保育のコラム

25歳の保育士です。今の保育園から転職を考えているのですが、この年齢で転職するのは早すぎるでしょうか

2022/12/27

20代半ばとなる25歳の転職が早すぎるか、ということについては人それぞれ色々な価値観があるため、一概には言い切れません。

ただ、女性は結婚や出産などライフステージが変わることが多く、そのイベントの多くが20代から始まるということを考えた時、30代以降を見据えた戦略的なキャリア形成を20代後半にさしかかるこのタイミングで考えている方が多いということも確かです。

一般的にターニングポイントとなりがちな25歳という年齢での転職について解説しています。

ずっと保育士編集部

【記事監修】ずっと保育士編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

25歳〜29歳女性の転職率は15.9%!全年齢の中で最も転職する割合が多い!

 

では、実際に社会全体を見たときに20代後半の女性の転職率はどのようになっているのか見てみましょう。

 

表1:年齢と転職率(女性)

年齢

 

転職率

 

20歳〜24歳

 

11.9%

 

25歳〜29歳

 

15.9%

 

参考元:平成29年度の厚生労働省の年齢階級別転職入職率のデータ

 

厚生労働省発表の「転職入職者の状況」(厚生労働省発表 (mhlw.go.jp))によると、保育士に限らず、25歳〜29歳の転職は15.9 %と6人に1人は転職をしていることになります。

かつての終身雇用や一生涯一つの会社に勤務することが一般的ではなくなり、キャリアアップ、待遇アップなどを理由に転職することも珍しくなくなりました。

保育士も例外ではなく、30歳という節目を目前に転職を考える方は多くなります。

 

参考→保育士が20代で転職を考えるのは早い?本当に転職できるの?

 

転職は何歳であっても早すぎることはない

 

若いうちに転職を考えると「まだ早い」や「もう少し続けることでわかることがあるのに」といった声をもらうことがあります。

もちろん、安易な転職はお勧めしませんが、自分自身でキャリアを考えた時に転職という選択をすることは早すぎるということや遅すぎるということはありません。

自分のライフプランに合っていない、将来を見据えた時今の職場では続けていけない、そんな風に感じた時が、タイミングなのかもしれません。

 

25歳で転職を考えている保育士が抱えがちな不安

 

では、具体的に保育士が25歳で転職を考えるとき、どのような不安があるのでしょうか。

ここからは具体的理由を挙げながら、詳しく説明をしていきます。

 

その1:転職先に悪い印象を与えるのではないか

 

25歳といえば、大卒であれば保育士3年目、短大・専門学校卒なら5年目、という方が多いのではないでしょうか。

25歳とまだ若くて保育士経験が浅く、周囲にも転職経験者がいない場合、わがままでやめてしまったと思われるのではないのかなどの不安を感じることがあります。

この先の転職先に悪い印象を与えてしまうのではないか、転職活動にも不利ではないか、という不安を感じてしまうことはよくあります。

 

その2:希望する条件に合った転職ができるのか

 

25歳の保育士であれば、初めての転職のことも多く、「25歳とまだ若く、保育士経験も浅いことから、求人があるのだろうか?」「新卒より不利で、即戦力主任クラス、というほどでもないし…」といった不安を感じてしまうかもしれません。

自分のスキルに自信を持てず、今より条件の良いところがあるだろうか不安に思ったのであれば、まずは転職情報を探してみましょう。

自分自身の求める環境と応募資格がマッチするかどうかを考えた時に、条件に合う求人があれば不安に感じることはありません。

逆に条件の合う求人がない場合は、求める条件を下げるか、応募資格にマッチするように今の保育園でスキルアップをすると考えることができます。

 

25歳保育士の主な転職理由

 

25歳とまだ若く転職に対して不安もある中、転職を決意するには理由があります。

ここからは、25歳保育士が、転職を決意する主な理由について解説していきます。

 

理由1:職場の人間関係が悪く精神的にきつい

 

保育士の職場は女性が多く、女性同士ならではの人間関係の難しさがあります。

うまくいってる時はよいのですが、いったんこじれると修復は困難です。

25歳と言えば、新卒より少し経験を積み、周囲が見えてくる頃です。

真剣に向きあっているからこそ、価値観や保育に対する考え方の違い等でのすれ違いも起こることがあります。

また、イジメやパワハラ、無視などのターゲットになってしまったり、ターゲットにならずともそのようなことが近くで起きると、精神的に追い込まれてしまうケースが多いといえます。

 

理由2:給料がなかなか上がらず不満がある

 

保育士の給料は年々上がっていますが、拘束時間や勤務時間を考慮するとまだまだ高いとは言えません。

給料が上がりにくいことやそもそも低いということが、保育士を辞める理由になることは非常に多いとされています。

また、勤務先が違う、同じ保育士の友人等の話を聞いたり、ネットで調べたりすると、意外にも保育士同士でさえ、待遇や給料が違うことが判明することもあるでしょう。

さらに、一般企業へ就職した同年代と比較すると、初任給からの昇給もあまり見込めず、差が開いていくのを感じることもあります。

 

理由3:研修に否定的でスキルアップしづらい

 

保育士のスキルアップに研修は欠かせないもの。

しかし、研修受講に関しての対応は保育園によって様々です。

自社研修や教育システムが充実していたり、公的機関が用意した研修への参加を積極的に促したり、といった積極的なところから、研修の情報が入ってこない、受講したい場合は自分で情報を収集して有給休暇を使って受講する、といったところまで、さまざまです。

 

積極的な園では、研修は出勤と同じ扱いでそのための補填職員を配置する、研修費用は園が出す、など制度も整っていますが、消極的なところでは自分で受講費用を出す、職員の欠員を補える余裕がない、など、仕組みも整っておらず、周囲の職員の理解も得られにくいので、当然研修に行きたい、と言いづらくなります。

研修に行かないと、新しい情報をアップデートすることも難しくなりがちで、スキルアップが難しくなります。

 

こういった環境が、転職を考えるきっかけとなるようです。

 

理由4:キャリアアップが見込めない

 

上記の研修に対する仕組みや姿勢に合わせて、キャリアアップの仕組みがしっかりしている園だと、働くモチベーションがあがりますが、そういった仕組みが整っていないと方向性が見えにくいようです。

本社採用での保育園勤務で、系列保育園への移動もあるといった状況であれば、新規保育園オープンに伴う抜擢等のチャンスも望めるかもしれません。

しかし、そういったキャリアアップが見込めない園だと、将来の事を考えて転職を考えることにもなります。

 

理由5:先輩保育士が妊娠・出産した時の対応の悪さを目の当たりにしてしまった

 

25歳と言えば、人によってはすでに結婚を考え始めている方もいると思います。

妊娠・出産・育児、という人生の節目で、どう過ごせるかはライフプランを設計するうえで大事な要素になります。

先輩保育士が妊娠した時に、快く受け入れてもらえて、スムーズに産休・育休を取り、気持ちよく復帰できているかどうか、というのはしっかり見ておきたいものです。

その時の園の対応が、その後自分も安心して妊娠・出産できるかのカギになります。

先輩保育士の妊娠・出産を歓迎していなかったり、園の対応が悪かったり、というのを見てしまうと、今のうちに転職してしまおう、という決断のきっかけになります。

 

25歳という年齢は今後のキャリアのための土台を築くのにぴったりの時期!今の職場ではキャリア形成が難しいと感じるなら転職を視野に入れよう!

 

25歳という年齢は、新卒で慣れるのに精一杯だった時期から次の段階へとなり、今後のキャリアの土台を築いて行く時期です。

数年働いてみて、職場環境や人間関係を見た時、これから予想されるライフイベントが起きても働きやすい職場なのか、働きにくいのか、などもシビアに見えてくる頃でもあります。

自分がどうしたいのかを良く考え、キャリアアップしていきたいにもかかわらず、今の職場では、キャリア形成が難しいと感じるのであれば、転職を視野に入れてみましょう。

 

25歳保育士の求人傾向は?経験が浅くても応募できる求人はある?

 

25歳の保育士は、まだまだベテランというには経験は浅く、かといって新卒でもないと言った状況になります。

しかし、実は、数年経験があり即戦力として期待される世代の求人は多くあります。

まだまだ経験が浅い、と不安に思うかもしれませんが、3~5年経験していれば、基本的な保育士の仕事はおおよそ理解していると考えられ、即戦力として期待されます。

今、保育士は売り手市場です。

その中でも、3~5年程度の経験がある方は、多くの保育園がぜひ欲しいと求めている人材になります。

なぜかというと、採用する保育園は今後少しでも長く働いてくれる可能性のある人材を採用しようと考えますし、若く体力のある保育士はぜひとも活躍して欲しいのです。

 

保育士転職は25歳でも早すぎることはない!保育士キャリアの土台を築けるような職場を見つけよう!

 

25歳というと、将来を見据えた自分の人生設計について真剣に考え始める時期でもあります。

結婚や妊娠・出産・育児等の人生の節目についてもしっかり考えつつ、キャリアも目指したい、両立させたい、と考える方も多いでしょう。

今の職場ではキャリアアップは難しいと感じるなら、保育士キャリアの土台を築けるような職場を見つけるのも選択肢のひとつです。

30歳までに方向転換するなら、今がぴったりの時期かもしれません。

 

 

保育士求人_記事下バナー

 

カテゴリ
保育士キャリア
保育士・幼稚園教諭・ベビーシッターの求人専門サービス「ずっと保育士」