保育のコラム

主婦の第二の人生!向いている働き方やおすすめの仕事5つを紹介

2022/01/07

主婦の第二の人生!向いている働き方やおすすめの仕事5つを紹介

 

多くの女性には20代から30代に結婚、出産、育児と重なる時期となりライフステージの変化があります。

 

結婚によって転居をしたり、出産による仕事の退職、育児により就業できないなど、時代は様変わりしたとはいえ、まだまだ家庭における女性の立ち位置は変化しきれないのもまた事実です。

 

しかし、少しづつ変わった時代の中で、子育てが終わったくらいからもう一度仕事に出たり、第二の人生としてさまざまなステージを切り開く女性も増えてきました。

 

一度家庭に入ったら、ずっと家庭の中にいなくてはならない時代でもないのです。

 

今回は、女性が家事や育児を一旦終えた後、第二の人生にどのような仕事があるのか、どのような働き方がおすすめか、おすすめの仕事についてご紹介します。

ずっと保育士編集部

【記事監修】ずっと保育士編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

子育てが一段落した女性の“第二の人生“、向いている働き方は?

 

出産などで仕事を一旦辞め、子育て一段落した女性が再び働きたいと思った時、大きく二つ次のような傾向があります。

 

家庭と仕事を両立し、できれば家庭に比重を置きたい

 

家庭は夫や外注などに任せて自分がバリバリ働きたい

 

どちらが良いというわけではなく、子どもの人数や家計、ご本人の資格や能力、理想の家庭像など嗜好によって異なります。

 

幸い昨今女性の多様な働き方が急速に整備されてきており、自分の願った働き方を選ぶことができます。

 

まず仕事に復帰したいと思った時、どんなバランスで仕事と家庭の比率を考えるかという自分なりのワークライフバランスを考えておくと良いでしょう。

 

その上で、ここからはどんな働き方があるのかをご紹介します。

 

家庭と仕事を両立したいならパートやフリーランス

 

家庭と仕事を両立したいなら、週に1~2日や短時間で働けるパートやアルバイトがおすすめです。

 

メリットとして時間に余裕があるため、家事と仕事を両立できることです。

 

また、パートやアルバイトは求人数が多く、専門的な技能や経験が必ずしも求められないことが多いため、希望にあった再就職を早期に決定することができます。

 

一方、デメリットとして賃金が少ないことがあげられます。

 

職種などにもよりますが、時給は最低賃金に近い金額のこともありますし、時間も長くないため、賃金はさほど多くありません。

 

次におすすめの働き方は、フリーランス(個人事業主)です。

 

自分の好きな時間に働くよう調整可能できることが大きな魅力で、出勤時間や働く日数、休日などを自由に設定できます。

 

ただし、仕事を得るための営業活動やサービス提供するためのスキルが必要です。

 

また、必ずしも仕事があるわけではないため、収入が安定しないというデメリットもあります。

 

しっかりフルタイムで働きたいなら正社員や派遣社員

 

子育ても一段落してくると、気になるのはお金のことです。

 

進学や習い事など子育てにはお金も必要です。

 

家事や家庭の子とはパートナーとの協力や外注などで賄い、しっかり働きたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

 

その場合は、正社員となって働くことはおすすめです。

 

これまでの経験や資格などをもとに、最適な職場を選択し、家族でスケジュールや家事分担など必要な負担を話し合っておくことが望ましいです。

 

また、いきなり正社員で再就職することは精神的にも時間的にも難しそうという方は派遣社員から始めていくのも方法の一つです。

 

できるだけフルタイムで働く環境に慣れてから正社員を目指す道もあります。

 

一旦できてしまったキャリアのブランクを埋めることも可能ですし、仕事に必要な勘を取り戻す時期だと捉え、希望職種に近い仕事を紹介してもらうように人材派遣会社に依頼すると良いでしょう。

 

正社員や派遣社員などフルタイムの仕事をするメリットとして「賃金が高い」「仕事で充実した生活を送れる」ということがあります。

 

ただし、デメリットとして「体力面の不安」「仕事経験の低さやブランク」は十分に考慮した上で検討することが良いです。

 

“第二の人生”年齢層の女性が仕事に活かせる強みとは?

 

求人の多くは若い人を対象にしているものとなっているのが現実です。

 

特に経験などがない場合はその傾向が高いといえます。

 

そのため、子育てが落ち着いた頃となると「即戦力」や「資格」「経験」といったものが求められてきてしまうことは否めません。

 

しかし、子育てを一段落するまでに仕事ではなくとも何もしてこなかったということは決してありませんので、自虐や卑下する必要も全くありません。

 

ここからは子育てが落ち着く年齢層の方が特に優れている「仕事に活かせる強み」をご紹介します。

 

コミュニケーション能力が高い 

 

“第二の人生”年齢層の女性は、ご家族内でもそうですし、ご近所との交流、子どもの学校でのお付き合いなども含めて子どもから高齢の方まで幅広い世代との交流をしてきています。

 

この幅広いコミュニケーション能力は、仕事にも活かしていけます。

 

営業職、販売業、接客業であれば、どのようなお客様であっても円滑なコミュニケーションが求められます。

 

一方、内勤職、事務職であっても職場内を円滑に進めるためには、お互いに誤解がないコミュニケーションが必要です。

 

どのような仕事、職場であってもコミュニケーションは欠かすことができないため、コミュニケーション能力の高い人材は市場で高い評価を受けるでしょう。

 

ご自身の培ってきたコミュニケーション能力の高さを活かして働くということはスキルよりも重視されることが増えていますので、しっかりとアピールすることが必要です。

 

人生経験豊富

 

“第二の人生”年齢層の女性は、年齢を重ねている分だけ冠婚葬祭やその他行事を経験しているため、経験豊富です。

 

わざわざ説明しなくてもTPOをわきまえたり、落ち着いて気が利く対応ができたりすることなど、若い世代にはできない細やかな仕事ができることは大きな強みになるでしょう。

 

また、お客様の相談を聞いたり、解決方法を提示するなどあらゆる経験を元に話すことで説得力もあります。

 

これまで経験したこと全ては仕事につながるものですので、ご自身の経験を「家庭のことだから」と卑下することなく、強みに変えてみてください。

 

時間に融通が利く

 

“第二の人生”年齢層の女性は、子育てが一段落しているため時間に融通が利き、働き方の幅が広いことに強みがあります。

 

特に女性は20代〜30代頃にライフステージが変化することで、時間の融通がつきにくく仕事をし辛い状況があります。

 

働くことになった場合に子育て真っ最中の方が同僚だと子どもの病気や行事で休むことが多いですが、その気持ちも理解した上で必要な配慮ができるでしょう。

 

また採用面接においても、子育てが落ち着いた世代ならば突然の休みも少なく安定して働けることなどは強いアピールになります。

 

未経験でもスキルや資格を活かしても!おすすめの仕事5選

 

では、実際に仕事を始めたいという時、どのような仕事がおすすめでしょうか。

 

一度は家庭に入って家事や育児に専念していた経験を活かした仕事を含め、年齢やブランクに囚われずに活躍できるおすすめの仕事をご紹介します。

 

保育士

 

子育てを経験を活かして働きたいのであれば、保育士はおすすめです。

 

保育士の資格は短大や専門学校など養成機関での取得も可能ですが、実は独学でも可能です。

 

また、資格はなくとも保育補助などの保育士を助ける仕事であればパートやアルバイトなどの求人を多く目にすることができます、

 

ニュースなどでも叫ばれている通り、保育士不足の現在。

 

これまでの子育て経験を活かして存分に活躍することができるでしょう。
 

家事代行(掃除・料理など)

 

家庭で家事を担ってきたため、掃除・料理などを行う家事代行サービスで働くこともおすすめです。

 

ご家庭によって要望は異なりますが、日常的な掃除や作り置きの料理などはこれまでご家庭で行っていたことの延長線上で仕事とすることにできます。

 

家事代行サービス会社で仕事をする場合、資格は必要ありません。

 

働き方も個人事業主として業務委託を受ける形やパートやアルバイト、正社員などさまざまな働き方があり、自分らしい働き方を選択できます。

 

コールセンター

 

コミュニケーション能力が高く、落ち着いた丁寧な対応ができる世代の方には、接客や電話対応が活かせるコールセンターがおすすめの仕事です。

 

パートやアルバイトでオペレーターの仕事をすることもできますし、正社員などでスーパーバイザーなどのオペレーターの取りまとめの仕事もあります。

 

敬語やマナーを持って適切な対応ができるかを重視して採用される会社が多いので、年齢や職歴のブランクなどがあっても比較的ハードルが低く就業できるため、これまでに経験がなくとも比較的採用されやすい職種と言えるでしょう。

 

営業職全般

 

コミュニケーション能力が高く、女性ならではの細やかな対応ができることから、不動産営業や保険営業など、営業職全般に需要があります。

 

これまでご自身が主婦として営業を受けてきた経験から、相手が何を望んでいてどんな困りごとがあるかなど共感しながら寄り添った仕事ができるため、ある程度年齢を重ねていても非常に成果をあげている人が多い仕事です。

 

これまでに営業経験がないとハードルが高く感じますが、未経験から子育て期間を経て営業職にチャレンジした先輩方は多くいます。

 

社内に同じようなロールモデルが複数いらっしゃる場合もありますので、面接などで話を聞いてみると良いでしょう。

 

在宅ワーカー(Webライターやイラスト作成)

 

在宅でフリーランスとしては働きたいなら、これまでの人生経験を活かしたWebライターやイラストレーターなどがおすすめです。

 

フリーランスのWebライターやイラストレーターに資格は必要なく、名乗ったその日から仕事を受けることが可能です。

 

ただし、一定のスキルが必要とされる場合スキルが低い場合は単価が低くなる傾向になります。

 

また、仕事自体も自分自身で獲得しなければなりません。

 

すぐに案件があるスキルがある場合を除いては、長期的な視野でゆっくりと実績を積み重ねていく仕事として最適でしょう。

 

第二の人生、自分らしく働く!

 

出産を機に仕事を辞める女性は年々減っているとされますが、未だ約4割程度は仕事をやめて専業主婦となっていると言われます。

 

もちろん、家庭で家族のために家事をしたり、子どもの成長を支えることはライフステージの中で素晴らしいことです。

 

しかし、子どもが少し手を離れ大きくなってきた際にもう一度社会に出てみるのも新しいチャレンジとして自分らしさを見つけるチャンスです。

 

仕事をするということは楽しいばかりではありませんが、社会との関わりの中で新しい自分を発見したり、自分らしさを再発見することもあります。

 

幸にして、働き方改革も徐々に進み以前よりも働き方を自由に選択できるようになってきました。

 

無理をすることなく、自分らしさをしっかりと輝かせる働き方を見つけてみると人生の新しいステージが見えてくる一つになるでしょう。

 

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