70歳でも保育士として働けるものなのでしょうか?働き口などはあるものなのでしょうか?
2022/08/30
保育士は資格職であることから、比較的生涯現役で働くことができる仕事ともいえます。
人生100年時代、まだまだ現役で働きたいと考える70歳であれば、保育士として十分に活躍することができます。
そこで、今回は70歳が保育士として活躍し続けるために注意するべきことなどをまとめました。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
70歳でも保育士として働ける!
保育士資格は国家資格であり、資格に定年はありません。
そのため、保育士資格があれば何歳であっても保育士として働くことは可能です。
これまで培ってきた経験を活かし、70歳になっても現役で保育士として働いていらっしゃる方はたくさんいます。
ただし、保育園の運営団体(会社や地方自治体)には定年制度を導入していることもありますので正職員の立場で生涯現役とならないもどかしさもあります。
資格取得に年齢制限はないので、70歳から保育士資格を取ることも制度的には可能
これまで保育士の経験がなく、子育て、孫育て経験を活かして働きたい方も70歳から保育士になることは可能です。
保育士資格の取得に年齢制限はありません。
ただし、最終学歴やこれまでの児童福祉施設での経験などで受験資格が決まることもあるため、注意は必要です。
ご自身に受験資格があるかどうかは『一般社団法人 全国保育士養成協議会』のホームページにて確認が必要です。
70歳で保育士として働き始める際に注意すべきポイント
70歳といっても、働く上で一人の保育士であることは変わりません。
若手であっても保育士は体力的な面や仕事量の多さに悩むことがありますが、保育士である以上同等の責任や業務をこなさなければなりません。
そこで、ここからは70歳で現役保育士として働き始める際に注意するべきポイントをまとめました。
ポイント1:自分の体調や体力面に応じた働き方の選択
70歳の保育士は体力的にどうしても衰えがあります。
フルタイム勤務で子どもたちの保育をすることに限界がある場合は、時間を抑えて働くなどの工夫が必要です。
昨今は働き方が多様化しており、フルタイムだけではない選択肢もたくさんあります。
まずは短時間の派遣保育士などから、自分の体力に応じた働き方を探っていくのも一つの方法です。
ポイント2:保育士資格や保育経験の有無
まずは保育士資格の確認をしましょう。
70歳の方であれば、保母資格からの書き換えをしていないなど、現在の保育士として働くことができないこともあります。
書類上の手続きで保育士資格への更新が可能なので、下記より詳しく手順について確認しましょう。
>>また保育現場で働きたい!保母資格を持っている人が保育士として働くには?
保育士資格があり、保育経験がある場合はパートや派遣保育士などの仕事の採用には有利になりますので、ぜひアピールしていきましょう。
ポイント3:年金や健康保険
70歳になれば、厚生年金保険に加入する資格を失います。
ただし、高齢任意加入被保険者といって、老齢の年金を受けられる加入期間がなく、70歳を過ぎても会社に勤める場合は、老齢の年金を受けられる加入期間を満たすまで任意に厚生年金保険に加入することができます。
働く前に人事担当者にしっかり確認をしましょう。
また、健康保険では、70歳以上75歳未満の労働者は今までと同様に被保険者として扱われますが、75歳以上の労働者は健康保険被保険者資格を失い、後期高齢者医療制度の被保険者へと移行します。
こちらも人事担当者に確認をしましょう。
70歳で保育士として働くのであれば、柔軟に働き方を変えられる派遣がおすすめ!
70歳で保育士として働く場合、やはり体力面での負担が大きな問題になります。
ただ、保育士の働き方が柔軟になっている昨今、短時間勤務などフルタイムではない働き方も増えています。
また、夜勤などは勤務希望者が少ないことから年齢に限らず採用の門戸が開かれていることも多いでしょう。
生涯現役で保育士としていきいきと働きたい人はさまざまな可能性を探ってみましょう。
カテゴリ
保育士キャリア
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保育士は資格職であることから、比較的生涯現役で働くことができる仕事ともいえます。
人生100年時代、まだまだ現役で働きたいと考える70歳であれば、保育士として十分に活躍することができます。
そこで、今回は70歳が保育士として活躍し続けるために注意するべきことなどをまとめました。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
70歳でも保育士として働ける!
保育士資格は国家資格であり、資格に定年はありません。
そのため、保育士資格があれば何歳であっても保育士として働くことは可能です。
これまで培ってきた経験を活かし、70歳になっても現役で保育士として働いていらっしゃる方はたくさんいます。
ただし、保育園の運営団体(会社や地方自治体)には定年制度を導入していることもありますので正職員の立場で生涯現役とならないもどかしさもあります。
資格取得に年齢制限はないので、70歳から保育士資格を取ることも制度的には可能
これまで保育士の経験がなく、子育て、孫育て経験を活かして働きたい方も70歳から保育士になることは可能です。
保育士資格の取得に年齢制限はありません。
ただし、最終学歴やこれまでの児童福祉施設での経験などで受験資格が決まることもあるため、注意は必要です。
ご自身に受験資格があるかどうかは『一般社団法人 全国保育士養成協議会』のホームページにて確認が必要です。
70歳で保育士として働き始める際に注意すべきポイント
70歳といっても、働く上で一人の保育士であることは変わりません。
若手であっても保育士は体力的な面や仕事量の多さに悩むことがありますが、保育士である以上同等の責任や業務をこなさなければなりません。
そこで、ここからは70歳で現役保育士として働き始める際に注意するべきポイントをまとめました。
ポイント1:自分の体調や体力面に応じた働き方の選択
70歳の保育士は体力的にどうしても衰えがあります。
フルタイム勤務で子どもたちの保育をすることに限界がある場合は、時間を抑えて働くなどの工夫が必要です。
昨今は働き方が多様化しており、フルタイムだけではない選択肢もたくさんあります。
まずは短時間の派遣保育士などから、自分の体力に応じた働き方を探っていくのも一つの方法です。
ポイント2:保育士資格や保育経験の有無
まずは保育士資格の確認をしましょう。
70歳の方であれば、保母資格からの書き換えをしていないなど、現在の保育士として働くことができないこともあります。
書類上の手続きで保育士資格への更新が可能なので、下記より詳しく手順について確認しましょう。
>>また保育現場で働きたい!保母資格を持っている人が保育士として働くには?
保育士資格があり、保育経験がある場合はパートや派遣保育士などの仕事の採用には有利になりますので、ぜひアピールしていきましょう。
ポイント3:年金や健康保険
70歳になれば、厚生年金保険に加入する資格を失います。
ただし、高齢任意加入被保険者といって、老齢の年金を受けられる加入期間がなく、70歳を過ぎても会社に勤める場合は、老齢の年金を受けられる加入期間を満たすまで任意に厚生年金保険に加入することができます。
働く前に人事担当者にしっかり確認をしましょう。
また、健康保険では、70歳以上75歳未満の労働者は今までと同様に被保険者として扱われますが、75歳以上の労働者は健康保険被保険者資格を失い、後期高齢者医療制度の被保険者へと移行します。
こちらも人事担当者に確認をしましょう。
70歳で保育士として働くのであれば、柔軟に働き方を変えられる派遣がおすすめ!
70歳で保育士として働く場合、やはり体力面での負担が大きな問題になります。
ただ、保育士の働き方が柔軟になっている昨今、短時間勤務などフルタイムではない働き方も増えています。
また、夜勤などは勤務希望者が少ないことから年齢に限らず採用の門戸が開かれていることも多いでしょう。
生涯現役で保育士としていきいきと働きたい人はさまざまな可能性を探ってみましょう。