保育のコラム

保育補助として初めて働き始める際に気をつけるべき5つの事

2022/02/03

保育補助として初めて働き始める際に気をつけるべき5つの事

 

子どもと関わる仕事をしたいと、保育補助の仕事に関心を持つ方が増えています。

 

しかし、資格が必要な保育士の仕事と異なり、仕事内容が保育園によっても異なったり、応募資格が曖昧に表現されていたりすることもあり、不安を覚えてしまうこともあるようです。

 

そこで、今回の記事では「保育補助として初めて働くので、気を付けることを知りたい」「保育補助として働きたい、気を付けることを知りたい」といった方に向けて保育補助として初めて働くときに気をつけておくべき心得をご紹介します。

ずっと保育士編集部

【記事監修】ずっと保育士編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

保育補助の仕事とは

 

保育補助は保育士のサポートをする仕事です。

 

子どもたちのお世話や介助はもちろん、保育室の清掃など仕事内容は多岐にわたり、臨機応変な対応が求められます。

 

もちろん、子どもたちと遊んだりすることもありますし、保育士だけではケアできない細やかな子どものサポートなどもあり、やりがいのある仕事と言えるでしょう。

 

保育補助は、保育士資格なしでも働けるため、子どもと関わる仕事をしたい人におすすめです。

 

保育補助として初めて働く際に気を付けるべき5つのこと

 

保育補助は保育士資格がない方も働くことができるため、保育の専門知識がない人にとっては不安もあるでしょう。

 

ここからは保育補助として働く際に気をつけることを詳しくご紹介します。

 

自分だけで判断しない、必ず保育士の指示を仰ぐこと

 

保育は子どもの命に係わる仕事であるため、自分の判断だけで行動することは危険です。

 

また、保育園やクラス担任の保育士によって示された方針に沿わない場合、子どもたちを混乱させてしまうこともあります。

 

常に保育士の意向を確認し、不明な場合は自己判断ではなく指示を仰ぐようにしましょう。

 

やるべき仕事の範囲を確認しておくこと

 

保育補助の仕事内容は多岐にわたります。

 

また、保育園によって保育補助の仕事内容はかなり異なるため、事前にどこまでが業務範囲なのか確認しておくことが大切です。

 

保育園の仕事は細やかな気配りが求められることも多いため、自分の勝手な解釈で業務範囲を広げることにより、保育園全体の運営に混乱を招かないように気をつけましょう。

 

報・連・相を怠らないこと

 

保育の現場は多くのトラブルが起こるため、小さな問題を放っておくと後から大きな問題になることもあります。

 

そのため、保育補助に限らず保育現場の仕事は連携がとても大切にされています。

 

どんな小さなことでも保育士に報告・連絡・相談しておくことで、問題解決をスムーズに行い、子どもたちにとって快適な保育園を作るように協力しましょう。

 

保護者の質問には丁寧に答えること

 

保育園で働いていると保護者から話しかけられることもあります。

 

ほとんどの保育園で保護者対応は保育士の仕事となっていますが、突発的に発生した場合などにお話しすること自体は問題ありません。

 

ただし、保護者の質問に独断で答えるのは間違った情報を与える可能性があるため、保育士と一緒に返答したり、なるべく早いタイミングで保育士と繋ぐなど、適切な対応をする必要があります。

 

臨機応変に対応すること

 

保育園の仕事は、子どもが中心になるため、いつもスケジュール通りにはいきません。

 

例えば、食事介助中に突然吐き戻してしまったりする子がいれば、緊急的に清掃や感染予防のために消毒までしなくてはいけません。

 

時には食事中の他の子どもを移動させなければならないこともあるでしょう。

 

毎日の仕事が同じようにスムーズにいくわけではない保育現場では、常に保育士の指示に従い臨機応変に対応できるように柔軟性を持って動いていきましょう。

 

保育補助はなくてはならないサポーター!責任をもって働こう

 

保育補助は保育園にはなくてはならない重要な仕事です。

 

保育園では国の配置基準により保育士の配置が決められていますが、とても基準通りの配置では子どもたちをきめ細やかに対応することはできません。

 

そこで活躍するのが保育補助です。

 

例えば、4歳児以上は子ども30人に対して保育士1人が基準とされていますが、子どもたちが走り回ればケガをする子どももいますし、ケンカなども必ず起こってしまいます。

 

そんな時、保育補助がケガをしないように保育園内を安全に整えておくことも必要ですし、ケガの手当てをしたり、ケンカを仲裁したりなどサポートをすることで、子どもたち一人ひとりが安心して保育園生活を送ることができるのです。

 

つまり、保育園の縁の下の力持ち的存在として、欠かせない存在でもある保育補助。

 

「補助」と名前はついていますが、保育園や保育園に通う子供達にとって必要不可欠な仕事だということに誇りを持って責任ある仕事をしていきましょう。

 

 

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