませんが、影響力は全世界におよび、インパクトの大きな社会貢献活動が可能です。
多くの利権や異なる考え方を調整しながら、志高く働くことができるやりがいのある仕事です。
中でも保育士は未経験でも活躍できる社会貢献度の高い仕事!
社会貢献度の高い仕事の中でも、おすすめは保育士です。
保育士資格は養成学校などに通う以外にも独学で取得可能ですし、実務経験も必要ありません。
子どもたちの命を守り、成長を助けるという仕事はそれだけで社会貢献度が高いです。
加えて、資格取得の過程で身につける専門知識は多くの子育て中の保護者の必要とされ、誰かに必要とされている実感がより強く意識できるでしょう。
これまでに子育て経験などがあれば尚更です。
あなたのこれまでの人生経験そのものが必要とされ、社会に利益をもたらすことができるのは保育士ならではでしょう。
社会貢献度の高さから40代50代でも保育士資格を取得する人が増えている
保育士は40代や50代からでも資格を取得する人が増えています。
子育てがひと段落し、再就職を考えた際に下記のような理由を考える人が多いためです。
・手に職をつけたい
・年齢に関わらず就職に強い
・社会に役立つ仕事をしたい
これらの条件を全て満たし、かつ独学で取得できるのが保育士資格です。
また、子育て経験というこれまでの経験も十分に生かされることからも、保育士資格を取る人は増えています。
保育士は40代・50代からでも保育士として活躍できるの?
40代や50代から保育士資格を取って保育士としてセカンドキャリアを進むことができます。
年齢を問わず活躍することもできますし、保育園という枠に縛られずベビーシッターや乳児院、学童など保育士資格をもとに活躍の場はたくさんあります。
これまでの子育て経験や人生経験を活かし、社会に貢献したい人にとって、保育士資格があれば活躍の場は無限です。
社会貢献度が高い保育士は「誰かの役に立ちたい」という想いを叶えられる!
働く、ということが自己の利益のためにお金を得るというだけではなく、社会全体にとって必要である働き方をしたいというニーズに変化してきています。
そのため、仕事を選ぶときに社会貢献度の高い仕事を選びたいという人が増えてきました。
中でも保育士という仕事は、これから資格をとってその職につくということが可能な数少ない仕事の一つです。
仕事をしてお金をもらうということだけでなく、「誰かの役に立って」お金を得るという想いがある人にとって、保育士はまさにうってつけの仕事といえるでしょう。