2歳児におすすめの室内遊び12選!集団遊び・運動遊び・ゲームなどカテゴリ別に紹介!
2020/11/03

雨の日が続いたり、外に出ることで危険を感じるほどの暑さが続くと室内遊びが中心になってしまうこともある保育園。
思いっきり外で遊べない日が続くと、室内遊びもマンネリ気味になってしまいます。
特に2歳児は「自分でやってみたい」という自我が出てきたり、他者との関わりが増える中で子ども達同士での衝突も増えてきます。
子ども達同士の衝突は子どもにとってもストレスです。
そこで今回は、2歳児におすすめの室内遊びで思いっきり遊びながら、他者との上手な関わり方を学び、発達を促す遊びをまとめてみました。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
2歳児の室内遊びのねらいや注意したいポイントは?

遊びを考える際に、まず抑えておきたいのが発達の特徴と、それを活かした保育のねらいです。
2歳児の発達には下記のような特徴があります。
表1:2歳児の発達の特徴
発達の特徴
具体的な行動や言動の特徴
体の動き
・基本的な運動能力の発達が見られ、行動範囲が広がる
・歩く、走る、跳ぶなどの自分の体の基本的コントロールが可能になる
・紙をちぎる、シールを貼るなど指先の発達が見られる
・リズミカルに踊る
生活習慣
・身の回りのことを自分でやりたがるようになる
・好き嫌いが明確になる
・食事、着替えなど自分でやりたがる
・排泄機能が整い始め、1人でトイレをするようになる
・片付けができるようになる
言葉
・発語が明瞭になり、意思や欲求を言葉にできるようになる
・2語文以上の言葉が増える
・語彙力が増える
・思いを伝え、共感を得ようとする
これらの特徴を踏まえ、2歳児の保育においては下記のようなねらいを置くことが良いとされています。
・自分でやりたいをサポートする
・自分でできたを尊重する
・周囲との関わりの中で成長を促す
2歳児は自分でやれることが増え、やりたいという気持ちが高まるとともに、それがうまくいかず、思いのまま泣き叫んでしまったり、いわゆる「いやいや期」とも言われることもあります。
思いをしっかりと受け止め、心身ともに発達を促していくことが保育士の役割です。
2歳児の室内遊びアイデア!【集団遊び編】
2歳児の遊びに他者との関わりは欠かせません。
ルールを共有することを通して、人と関わる楽しさを知ったり、相手の動きに合わせて間合いや相手の呼吸を感じることでコミュニケーション能力の向上に必要な能力を体得することもできます。
また、力一杯力を出し切って身体を動かしたり、力を合わせて遊びを進めることで、満足感や達成感を味わえます。
これらを意識して、どんな室内遊びが効果的か具体的事例をご紹介します。
<1>運動能力UP!「しっぽ取りゲーム」
https://www.youtube.com/watch?v=SPd_9ArGkNQ
準備するもの
しっぽになるもの(バンダナやハンカチ、など柔らかく装着しやすいもの)
遊び方
1:ズボンのおしり側に、用意したしっぽの先をいれる
2:ゲームの時間や走り回って良い枠(範囲)を決める
3:「よーい、ドン!」で自分のしっぽを取られないようにしながら、他の子のしっぽをとる
4:しっぽを取られたら枠の外に出る
5:時間を決めていた場合、残っていた人全員が勝ち。最後の 1人が決まるまでやることもある
ポイント
・狭い枠の中でゲームをするので、転倒や衝突に十分に留意すること。
・ルールは子どもたちの様子を見ながら柔軟に対応し、2回戦、3回戦を行うなど、全員が楽しめるようにすること。
・約束事やルールははじめに説明し、みんなで確認しておくこと。
<2>最初にルールを覚えよう!「だるまさんがころんだ」
https://www.youtube.com/watch?v=QPDq0YNpg4U
準備するもの
特になし
遊び方
1:オニを 1人きめ、オニは木や壁などのはし、それ以外は反対側に並ぶ
2:オニは他の子に背を向け「だるまさんがころんだ」と唱える。この間、他の子は鬼に向かって近づく。
3:「だるまさんがころんだ」と唱えおわったら振り向き、動いている人がいたらオニが指名し、オニの横に並ぶ
4: 2〜3を繰り返し、最後まで残っている子がオニに近づくと、「切った」と言って背中にタッチします。
5:「切った」という合図とともに、オニ以外の子どもは一斉にオニの反対側に逃げる
6:オニが「ストップ」と言ったら全員が止まる
7:逃げた子たちが止まったら、オニはその場から 3歩以内の移動で一番近い子にタッチ。タッチされた子が次のオニになる。
ポイント
・2歳児には瞬時に止まるという行動はまだ難しいことも考慮しておく
・「だるまさんがころんだ」の掛け声では動くことが難しい子もいるため、「だるまさんがとまった」「だるまさんがすわった」などわかりやすい言葉に置き換えてあげる工夫も有効
・全員が逃げる際に転倒や衝突を避けるよう工夫すること
<3>昔ながらの伝承遊び「あぶくたった」
https://www.youtube.com/watch?v=FdXf6-A_92E
準備するもの
歌を覚える。※歌詞は諸説あります
♪
あぶくたった にえたった
にえたかどうだか たべてみよ むしゃむしゃむしゃ
まだにえない
あぶくたった にえたった
にえたかどうだか たべてみよ むしゃむしゃむしゃ
もうにえた
♪
ごはんをたべて
おふろにはいって
おふとんしいて
でんきをけして
おやすみなさーい
♪
「トントントン」
「なんのおと?」
「かぜのおと」
「あーよかった」
「トントントン」
「なんのおと?」
「ゆうびんやさんのおと」
「あーよかった」
「トントントン」
「なんのおと?」
「おばけのおと」
「きゃー!!!」
遊び方
1:オニを 1人決める
2:オニを囲むように円を描き、手を繋ぐ。オニは中心で両手で顔を隠してしゃがむ
3:歌を歌いながら、歌に合わせて動く
4:オニの周りをグルグル回りながら、「むしゃむしゃむしゃ」の歌詞のところで、食べるフリをする。「まだ煮えない」の歌詞のところで、首を横にフリ、片手を顔の前でゆらす。これを2〜3回繰り返す。
5:3回目で 4>の後にうなずき「もう煮えた」の後、歌の歌詞に合わせてご飯を食べて、歯磨きをしてお風呂に入って、電気をけし、寝るジェスチャーをする。
6:みんなが寝た後、オニは輪の外に出て、内側に向けて「トントントン」とノックのジェスチャーし、寝ている子たちは「なんの音?」と答える
7:オニは「風の音」「冷蔵庫の音」「猫が通った音」などと答える
8:寝ている子たちは「あーよかった」とまた寝るジェスチャーをする
9:7〜8のやりとりを繰り返す
10:オニはどこかのタイミングで「お化けのおと」「オニがきた音」と言う
11:寝ている子は一斉に「きゃー」と逃げ出し、鬼ごっこと同じ要領でオニは 1人を捕まえる。捕まった人は次のオニになる。
ポイント
・歌とともに楽しむ遊びなので、まずはみんなで歌とジェスチャーを覚える
・ジェスチャー遊びを通して、身体の発達、みんなで同じ動きをすることを意識させること
・鬼ごっこの際は転倒や衝突に留意すること
<4>みんな一緒に声をそろえて!「猛獣狩りに行こうよ!」
https://www.youtube.com/watch?v=60VOIqmGgdI
準備するもの
歌を覚える。※歌詞は諸説あります
♪
猛獣狩りに行こうよ
猛獣狩りに行こうよ
♪
猛獣なんて怖くない
猛獣なんて怖くない
♪
槍だって持ってるもん
槍だって持ってるもん
♪
鉄砲だって持ってるもん
鉄砲だって持ってるもん
♪>
友達だっているもん
友達だっているもん
遊び方
1:リーダーを 1人きめる(大人の方が適切)
2:リーダーが言った言葉を子どもたちが繰り返します。また、フレーズに従ってリーダーはポーズをとり、子どもたちはそれを真似します。
3:最後の「友達だっているもん」の歌詞の後、リーダーは動物の名前をあげます。
「〇〇(動物の名前)」とリーダーが言ったら、動物の名前と同じ文字の人数で集まり手をつなぎます。
例:「くま」なら 2人ずつ、「いのしし」なら 4名で手をつなぎます。
ポイント
・仲間外れにならないように、事前に人数を確認し、動物の名前の文字数を調整する
・ポーズはリーダーが変えながら、子どもたちが飽きないような工夫をする
・ポーズをとるときに、手が子ども達同士で当たらないように留意する
2歳児の室内遊びアイデア!【運動編】
2歳児は身体の発達も著しい時です。
自分の身体を自らの意思で自在に操ることができるこの時期に思いっきり身体を動かすことで、発達はもちろん満足感も得られます。
また、身体をたくさん使うことで睡眠も十分に取れるようになり、身体を休めることもできるため心身の健康にもつながります。
ここからは身体を使った具体的な運動遊びをご紹介します。
<1>跳んだりくぐったり「サーキット遊び」
https://www.youtube.com/watch?v=OMQ2GSQc_H4
準備するもの
マットや跳び箱、平均台、ジョイントパーツや布製のトンネルなど
遊び方
大人のサーキットトレーニングのようなイメージで、順番に繰り出されるお題をクリアしていく遊びです。
1:用意した遊具を順に並べ、遊び方の見本を見せる
2:間隔を開けながら、 1人づつチャレンジする
ポイント
・遊具の遊び方は全員の発達具合を確認しながら、柔軟にきめる
・ 1人づつが重ならないように、間隔をしっかり確保し、順番を守る工夫をする
・転倒などに注意し、平均台や跳び箱は低いものからチャレンジする
<2>道具は一切不要!「トンネル遊び」
https://www.youtube.com/watch?v=mIxItMH96Kc
準備するもの
特になし
遊び方
いわゆる大人の股くぐり遊びです。
保育士はトンネルに模した脚のポーズをとり、トンネルくぐりをさせます。
次のようなポーズで飽きないような工夫をしましょう。
肩幅に広げた脚の間
両足を肩幅に広げ、その間をくぐる。脚の幅を広げることでバリエーションが出て、子ども達は飽きずに楽しむことが可能。
壁を使った片脚上げ
片脚を壁につけ、大きめのトンネルを作る。子どもが複数でも通ることができるので多くの子どもが楽しむことができる。
脚と腕の両方を使う
両手両足を床につけ小さな山を作る。脚や腕を広げれば、縦からも横からもとおることができスキンシップになる。
ブリッジ
身体の柔らかい保育士であれば、ブリッジした間を通らせることもできる。負担の大きいトンネルなので、注意が必要。
ポイント
・遊具の遊び方は全員の発達具合を確認しながら、柔軟にきめる
・ 1人づつが重ならないように、間隔をしっかり確保し、順番を守る工夫をする
・転倒などに注意し、平均台や跳び箱は低いものからチャレンジする
<3>予測できない動きが楽しい!「風船バレー」
https://www.youtube.com/watch?v=uOKaWWz0dko
準備するもの
風船、すずらんテープ
遊び方
バレーのボールがわりに風船を使用するゲームです。ふわふわと揺れるボールを追いかけながら、遊びます。
1:チームを作る
2:すずらんテープをネットがわりにし、チームごとに配置する
3:バレーのように手で風船を落とさないように相手コートへ返す
ポイント
・自陣でのパス回数などは柔軟にし、回数制限などはなしにしても良い
・ボールを夢中で追い、転倒や衝突をすることもあるので留意する
<4>飛んだり転がったり「マット遊び」
準備するもの
マット
遊び方
下記のような遊びを中心にオリジナルの遊びを考えると楽しみが増えます。
・寝転んだ姿勢からゴロゴロとミノムシのように転がる
・跳び箱( 1段)などを利用し、ジャンプして飛び降りる
・マットの中心したにもう 1枚の巻いたマットを挟み、小山を作り、凸凹の上を走り抜ける
ポイント
・身体を支えることが十分にできない2歳児にはでんぐり返しなどは行わない
・順番を守りルールの大切さを学ばせる
2歳児の室内遊びアイデア!【ゲーム編】
ゲームはルールや他者との関わりを理解するのにぴったりです。
一緒にやると楽しい!という感覚を養うことで、情緒面の発達も見込めます。
ここからは具体的にゲーム遊びについてご紹介します。
<1>集中力を育む!「カード合わせ」
https://www.youtube.com/watch?v=qXqFzCB2tzE
準備するもの
カード(動物や果物などの絵合わせになっているもの)
遊び方
1:1人1枚のカードを持つ
2:床や机に子どもが持ったカードと同じカードを並べる
3:自分のカードと同じカードを探し当てる
ポイント
・カードは大きめのものを用意し、わかりやすいものにすると良い
・同じ絵のカードだけでなく、半分にした絵柄をくっつけて一つの絵柄にするカードも良い
・うまく探せない場合も根気強く探し当てるように見守り、達成感を味わってもらう
<2>運動能力を高める!「魚つりゲーム」
https://www.youtube.com/watch?v=48sQj40u1J0
準備するもの
魚の形に磁石をつけた切り紙、割り箸やストローなどに紐をつけ先端に磁石をつけたもの
遊び方
1:魚の形にした切り紙を床や机に並べる
2:割り箸やストローなどに紐をつけた竿で釣る
ポイント
・魚の切り紙に絵を書いたり、シールなどで鱗や目をいれる工作も子ども達に託すことで、指先の発達にも役立つ
・上手に釣れるように根気強く見守る
<3>保育園を探検!「宝さがしゲーム」
https://www.youtube.com/watch?v=NQSw10bIRNg
準備するもの
ボールや小さな箱など宝になるもの
遊び方
1:宝をホールなどに隠す
2:子ども達に発見させる
ポイント
・なかなか発見できない子には保育士がヒントを与える
・隠し場所の安全に配慮する
・隠し場所の範囲を決め、子ども達が勝手に園外に出ていかないよう留意する
<4>簡単に作れる!「段ボールパズル」
https://www.youtube.com/watch?v=9xMVIQ_4EIA
準備するもの
段ボール、絵柄を書いた紙
遊び方
1:段ボールを台紙にし、絵柄を書いた紙を貼る
2:絵柄をパズルのように切る
3:パズルを組み立てる
ポイント
・段ボールで手を切らないようにテープなどで保護する
・子どもたちの様子をみながら難易度を変える
・絵柄を工夫することで興味を高める
2歳児は身体機能を高める遊びを取り入れよう!

2歳児は心身ともに発達し、自我が芽生える時です。
が伴わず、思った通りにできず癇癪を起こしてしまうこともあります。
身体能力を高め、これらを解決することはもちろん、保育士は粘り強く話を聞き、どうすればうまくいくかを子ども自身に体得させることで達成感や満足感を与えることができます。
今回は室内遊びを中心に紹介しましたが、運動系のゲームは園庭などでも実践できます。
思い切り身体を動かし、身体機能を高めつつ、育ってきた自我を高めるねらいを持った遊びを工夫して取り入れましょう。
カテゴリ
保育の知識
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雨の日が続いたり、外に出ることで危険を感じるほどの暑さが続くと室内遊びが中心になってしまうこともある保育園。
思いっきり外で遊べない日が続くと、室内遊びもマンネリ気味になってしまいます。
特に2歳児は「自分でやってみたい」という自我が出てきたり、他者との関わりが増える中で子ども達同士での衝突も増えてきます。
子ども達同士の衝突は子どもにとってもストレスです。
そこで今回は、2歳児におすすめの室内遊びで思いっきり遊びながら、他者との上手な関わり方を学び、発達を促す遊びをまとめてみました。

【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
2歳児の室内遊びのねらいや注意したいポイントは?
遊びを考える際に、まず抑えておきたいのが発達の特徴と、それを活かした保育のねらいです。
2歳児の発達には下記のような特徴があります。
表1:2歳児の発達の特徴
発達の特徴 | 具体的な行動や言動の特徴 | |
---|---|---|
体の動き | ・基本的な運動能力の発達が見られ、行動範囲が広がる | ・歩く、走る、跳ぶなどの自分の体の基本的コントロールが可能になる ・紙をちぎる、シールを貼るなど指先の発達が見られる ・リズミカルに踊る |
生活習慣 | ・身の回りのことを自分でやりたがるようになる ・好き嫌いが明確になる |
・食事、着替えなど自分でやりたがる ・排泄機能が整い始め、1人でトイレをするようになる ・片付けができるようになる |
言葉 | ・発語が明瞭になり、意思や欲求を言葉にできるようになる | ・2語文以上の言葉が増える ・語彙力が増える ・思いを伝え、共感を得ようとする |
これらの特徴を踏まえ、2歳児の保育においては下記のようなねらいを置くことが良いとされています。
・自分でやりたいをサポートする
・自分でできたを尊重する
・周囲との関わりの中で成長を促す
2歳児は自分でやれることが増え、やりたいという気持ちが高まるとともに、それがうまくいかず、思いのまま泣き叫んでしまったり、いわゆる「いやいや期」とも言われることもあります。
思いをしっかりと受け止め、心身ともに発達を促していくことが保育士の役割です。
2歳児の室内遊びアイデア!【集団遊び編】
2歳児の遊びに他者との関わりは欠かせません。
ルールを共有することを通して、人と関わる楽しさを知ったり、相手の動きに合わせて間合いや相手の呼吸を感じることでコミュニケーション能力の向上に必要な能力を体得することもできます。
また、力一杯力を出し切って身体を動かしたり、力を合わせて遊びを進めることで、満足感や達成感を味わえます。
これらを意識して、どんな室内遊びが効果的か具体的事例をご紹介します。
<1>運動能力UP!「しっぽ取りゲーム」
https://www.youtube.com/watch?v=SPd_9ArGkNQ
準備するもの |
しっぽになるもの(バンダナやハンカチ、など柔らかく装着しやすいもの) |
遊び方 |
1:ズボンのおしり側に、用意したしっぽの先をいれる 2:ゲームの時間や走り回って良い枠(範囲)を決める 3:「よーい、ドン!」で自分のしっぽを取られないようにしながら、他の子のしっぽをとる 4:しっぽを取られたら枠の外に出る 5:時間を決めていた場合、残っていた人全員が勝ち。最後の 1人が決まるまでやることもある |
ポイント |
・狭い枠の中でゲームをするので、転倒や衝突に十分に留意すること。 ・ルールは子どもたちの様子を見ながら柔軟に対応し、2回戦、3回戦を行うなど、全員が楽しめるようにすること。 ・約束事やルールははじめに説明し、みんなで確認しておくこと。 |
<2>最初にルールを覚えよう!「だるまさんがころんだ」
https://www.youtube.com/watch?v=QPDq0YNpg4U
準備するもの |
特になし |
遊び方 |
1:オニを 1人きめ、オニは木や壁などのはし、それ以外は反対側に並ぶ 2:オニは他の子に背を向け「だるまさんがころんだ」と唱える。この間、他の子は鬼に向かって近づく。 3:「だるまさんがころんだ」と唱えおわったら振り向き、動いている人がいたらオニが指名し、オニの横に並ぶ 4: 2〜3を繰り返し、最後まで残っている子がオニに近づくと、「切った」と言って背中にタッチします。 5:「切った」という合図とともに、オニ以外の子どもは一斉にオニの反対側に逃げる 6:オニが「ストップ」と言ったら全員が止まる 7:逃げた子たちが止まったら、オニはその場から 3歩以内の移動で一番近い子にタッチ。タッチされた子が次のオニになる。 |
ポイント |
・2歳児には瞬時に止まるという行動はまだ難しいことも考慮しておく ・「だるまさんがころんだ」の掛け声では動くことが難しい子もいるため、「だるまさんがとまった」「だるまさんがすわった」などわかりやすい言葉に置き換えてあげる工夫も有効 ・全員が逃げる際に転倒や衝突を避けるよう工夫すること |
<3>昔ながらの伝承遊び「あぶくたった」
https://www.youtube.com/watch?v=FdXf6-A_92E
準備するもの |
歌を覚える。※歌詞は諸説あります ♪ あぶくたった にえたった にえたかどうだか たべてみよ むしゃむしゃむしゃ まだにえない あぶくたった にえたった にえたかどうだか たべてみよ むしゃむしゃむしゃ もうにえた ♪ ごはんをたべて おふろにはいって おふとんしいて でんきをけして おやすみなさーい ♪ 「トントントン」 「なんのおと?」 「かぜのおと」 「あーよかった」 「トントントン」 「なんのおと?」 「ゆうびんやさんのおと」 「あーよかった」 「トントントン」 「なんのおと?」 「おばけのおと」 「きゃー!!!」 |
遊び方 |
1:オニを 1人決める 2:オニを囲むように円を描き、手を繋ぐ。オニは中心で両手で顔を隠してしゃがむ 3:歌を歌いながら、歌に合わせて動く 4:オニの周りをグルグル回りながら、「むしゃむしゃむしゃ」の歌詞のところで、食べるフリをする。「まだ煮えない」の歌詞のところで、首を横にフリ、片手を顔の前でゆらす。これを2〜3回繰り返す。 5:3回目で 4>の後にうなずき「もう煮えた」の後、歌の歌詞に合わせてご飯を食べて、歯磨きをしてお風呂に入って、電気をけし、寝るジェスチャーをする。 6:みんなが寝た後、オニは輪の外に出て、内側に向けて「トントントン」とノックのジェスチャーし、寝ている子たちは「なんの音?」と答える 7:オニは「風の音」「冷蔵庫の音」「猫が通った音」などと答える 8:寝ている子たちは「あーよかった」とまた寝るジェスチャーをする 9:7〜8のやりとりを繰り返す 10:オニはどこかのタイミングで「お化けのおと」「オニがきた音」と言う 11:寝ている子は一斉に「きゃー」と逃げ出し、鬼ごっこと同じ要領でオニは 1人を捕まえる。捕まった人は次のオニになる。 |
ポイント |
・歌とともに楽しむ遊びなので、まずはみんなで歌とジェスチャーを覚える ・ジェスチャー遊びを通して、身体の発達、みんなで同じ動きをすることを意識させること ・鬼ごっこの際は転倒や衝突に留意すること |
<4>みんな一緒に声をそろえて!「猛獣狩りに行こうよ!」
https://www.youtube.com/watch?v=60VOIqmGgdI
準備するもの |
歌を覚える。※歌詞は諸説あります ♪ 猛獣狩りに行こうよ 猛獣狩りに行こうよ ♪ 猛獣なんて怖くない 猛獣なんて怖くない ♪ 槍だって持ってるもん 槍だって持ってるもん ♪ 鉄砲だって持ってるもん 鉄砲だって持ってるもん ♪> 友達だっているもん 友達だっているもん |
遊び方 |
1:リーダーを 1人きめる(大人の方が適切) 2:リーダーが言った言葉を子どもたちが繰り返します。また、フレーズに従ってリーダーはポーズをとり、子どもたちはそれを真似します。 3:最後の「友達だっているもん」の歌詞の後、リーダーは動物の名前をあげます。 「〇〇(動物の名前)」とリーダーが言ったら、動物の名前と同じ文字の人数で集まり手をつなぎます。 例:「くま」なら 2人ずつ、「いのしし」なら 4名で手をつなぎます。 |
ポイント |
・仲間外れにならないように、事前に人数を確認し、動物の名前の文字数を調整する ・ポーズはリーダーが変えながら、子どもたちが飽きないような工夫をする ・ポーズをとるときに、手が子ども達同士で当たらないように留意する |
2歳児の室内遊びアイデア!【運動編】
2歳児は身体の発達も著しい時です。
自分の身体を自らの意思で自在に操ることができるこの時期に思いっきり身体を動かすことで、発達はもちろん満足感も得られます。
また、身体をたくさん使うことで睡眠も十分に取れるようになり、身体を休めることもできるため心身の健康にもつながります。
ここからは身体を使った具体的な運動遊びをご紹介します。
<1>跳んだりくぐったり「サーキット遊び」
https://www.youtube.com/watch?v=OMQ2GSQc_H4
準備するもの |
マットや跳び箱、平均台、ジョイントパーツや布製のトンネルなど |
遊び方 |
大人のサーキットトレーニングのようなイメージで、順番に繰り出されるお題をクリアしていく遊びです。 1:用意した遊具を順に並べ、遊び方の見本を見せる 2:間隔を開けながら、 1人づつチャレンジする |
ポイント |
・遊具の遊び方は全員の発達具合を確認しながら、柔軟にきめる ・ 1人づつが重ならないように、間隔をしっかり確保し、順番を守る工夫をする ・転倒などに注意し、平均台や跳び箱は低いものからチャレンジする |
<2>道具は一切不要!「トンネル遊び」
https://www.youtube.com/watch?v=mIxItMH96Kc
準備するもの |
特になし |
遊び方 |
いわゆる大人の股くぐり遊びです。 保育士はトンネルに模した脚のポーズをとり、トンネルくぐりをさせます。 次のようなポーズで飽きないような工夫をしましょう。 肩幅に広げた脚の間 両足を肩幅に広げ、その間をくぐる。脚の幅を広げることでバリエーションが出て、子ども達は飽きずに楽しむことが可能。 壁を使った片脚上げ 片脚を壁につけ、大きめのトンネルを作る。子どもが複数でも通ることができるので多くの子どもが楽しむことができる。 脚と腕の両方を使う 両手両足を床につけ小さな山を作る。脚や腕を広げれば、縦からも横からもとおることができスキンシップになる。 ブリッジ 身体の柔らかい保育士であれば、ブリッジした間を通らせることもできる。負担の大きいトンネルなので、注意が必要。 |
ポイント |
・遊具の遊び方は全員の発達具合を確認しながら、柔軟にきめる ・ 1人づつが重ならないように、間隔をしっかり確保し、順番を守る工夫をする ・転倒などに注意し、平均台や跳び箱は低いものからチャレンジする |
<3>予測できない動きが楽しい!「風船バレー」
https://www.youtube.com/watch?v=uOKaWWz0dko
準備するもの |
風船、すずらんテープ |
遊び方 |
バレーのボールがわりに風船を使用するゲームです。ふわふわと揺れるボールを追いかけながら、遊びます。 1:チームを作る 2:すずらんテープをネットがわりにし、チームごとに配置する 3:バレーのように手で風船を落とさないように相手コートへ返す |
ポイント |
・自陣でのパス回数などは柔軟にし、回数制限などはなしにしても良い ・ボールを夢中で追い、転倒や衝突をすることもあるので留意する |
<4>飛んだり転がったり「マット遊び」
準備するもの |
マット |
遊び方 |
下記のような遊びを中心にオリジナルの遊びを考えると楽しみが増えます。 ・寝転んだ姿勢からゴロゴロとミノムシのように転がる ・跳び箱( 1段)などを利用し、ジャンプして飛び降りる ・マットの中心したにもう 1枚の巻いたマットを挟み、小山を作り、凸凹の上を走り抜ける |
ポイント |
・身体を支えることが十分にできない2歳児にはでんぐり返しなどは行わない ・順番を守りルールの大切さを学ばせる |
2歳児の室内遊びアイデア!【ゲーム編】
ゲームはルールや他者との関わりを理解するのにぴったりです。
一緒にやると楽しい!という感覚を養うことで、情緒面の発達も見込めます。
ここからは具体的にゲーム遊びについてご紹介します。
<1>集中力を育む!「カード合わせ」
https://www.youtube.com/watch?v=qXqFzCB2tzE
準備するもの |
カード(動物や果物などの絵合わせになっているもの) |
遊び方 |
1:1人1枚のカードを持つ 2:床や机に子どもが持ったカードと同じカードを並べる 3:自分のカードと同じカードを探し当てる |
ポイント |
・カードは大きめのものを用意し、わかりやすいものにすると良い ・同じ絵のカードだけでなく、半分にした絵柄をくっつけて一つの絵柄にするカードも良い ・うまく探せない場合も根気強く探し当てるように見守り、達成感を味わってもらう |
<2>運動能力を高める!「魚つりゲーム」
https://www.youtube.com/watch?v=48sQj40u1J0
準備するもの |
魚の形に磁石をつけた切り紙、割り箸やストローなどに紐をつけ先端に磁石をつけたもの |
遊び方 |
1:魚の形にした切り紙を床や机に並べる 2:割り箸やストローなどに紐をつけた竿で釣る |
ポイント |
・魚の切り紙に絵を書いたり、シールなどで鱗や目をいれる工作も子ども達に託すことで、指先の発達にも役立つ ・上手に釣れるように根気強く見守る |
<3>保育園を探検!「宝さがしゲーム」
https://www.youtube.com/watch?v=NQSw10bIRNg
準備するもの |
ボールや小さな箱など宝になるもの |
遊び方 |
1:宝をホールなどに隠す 2:子ども達に発見させる |
ポイント |
・なかなか発見できない子には保育士がヒントを与える ・隠し場所の安全に配慮する ・隠し場所の範囲を決め、子ども達が勝手に園外に出ていかないよう留意する |
<4>簡単に作れる!「段ボールパズル」
https://www.youtube.com/watch?v=9xMVIQ_4EIA
準備するもの |
段ボール、絵柄を書いた紙 |
遊び方 |
1:段ボールを台紙にし、絵柄を書いた紙を貼る 2:絵柄をパズルのように切る 3:パズルを組み立てる |
ポイント |
・段ボールで手を切らないようにテープなどで保護する ・子どもたちの様子をみながら難易度を変える ・絵柄を工夫することで興味を高める |
2歳児は身体機能を高める遊びを取り入れよう!
2歳児は心身ともに発達し、自我が芽生える時です。
が伴わず、思った通りにできず癇癪を起こしてしまうこともあります。
身体能力を高め、これらを解決することはもちろん、保育士は粘り強く話を聞き、どうすればうまくいくかを子ども自身に体得させることで達成感や満足感を与えることができます。
今回は室内遊びを中心に紹介しましたが、運動系のゲームは園庭などでも実践できます。
思い切り身体を動かし、身体機能を高めつつ、育ってきた自我を高めるねらいを持った遊びを工夫して取り入れましょう。