保育園での父の日のプレゼント製作!よくある製作アイデア3選
2020/10/01
6月の第3日曜日は父の日です。
町中では父の日のプレゼント商品が並び、お父さんというものが特別になる1日です。
では、保育園に通う子どもたちには、父の日をどのように伝えるのが良いのでしょうか?
最近では家庭事情に考慮し、父の日の行事自体を控える保育園もありますが、実際はどのような配慮が必要なのでしょうか。
今回は保育園における父の日についてまとめて見ます。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
父の日の由来は?何をする日なの?
そもそも父の日はアメリカで誕生した日です。
南北戦争から復帰した後6人の子どもたちを男手ひとつで育て上げた父親を娘のソノラ・スマート・ドットという女性が父の偉業を称えようと1909年に牧師教会へ「父親へ感謝する日も作ってほしい」と嘆願したことから始まりました。
しかし、浸透するまでには年月がかかり、1916年の式典で、第29代アメリカ大統領であるウッドロー・ウィルソンが演説を行ったことをきっかけに、1972年、6月の第3日曜日が父の日として正式に制定されることとなったのです。
日本に広く父の日が浸透したのは、1980年代に入ってからで、デパートなどの商業施設が販売戦略の一環として父の日を取り上げたことがきっかけです。
父の日に行事をしない保育園もある
保育園には様々な家庭があり、母子家庭や両親が不在の家庭の子どももいます。
父の日を行うことで、父親がいないことへの悲しさを感じてしまうことなどもあり、行事としては行わない場合もあります。
父親がいない家庭がある場合でも行事を行う場合は、保護者に確認の上、慎重に言葉を選び寂しさを感じさせないようにすることも必要です。
また、父の人は感謝を伝える日でもあるので対象が父親でなくても、おじいちゃんやお世話になっている近所のおじさんでも良いなど、自分がお世話になっている男性を思い描いてもらうようにしましょう。
子ども達と一緒に!父の日に保育園でできること
父の日は子どもたちにとって大切な学びの場であり、感謝の気持ちを伝える機会でもあります。
父の日の行事を開催することは”感謝”の気持ちの大切さや、それを言葉にして伝えることの大切さを学びます。
そんために保育園で何ができるかについてここからはご紹介します。
<1>父の日について考える
父の日の意義について考えましょう。
難しい話は理解できないかもしれないですが、お父さんが一生懸命育ててくれていること、お父さんが遊んでくれたこと、仕事等が忙しくてもいつも子どもたちのために一生懸命頑張っていること、など例をあげながら、感謝の気持ちを呼び起こすように話しましょう。
そのために保育士は声かけが必要です。
・お父さんと一緒にやって楽しかったことは?
・お父さんの好きなものは何かな?
・お父さんにありがとうと思ったことは何?
子どもたちが日頃の感謝を思い出しやすいように補助してあげましょう。
また、お父さんがメインの紙芝居や絵本などを読み聞かせることも良いでしょう。
<2>プレゼントを作る
「子どもと一緒に楽しめてお父さんも喜ぶ」というようなプレゼントを作ることで、感謝の気持ちを相手に伝えるという経験を体験させることができます。
また、受け取ったお父さんが喜ぶことにより、自己肯定感も高まり、感謝を言葉にすることで相手に伝わる喜びを得ることで、自分の感情を表現することに対して前向きになることができます。
お父さんもにっこり!みんなで楽しめる製作物アイデア3選
保育園に通う子どもたちは、月齢や年齢によってできることが大きく違うといます。
お父さんは「子どもが一生懸命」作ったものが嬉しいので、無理をして豪華なものを用意する必要はありませんが、その年齢ごとにできるようになったことを示すプレゼントが喜んでもらうポイントでしょう。
ここからは製作物のアイデアを3つ紹介します。
①乳児も楽しめる!手作りネクタイ
厚紙をネクタイ型に成形し、輪ゴムをとおしネクタイ型を作ります。
0歳児や1歳児はシールやフェルト張りなどで模様を作りましょう。
少し絵が描けるようになる3歳ごろからはお父さんの似顔絵などを書くのも良いかもしれません。
子どもごとのオリジナリティあふれる作品になります。
②ペットボトルキャップで!お花のメダル
ペットボトルのふたを使った制作です。
ペットボトルの蓋にはクリップをテープではりつけ、周りには付箋などで花びらを見立てた飾りにします。
最後にフェルトなどを丸く切りとり表に貼ります。
顔などを書くのも可愛らしいです。
③空き瓶で!カラフルペン立て
空き瓶と粘土を使って作るペンスタンドはお父さんの書斎においていつも使うことができます。
空き瓶に粘土を貼り付けるようにまき、乾いたら思い思いに模様をつけます。
世界で一つだけのオリジナリティ溢れるペン立ての完成です。
子どもたちと素敵な父の日を贈ろう!
父の日は子どもを育てるお父さんにとって特別な日です。
「ありがとう」の感謝の言葉を伝えられるだけで、子どもたちにとっても最高の笑顔が見られるでしょう。
このことにより、子どもたちにとって家族、父親から愛されている実感も得られることになります。
感謝を伝えるということは子どもたちの成長にとって大切な一因です。
心を育てる父の日を素敵な演出で支えてあげてください!
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保育の知識
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6月の第3日曜日は父の日です。
町中では父の日のプレゼント商品が並び、お父さんというものが特別になる1日です。
では、保育園に通う子どもたちには、父の日をどのように伝えるのが良いのでしょうか?
最近では家庭事情に考慮し、父の日の行事自体を控える保育園もありますが、実際はどのような配慮が必要なのでしょうか。
今回は保育園における父の日についてまとめて見ます。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
父の日の由来は?何をする日なの?
そもそも父の日はアメリカで誕生した日です。
南北戦争から復帰した後6人の子どもたちを男手ひとつで育て上げた父親を娘のソノラ・スマート・ドットという女性が父の偉業を称えようと1909年に牧師教会へ「父親へ感謝する日も作ってほしい」と嘆願したことから始まりました。
しかし、浸透するまでには年月がかかり、1916年の式典で、第29代アメリカ大統領であるウッドロー・ウィルソンが演説を行ったことをきっかけに、1972年、6月の第3日曜日が父の日として正式に制定されることとなったのです。
日本に広く父の日が浸透したのは、1980年代に入ってからで、デパートなどの商業施設が販売戦略の一環として父の日を取り上げたことがきっかけです。
父の日に行事をしない保育園もある
保育園には様々な家庭があり、母子家庭や両親が不在の家庭の子どももいます。
父の日を行うことで、父親がいないことへの悲しさを感じてしまうことなどもあり、行事としては行わない場合もあります。
父親がいない家庭がある場合でも行事を行う場合は、保護者に確認の上、慎重に言葉を選び寂しさを感じさせないようにすることも必要です。
また、父の人は感謝を伝える日でもあるので対象が父親でなくても、おじいちゃんやお世話になっている近所のおじさんでも良いなど、自分がお世話になっている男性を思い描いてもらうようにしましょう。
子ども達と一緒に!父の日に保育園でできること
父の日は子どもたちにとって大切な学びの場であり、感謝の気持ちを伝える機会でもあります。
父の日の行事を開催することは”感謝”の気持ちの大切さや、それを言葉にして伝えることの大切さを学びます。
そんために保育園で何ができるかについてここからはご紹介します。
<1>父の日について考える
父の日の意義について考えましょう。
難しい話は理解できないかもしれないですが、お父さんが一生懸命育ててくれていること、お父さんが遊んでくれたこと、仕事等が忙しくてもいつも子どもたちのために一生懸命頑張っていること、など例をあげながら、感謝の気持ちを呼び起こすように話しましょう。
そのために保育士は声かけが必要です。
・お父さんと一緒にやって楽しかったことは?
・お父さんの好きなものは何かな?
・お父さんにありがとうと思ったことは何?
子どもたちが日頃の感謝を思い出しやすいように補助してあげましょう。
また、お父さんがメインの紙芝居や絵本などを読み聞かせることも良いでしょう。
<2>プレゼントを作る
「子どもと一緒に楽しめてお父さんも喜ぶ」というようなプレゼントを作ることで、感謝の気持ちを相手に伝えるという経験を体験させることができます。
また、受け取ったお父さんが喜ぶことにより、自己肯定感も高まり、感謝を言葉にすることで相手に伝わる喜びを得ることで、自分の感情を表現することに対して前向きになることができます。
お父さんもにっこり!みんなで楽しめる製作物アイデア3選
保育園に通う子どもたちは、月齢や年齢によってできることが大きく違うといます。
お父さんは「子どもが一生懸命」作ったものが嬉しいので、無理をして豪華なものを用意する必要はありませんが、その年齢ごとにできるようになったことを示すプレゼントが喜んでもらうポイントでしょう。
ここからは製作物のアイデアを3つ紹介します。
①乳児も楽しめる!手作りネクタイ
厚紙をネクタイ型に成形し、輪ゴムをとおしネクタイ型を作ります。
0歳児や1歳児はシールやフェルト張りなどで模様を作りましょう。
少し絵が描けるようになる3歳ごろからはお父さんの似顔絵などを書くのも良いかもしれません。
子どもごとのオリジナリティあふれる作品になります。
②ペットボトルキャップで!お花のメダル
ペットボトルのふたを使った制作です。
ペットボトルの蓋にはクリップをテープではりつけ、周りには付箋などで花びらを見立てた飾りにします。
最後にフェルトなどを丸く切りとり表に貼ります。
顔などを書くのも可愛らしいです。
③空き瓶で!カラフルペン立て
空き瓶と粘土を使って作るペンスタンドはお父さんの書斎においていつも使うことができます。
空き瓶に粘土を貼り付けるようにまき、乾いたら思い思いに模様をつけます。
世界で一つだけのオリジナリティ溢れるペン立ての完成です。
子どもたちと素敵な父の日を贈ろう!
父の日は子どもを育てるお父さんにとって特別な日です。
「ありがとう」の感謝の言葉を伝えられるだけで、子どもたちにとっても最高の笑顔が見られるでしょう。
このことにより、子どもたちにとって家族、父親から愛されている実感も得られることになります。
感謝を伝えるということは子どもたちの成長にとって大切な一因です。
心を育てる父の日を素敵な演出で支えてあげてください!