保育士の給料は今後本当に上がるんですか?処遇改善でいつから引き上げが始まるのでしょうか?
2020/12/07
数年前から保育士の給料が上がっているという話はよく聞くのですが、私自身は給料が上がっている実感があまりありません。
今後、本当に給料は上がっていくのでしょうか?
はい。
2013年(平成25年)以降、政府から保育園に支給される補助金額は、毎年増加し続けています。
今後も保育士と幼稚園教諭を対象に、さらなる処遇改善がされると予想されます。
ただ、実際のお給料まで反映されていない方がいるのも事実です。
そこで今回は、保育士の給料のこれまでと、これからの処遇改善の施策を解説していきますね。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ30年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
これまでに行われた保育士の給料の処遇改善施策
保育士の処遇改善は、2013年(平成25年度)に作られた「保育士処遇改善等加算」という制度から始まりました。
この制度は、保育士の給料アップに取り組んだ保育園に対して補助金が支給される制度です。
保育園側は、この補助金を使って勤続年数やキャリアアップに応じた給料アップを行います。
補助金の支給額は年々アップしており、2013年(平成25年度)の支給開始から2024年(令和6年度)の間で約23%もアップしています。
子ども子育て新制度による給料3%ベースアップ(2015年)
実は、2015年4月に給与が3%アップしたのをご存知でしょうか?
これは、「子ども・子育て支援新制度」がスタートしたことが要因です。
「子ども・子育て支援新制度」は、認定こども園の普及や、給付金制度の刷新などが目玉の新制度で、保育士の給料は平均3%上昇しました。
3%というと、給与が月20万だった場合、月額6,000円のベースアップされたということなんですね。
全保育士の給料が2%ベースアップ(2017年)
2014年(平成26度)の公務員給与の見直しに準拠し、2017年(平成29年度)4月から保育士の給与がさらに2%ほど改善されています。
同じく給与が月20万だった場合、月額4,000円ですね。
合計で10,000円も給与アップしたということですか?
あくまで平均なので、個人の給与が確実に1万円上がったわけではありません。
しかし、確実に給与アップのための政策はしっかり行われているのです。
保育士処遇改善加算Ⅱによるキャリアアップ補助(2017年)
そのほかにも、2017年(平成29年度)に行われた保育士のキャリアアップ補助という制度もあります。
園長、主任保育士以外に「副主任保育士」「専門リーダー」「職務分野別リーダー」の職が新設されました。
「副主任保育士」「専門リーダー」にキャリアップした保育士には月額4万円、「職務分野別リーダー」は月額5千円の処遇改善になります。
さらに詳しく知りたい方は、保育のコラム
「保育士等キャリアアップ研修とは?処遇改善によって給料はどう変わるの?」をご覧ください。
このキャリアアップ制度は正職員だけのもので、派遣は関係ありませんよね?
いえいえ、雇用形態は関係ありません。
ただし、この補助制度で給与アップするには、「保育士等キャリアアップ研修」の受講が必要となります。
現状では、「副主任保育士」「専門リーダー」への任命は正職員が多く、派遣保育士が任命されることはほとんどありません。
しかし、「職務分野別リーダー」としてスキルアップしながらお給料を上げていくことはできます。
今後チャンスがあれば、ぜひ積極的に手を挙げてみてくださいね。
今後予定されている保育士の給料の処遇改善施策
2024年(令和6年度)2月19日、子ども家庭庁より「公定価格の処遇改善等加算Ⅰ~Ⅲ の一本化について」が発表されました。
これによると、2025年(令和7年度)に処遇改善加算制度を一本化する方針です。
処遇改善加算の趣旨、要件、算定額、配分ルールなど、様々な角度で制度を整理をするようです。
保育士の処遇改善加算の制度は、様々な仕組みの上で算定されているため、一本化されることで今よりも分かりやすい制度になるかもしれません。
処遇改善加算は、保育士の給料に直結する制度です。
これからの状況をぜひ注視してみてください。
冒頭でもお伝えしましたが、処遇改善加算制度が始まった2013年(平成25年)以降、3つの加算を設け、トータルで+ 23%の給与改善がされました。
一歩一歩ですが、着実に保育士の給料が増える環境になってきたと言えるでしょう。
そうなんですね。
少し安心しました。
中には、補助金を保育士の給料アップに回していない保育園もあると聞きます。
全く給料が上がらないのであれば、他の保育園への転職を考えてよいかもしれません。
認可保育園は国の補助と密接な関わりがあるため、転職先としてオススメです!
そうですね!
ちょっと保育園の転職を検討してみます。
ちなみに、国が給料の特に低い保育園を公表するなど、保育士の環境改善に取り組んでいることが大手メディアの調査でわかりました。
そのため、今後ブラック保育園と呼ばれる悪質な保育園はグンと少なくなるでしょう。
少しでも悪質な保育園がなくなるようにして欲しいですね!
ちなみに、違う保育園に転職したい時は、どこに相談すればいいですか?
明日香では認可保育園の求人を多く扱っています。
認可保育園であれば明日香までお問い合わせください!
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数年前から保育士の給料が上がっているという話はよく聞くのですが、私自身は給料が上がっている実感があまりありません。
今後、本当に給料は上がっていくのでしょうか?

はい。
2013年(平成25年)以降、政府から保育園に支給される補助金額は、毎年増加し続けています。
今後も保育士と幼稚園教諭を対象に、さらなる処遇改善がされると予想されます。
ただ、実際のお給料まで反映されていない方がいるのも事実です。
そこで今回は、保育士の給料のこれまでと、これからの処遇改善の施策を解説していきますね。

【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ30年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
これまでに行われた保育士の給料の処遇改善施策
保育士の処遇改善は、2013年(平成25年度)に作られた「保育士処遇改善等加算」という制度から始まりました。
この制度は、保育士の給料アップに取り組んだ保育園に対して補助金が支給される制度です。
保育園側は、この補助金を使って勤続年数やキャリアアップに応じた給料アップを行います。
補助金の支給額は年々アップしており、2013年(平成25年度)の支給開始から2024年(令和6年度)の間で約23%もアップしています。
子ども子育て新制度による給料3%ベースアップ(2015年)

実は、2015年4月に給与が3%アップしたのをご存知でしょうか?
これは、「子ども・子育て支援新制度」がスタートしたことが要因です。
「子ども・子育て支援新制度」は、認定こども園の普及や、給付金制度の刷新などが目玉の新制度で、保育士の給料は平均3%上昇しました。

3%というと、給与が月20万だった場合、月額6,000円のベースアップされたということなんですね。
全保育士の給料が2%ベースアップ(2017年)

2014年(平成26度)の公務員給与の見直しに準拠し、2017年(平成29年度)4月から保育士の給与がさらに2%ほど改善されています。

同じく給与が月20万だった場合、月額4,000円ですね。
合計で10,000円も給与アップしたということですか?

あくまで平均なので、個人の給与が確実に1万円上がったわけではありません。
しかし、確実に給与アップのための政策はしっかり行われているのです。
保育士処遇改善加算Ⅱによるキャリアアップ補助(2017年)

そのほかにも、2017年(平成29年度)に行われた保育士のキャリアアップ補助という制度もあります。
園長、主任保育士以外に「副主任保育士」「専門リーダー」「職務分野別リーダー」の職が新設されました。
「副主任保育士」「専門リーダー」にキャリアップした保育士には月額4万円、「職務分野別リーダー」は月額5千円の処遇改善になります。
さらに詳しく知りたい方は、保育のコラム
「保育士等キャリアアップ研修とは?処遇改善によって給料はどう変わるの?」をご覧ください。

このキャリアアップ制度は正職員だけのもので、派遣は関係ありませんよね?

いえいえ、雇用形態は関係ありません。
ただし、この補助制度で給与アップするには、「保育士等キャリアアップ研修」の受講が必要となります。
現状では、「副主任保育士」「専門リーダー」への任命は正職員が多く、派遣保育士が任命されることはほとんどありません。
しかし、「職務分野別リーダー」としてスキルアップしながらお給料を上げていくことはできます。
今後チャンスがあれば、ぜひ積極的に手を挙げてみてくださいね。
今後予定されている保育士の給料の処遇改善施策

2024年(令和6年度)2月19日、子ども家庭庁より「公定価格の処遇改善等加算Ⅰ~Ⅲ の一本化について」が発表されました。
これによると、2025年(令和7年度)に処遇改善加算制度を一本化する方針です。
処遇改善加算の趣旨、要件、算定額、配分ルールなど、様々な角度で制度を整理をするようです。
保育士の処遇改善加算の制度は、様々な仕組みの上で算定されているため、一本化されることで今よりも分かりやすい制度になるかもしれません。
処遇改善加算は、保育士の給料に直結する制度です。
これからの状況をぜひ注視してみてください。
冒頭でもお伝えしましたが、処遇改善加算制度が始まった2013年(平成25年)以降、3つの加算を設け、トータルで+ 23%の給与改善がされました。
一歩一歩ですが、着実に保育士の給料が増える環境になってきたと言えるでしょう。

そうなんですね。
少し安心しました。

中には、補助金を保育士の給料アップに回していない保育園もあると聞きます。
全く給料が上がらないのであれば、他の保育園への転職を考えてよいかもしれません。
認可保育園は国の補助と密接な関わりがあるため、転職先としてオススメです!

そうですね!
ちょっと保育園の転職を検討してみます。

ちなみに、国が給料の特に低い保育園を公表するなど、保育士の環境改善に取り組んでいることが大手メディアの調査でわかりました。
そのため、今後ブラック保育園と呼ばれる悪質な保育園はグンと少なくなるでしょう。

少しでも悪質な保育園がなくなるようにして欲しいですね!
ちなみに、違う保育園に転職したい時は、どこに相談すればいいですか?

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