フリーランス保育士の年収はどれぐらい?働き方別に紹介!
2024/05/15
あなたは、フリーランス保育士という働き方をご存知でしょうか?
フリーランス保育士とは、保育園に所属せず自由に働く保育士のこと。
最近では、保育士もフリーランスを選択する人が徐々に増えてきました。
プロの保育士としてのスキルを持ちながら、働き方を自由に選べるフリーランスのスタイルは、ニーズの多様化に伴い注目度が高まっています。
しかしながら、フリーランス保育士についての認知度はまだまだ低く、実際に何をやるかわからない人もいるでしょう。
そこで今回は、フリーランス保育士の年収や、働き方などについて詳しく紹介していきます。
少しでも興味がある方は、ぜひ最後までお付き合いください。
フリーランス保育士の年収は働き方によって異なる
フリーランス保育士と言っても、働き方がたくさんあり、それによって年収も異なってきます。
ここでは、フリーランス保育士の働き方を4つほど紹介していきます。
自分に合いそうな働き方があるか、ぜひチェックしてみてください。
【1】フリーの保育士
個人事業主として保育園と直接契約を結び、必要に応じて保育のサポートに入るフリーの保育士。
補助的な立場で、保育園の短期的な人手不足を補うケースがほとんどなので、クラス担任を持つことはありません。そのため、給与形態はパートやアルバイトの保育士と同様に、時給制や日給制が基本となっています。
たとえば、時給1,200円の場合、フルタイム勤務では月収20万円前後が目安になるでしょう。
一方で、高時給の1,500円以上を設定している保育園もあり、月収25万円を超えることも可能です。
ただし、保育園への出勤日数が変動する可能性があるため、安定収入は望めません。
くわえて、社会保険の加入や有給休暇、ボーナスなどの待遇面でも正社員の保育士とは異なります。
自由な働き方をしたい方や、子育て中の方など、無理なく働ける環境を望む方にとっては魅力的な働き方と言えるでしょう。
このように、フリーの保育士は、自由度の高い働き方ができる半面、収入が不安定になる点には留意が必要です。
【2】ベビーシッター
ベビーシッターもフリーランス保育士の働き方のひとつです。
保育士と同じように、子どもの保育が仕事となりますが、利用者の自宅などで行うことが異なる点といえるでしょう。
依頼を受けて仕事をした分だけ収入が入ってくるので、依頼がなければ収入がゼロになることもあります。
そのため、安定して仕事を得られるようにするには、周囲からの信用を得て、実績を積み上げていくことが重要です。
保育士の資格を持っていたり、専門知識やスキルがあったりすれば、利用者は安心感が増して仕事がもらいやすくなるでしょう。
ちなみに、ベビーシッターの平均年収は「266万円」と言われています。
一方で、一般の保育士の平均年収は「385万3,600円」(厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」)。
※「きまって支給する現金給与額」×12+「年間賞与その他特別給与額」で計算。
比較すると、ベビーシッターの年収は低いように感じるかもしれません。
しかし、あくまで平均値であることと、フリーランスの場合は自分で料金を設定することもできます。
実際に、早朝や深夜の託児、病後保育、障がい児保育などのオプションをつけて、時給2,000円を超え、月に30万円以上を稼ぐベビーシッターもいます。
スキルや時間、保育する対象などを差別化して、他の保育者との違いを考えてみるとよいのではないでしょうか。
【3】単発で働く保育士
フリーランス保育士には、保育士として単発で働く方法もあります。
継続雇用がなく、雇用主が必要なときだけ働くスタイルです。
たとえば、正規職員の保育士が不足したときの代理や、運動会などのイベントで人手が必要なときの補充要員などが挙げられます。クラス担任の代わりを務めるようなことはなく、あくまで保育補助として働くケースが多いことも特徴のひとつ。
ほかには、ライブやコンサートといったように、イベント会場を訪れる親の子どもを預かるケースや、モデルルームや住宅展示場を訪れた親の子どもを預かるといったことも。
単発で働く保育士の場合、人間関係の煩わしさや、持ち帰り残業などがない反面、急な出勤に対応しなければならないこともあります。
給料面では、パートやアルバイトとして働く保育士とほとんど差はありません。
メリット・デメリットを理解することで、雇用主とのニーズをマッチさせた働き方ができるでしょう。
【4】保育ライター
最後は、保育ライターとしての働き方です。
今まで培ってきた保育士の経験や知識、スキルをつかって、Webサイトのコラム記事や、保育関連の情報誌などを執筆する仕事です。保育系のブログなどを書くことができれば、広告収入も期待できるでしょう。
保育ライターの報酬は、1文字1円といったような文字単価や、1記事5,000円といった記事単価で設定されているケースが多いと言えます。
パソコンとネット環境があればできる仕事なので、ほかの仕事と組み合わせたり、仕事の合間に書いたりできることは魅力的ではないでしょうか。
【年収面で比較】フリーランス保育士のメリット・デメリット
ここでは、フリーランス保育士のメリット・デメリットを収入面と比較しながら解説していきます。
メリット・デメリットをしっかり把握することで、フリーランス保育士として働くことに対して冷静な意思決定ができるでしょう。
メリット
フリーランス保育士の年収面でのメリットは、働き方次第で高収入を得られることです。
一般的に雇用されている保育士は、副業をしないかぎり、保育園から受け取る給料がすべてです。
どれだけ同僚の保育士より働いたとしても、給料が急に上がることは考えられません。
一方、フリーランス保育士の場合は行動制限がないため、年収を上げるには行動量に比例すると言ってもよいでしょう。
たとえば、フリーの保育士として働きながら、空いている日程にベビーシッターや、単発の保育士の仕事を入れ、夜はライターとして執筆するなど、働き方は自由自在です。
フリーランス保育士は、勤続年数や役職によって収入が上がるわけではありませんが、行動次第で高収入のチャンスが待っていることは間違いありません。
デメリット
フリーランス保育士の年収面でのデメリットは、1つの収入源に頼っていると年収が上がりにくいことです。
フリーランス保育士は、一般の保育士のように自分が勤務する保育園だけに通えば、毎月安定的に給料が振り込まれるわけではありません。
先述したように、パートやアルバイトの保育士と同じように、時給制や日給制となっているだけでなく、仕事が単発だったり、契約が急に打ち切られたりする場合も考えられます。
そのため、収入源が1つだけだとリスクが非常に高くなってしまうので、収入の柱は持ちつつも、いくつかの分散した収入源があることが重要です。
フリーランスを目指す保育士が安定した給与を受け取るための2つのポイント
これまで、フリーランス保育士の働き方や、メリット・デメリットを見てきました。
ここからは、フリーランスを目指す保育士が、安定した給与を受け取るためのポイントを2つ解説していきます。
一般の保育士にくらべて収入が不安定な分、毎月安定した収入を得られることは、精神的にも重要なポイントと言えるでしょう。
フリーランス保育士を目指してみようと思う方は、しっかりポイントをおさえて実践してみてください。
ポイント1:退職する前に副業として始めてみる
ポイントの1つ目は、保育士を退職する前に副業として始めてみることです。
フリーランス保育士の働き方に憧れるからといって、勢いで勤務する保育園を退職してしまい、仕事が見つからずに再び戻ってきてしまうケースも少なくありません。
すでに十分な資金があり、顧客がしっかりいて、継続的な仕事を受けている場合を除いては、急な独立は避けた方がよいでしょう。
そのため、少しでも収入面で不安がある場合は、いきなり退職はせず、副業としてフリーランス保育士の働き方をしてみることが大切です。もちろん、勤めている保育園の就業規則にはしっかり従って行動してください。
副業をしながら経験と実績を積み、現在の年収と同じくらい稼ぐことができれば、高いリスクを負うことなく、フリーランス保育士として活躍できるでしょう。
ポイント2:転職サイトに登録してみる
ポイントの2つ目は、転職サイトに登録してみることです。
転職サイトと聞くと、「転職ではないので関係ない」と思われるかもしれません。
しかし、転職サイトの中でも、保育専門の求人サイトを活用することで、いろんな保育施設の求人情報や、保育施設の様子を知ることができます。
気軽に相談しやすいところも魅力のひとつと言えるでしょう。中には、保育士や幼稚園教諭だけでなく、ベビーシッターの求人が載っていることも。
フリーランス保育士として、自力で仕事を探すことも大事なことですが、転職サイトを上手に活用できれば、効率よく安定収入を得ることができるようになります。
フリーランス保育士がさらに年収を上げるためには?
ここまで、いろいろな角度からフリーランス保育士について見てきましたが、
「フリーランス保育士がさらに年収を上げるにはどうすればいいの?」
と思われた方もいるかもしれません。
フリーランス保育士がさらに年収を上げるための方法として、大事なことは主に2つあります。
1つは、「スキルアップを目指す」こと。
フリーランス保育士は、一般の保育士と違い、自身の手で顧客を獲得していかなければなりません。
そのためには、実績や信用、持っているスキルが顧客への安心感につながり、収入に直結する部分があります。
とくに最近では、子供を預かって終わりというだけではなく、時代の多様化に伴って保育に対するニーズも変化してきました。そのため、そのような保育ニーズに応えるためにスキルアップすることが必要です。
たとえば、子どものアレルギーや、メンタルケアの専門知識など、数えればキリがありませんが、需要に応えることができれば周囲から必要とされ、今よりも年収を上げることができるでしょう。
2つ目は、「収入源を増やす」こと。
一般の保育士は、勤続年数や役職で年収が上がっていくのに対して、フリーランス保育士は、行動量でしか年収を引き上げることができません。
単発的な仕事も多いうえに、パート・アルバイトと同じような時給制や日給制であることを考えると、収入源が少ないことはリスクを非常に高めてしまいます。
逆に、行動制限がないことはフリーランス保育士の強みのひとつ。
どんどん動き回って収入源を増やすことができれば、今よりも年収を上げることができるだけでなく、リスク分散にも大きく役立ちます。
フリーランス保育士は働き方次第で年収アップを狙える!
今回は、フリーランス保育士について詳しく紹介してきました。
フリーランス保育士として働くには、自由に動けるメリットがある反面、収入が安定しないデメリットもありましたね。
一方で、一般の保育士は毎月安定の収入を得られる分、給料の額は上限がほとんど決まっています。
だからこそ、フリーランス保育士は、自由に動けるメリットを最大限に活かすことができれば、働き方次第で年収アップが狙えるでしょう。
今回の記事でフリーランス保育士に興味が出た方は、少しずつでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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あなたは、フリーランス保育士という働き方をご存知でしょうか?
フリーランス保育士とは、保育園に所属せず自由に働く保育士のこと。
最近では、保育士もフリーランスを選択する人が徐々に増えてきました。
プロの保育士としてのスキルを持ちながら、働き方を自由に選べるフリーランスのスタイルは、ニーズの多様化に伴い注目度が高まっています。
しかしながら、フリーランス保育士についての認知度はまだまだ低く、実際に何をやるかわからない人もいるでしょう。
そこで今回は、フリーランス保育士の年収や、働き方などについて詳しく紹介していきます。
少しでも興味がある方は、ぜひ最後までお付き合いください。
フリーランス保育士の年収は働き方によって異なる
フリーランス保育士と言っても、働き方がたくさんあり、それによって年収も異なってきます。
ここでは、フリーランス保育士の働き方を4つほど紹介していきます。
自分に合いそうな働き方があるか、ぜひチェックしてみてください。
【1】フリーの保育士
個人事業主として保育園と直接契約を結び、必要に応じて保育のサポートに入るフリーの保育士。
補助的な立場で、保育園の短期的な人手不足を補うケースがほとんどなので、クラス担任を持つことはありません。そのため、給与形態はパートやアルバイトの保育士と同様に、時給制や日給制が基本となっています。
たとえば、時給1,200円の場合、フルタイム勤務では月収20万円前後が目安になるでしょう。
一方で、高時給の1,500円以上を設定している保育園もあり、月収25万円を超えることも可能です。
ただし、保育園への出勤日数が変動する可能性があるため、安定収入は望めません。
くわえて、社会保険の加入や有給休暇、ボーナスなどの待遇面でも正社員の保育士とは異なります。
自由な働き方をしたい方や、子育て中の方など、無理なく働ける環境を望む方にとっては魅力的な働き方と言えるでしょう。
このように、フリーの保育士は、自由度の高い働き方ができる半面、収入が不安定になる点には留意が必要です。
【2】ベビーシッター
ベビーシッターもフリーランス保育士の働き方のひとつです。
保育士と同じように、子どもの保育が仕事となりますが、利用者の自宅などで行うことが異なる点といえるでしょう。
依頼を受けて仕事をした分だけ収入が入ってくるので、依頼がなければ収入がゼロになることもあります。
そのため、安定して仕事を得られるようにするには、周囲からの信用を得て、実績を積み上げていくことが重要です。
保育士の資格を持っていたり、専門知識やスキルがあったりすれば、利用者は安心感が増して仕事がもらいやすくなるでしょう。
ちなみに、ベビーシッターの平均年収は「266万円」と言われています。
一方で、一般の保育士の平均年収は「385万3,600円」(厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」)。
※「きまって支給する現金給与額」×12+「年間賞与その他特別給与額」で計算。
比較すると、ベビーシッターの年収は低いように感じるかもしれません。
しかし、あくまで平均値であることと、フリーランスの場合は自分で料金を設定することもできます。
実際に、早朝や深夜の託児、病後保育、障がい児保育などのオプションをつけて、時給2,000円を超え、月に30万円以上を稼ぐベビーシッターもいます。
スキルや時間、保育する対象などを差別化して、他の保育者との違いを考えてみるとよいのではないでしょうか。
【3】単発で働く保育士
フリーランス保育士には、保育士として単発で働く方法もあります。
継続雇用がなく、雇用主が必要なときだけ働くスタイルです。
たとえば、正規職員の保育士が不足したときの代理や、運動会などのイベントで人手が必要なときの補充要員などが挙げられます。クラス担任の代わりを務めるようなことはなく、あくまで保育補助として働くケースが多いことも特徴のひとつ。
ほかには、ライブやコンサートといったように、イベント会場を訪れる親の子どもを預かるケースや、モデルルームや住宅展示場を訪れた親の子どもを預かるといったことも。
単発で働く保育士の場合、人間関係の煩わしさや、持ち帰り残業などがない反面、急な出勤に対応しなければならないこともあります。
給料面では、パートやアルバイトとして働く保育士とほとんど差はありません。
メリット・デメリットを理解することで、雇用主とのニーズをマッチさせた働き方ができるでしょう。
【4】保育ライター
最後は、保育ライターとしての働き方です。
今まで培ってきた保育士の経験や知識、スキルをつかって、Webサイトのコラム記事や、保育関連の情報誌などを執筆する仕事です。保育系のブログなどを書くことができれば、広告収入も期待できるでしょう。
保育ライターの報酬は、1文字1円といったような文字単価や、1記事5,000円といった記事単価で設定されているケースが多いと言えます。
パソコンとネット環境があればできる仕事なので、ほかの仕事と組み合わせたり、仕事の合間に書いたりできることは魅力的ではないでしょうか。
【年収面で比較】フリーランス保育士のメリット・デメリット
ここでは、フリーランス保育士のメリット・デメリットを収入面と比較しながら解説していきます。
メリット・デメリットをしっかり把握することで、フリーランス保育士として働くことに対して冷静な意思決定ができるでしょう。
メリット
フリーランス保育士の年収面でのメリットは、働き方次第で高収入を得られることです。
一般的に雇用されている保育士は、副業をしないかぎり、保育園から受け取る給料がすべてです。
どれだけ同僚の保育士より働いたとしても、給料が急に上がることは考えられません。
一方、フリーランス保育士の場合は行動制限がないため、年収を上げるには行動量に比例すると言ってもよいでしょう。
たとえば、フリーの保育士として働きながら、空いている日程にベビーシッターや、単発の保育士の仕事を入れ、夜はライターとして執筆するなど、働き方は自由自在です。
フリーランス保育士は、勤続年数や役職によって収入が上がるわけではありませんが、行動次第で高収入のチャンスが待っていることは間違いありません。
デメリット
フリーランス保育士の年収面でのデメリットは、1つの収入源に頼っていると年収が上がりにくいことです。
フリーランス保育士は、一般の保育士のように自分が勤務する保育園だけに通えば、毎月安定的に給料が振り込まれるわけではありません。
先述したように、パートやアルバイトの保育士と同じように、時給制や日給制となっているだけでなく、仕事が単発だったり、契約が急に打ち切られたりする場合も考えられます。
そのため、収入源が1つだけだとリスクが非常に高くなってしまうので、収入の柱は持ちつつも、いくつかの分散した収入源があることが重要です。
フリーランスを目指す保育士が安定した給与を受け取るための2つのポイント
これまで、フリーランス保育士の働き方や、メリット・デメリットを見てきました。
ここからは、フリーランスを目指す保育士が、安定した給与を受け取るためのポイントを2つ解説していきます。
一般の保育士にくらべて収入が不安定な分、毎月安定した収入を得られることは、精神的にも重要なポイントと言えるでしょう。
フリーランス保育士を目指してみようと思う方は、しっかりポイントをおさえて実践してみてください。
ポイント1:退職する前に副業として始めてみる
ポイントの1つ目は、保育士を退職する前に副業として始めてみることです。
フリーランス保育士の働き方に憧れるからといって、勢いで勤務する保育園を退職してしまい、仕事が見つからずに再び戻ってきてしまうケースも少なくありません。
すでに十分な資金があり、顧客がしっかりいて、継続的な仕事を受けている場合を除いては、急な独立は避けた方がよいでしょう。
そのため、少しでも収入面で不安がある場合は、いきなり退職はせず、副業としてフリーランス保育士の働き方をしてみることが大切です。もちろん、勤めている保育園の就業規則にはしっかり従って行動してください。
副業をしながら経験と実績を積み、現在の年収と同じくらい稼ぐことができれば、高いリスクを負うことなく、フリーランス保育士として活躍できるでしょう。
ポイント2:転職サイトに登録してみる
ポイントの2つ目は、転職サイトに登録してみることです。
転職サイトと聞くと、「転職ではないので関係ない」と思われるかもしれません。
しかし、転職サイトの中でも、保育専門の求人サイトを活用することで、いろんな保育施設の求人情報や、保育施設の様子を知ることができます。
気軽に相談しやすいところも魅力のひとつと言えるでしょう。中には、保育士や幼稚園教諭だけでなく、ベビーシッターの求人が載っていることも。
フリーランス保育士として、自力で仕事を探すことも大事なことですが、転職サイトを上手に活用できれば、効率よく安定収入を得ることができるようになります。
フリーランス保育士がさらに年収を上げるためには?
ここまで、いろいろな角度からフリーランス保育士について見てきましたが、
「フリーランス保育士がさらに年収を上げるにはどうすればいいの?」
と思われた方もいるかもしれません。
フリーランス保育士がさらに年収を上げるための方法として、大事なことは主に2つあります。
1つは、「スキルアップを目指す」こと。
フリーランス保育士は、一般の保育士と違い、自身の手で顧客を獲得していかなければなりません。
そのためには、実績や信用、持っているスキルが顧客への安心感につながり、収入に直結する部分があります。
とくに最近では、子供を預かって終わりというだけではなく、時代の多様化に伴って保育に対するニーズも変化してきました。そのため、そのような保育ニーズに応えるためにスキルアップすることが必要です。
たとえば、子どものアレルギーや、メンタルケアの専門知識など、数えればキリがありませんが、需要に応えることができれば周囲から必要とされ、今よりも年収を上げることができるでしょう。
2つ目は、「収入源を増やす」こと。
一般の保育士は、勤続年数や役職で年収が上がっていくのに対して、フリーランス保育士は、行動量でしか年収を引き上げることができません。
単発的な仕事も多いうえに、パート・アルバイトと同じような時給制や日給制であることを考えると、収入源が少ないことはリスクを非常に高めてしまいます。
逆に、行動制限がないことはフリーランス保育士の強みのひとつ。
どんどん動き回って収入源を増やすことができれば、今よりも年収を上げることができるだけでなく、リスク分散にも大きく役立ちます。
フリーランス保育士は働き方次第で年収アップを狙える!
今回は、フリーランス保育士について詳しく紹介してきました。
フリーランス保育士として働くには、自由に動けるメリットがある反面、収入が安定しないデメリットもありましたね。
一方で、一般の保育士は毎月安定の収入を得られる分、給料の額は上限がほとんど決まっています。
だからこそ、フリーランス保育士は、自由に動けるメリットを最大限に活かすことができれば、働き方次第で年収アップが狙えるでしょう。
今回の記事でフリーランス保育士に興味が出た方は、少しずつでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?