保育士もゴールデンウィークは休みを取れる?GW明けの保育園は大変?
2017/10/05
休みが取りづらいと言われる保育士。もちろん、春休みや夏休みのような長期休暇はありません。では、ゴールデンウィークはどうなのでしょうか?また、連休明けで子どもたちの様子はどのように変わるのでしょうか?
今回は、保育士がゴールデンウィークに休みを取れるのかや、ゴールデンウィーク明けの子どもたちの様子についてご紹介します。
ゴールデンウィークは休み?
勤務先の園によっても異なりますが、一般的に保育園も祝日は休みです。つまり、うれしいことにゴールデンウィークは保育士も休みが取れます!
ゴールデンウィークのような4日以上の連休はほとんど取れないため、多くの方はこの機会に実家に帰ったり、旅行に行ったりして日々の疲れを癒やしています。
ただし、祝日や夜間の園児預かりを実施している認可外の保育施設などの場合は、ゴールデンウィーク中も通常通り出勤を求められる場合がありますので注意が必要です。
ゴールデンウィーク明けの子どもたち
「連休でリフレッシュできたし、頑張ろう!」と意気込んで保育室に入ると、なぜかいつもよりもぐずっている子どもや号泣している子どもが多い…ということは、ままあります。連休中は大好きな家族とずっと一緒にいたのに、急に家族と離れ離れになってしまったら、不安で悲しい気持ちにもなりますよね。
ゴールデンウィーク明けは、入園当初は泣かなかった子どもでも、泣きだしたりぐずりだしたりすることもあるくらい、とても慌ただしくなります。
保育士には負荷が掛かって本当に大変な時期ですが、冷静に子どもと関わることを心掛けましょう。
子どもは大人の気持ちの変化に敏感です。保育士が焦っていたり、いらついていたりすると、子どもも落ち着きをなくしてしまいます。保育士が余裕を持って子どもに接することで子どもにも余裕と安心が生まれます。
嫌がる理由を考えてみよう
母親と離れるのが寂しくて嫌、疲れている、給食が嫌、好きなおもちゃがないから嫌など、ぐずったり大泣きしていたりする理由は子どもそれぞれにあります。
母親と離れるのが嫌な子どもは、母親と離れてすぐはとても泣きますが、時間が経つにつれて自分の気持ちに整理が付き、徐々に普段通り遊びだします。泣いてしまうのはある程度仕方ないと割り切り、見守り対応をしましょう。
連休中の旅行疲れがまだ残っていてぐずっている場合は、保育士がゆったりと遊べるような遊びを提案し、必要であれば休ませてください。
嫌がる理由を子どもに聞いて、具体的に答えてくれるのであれば、答えてくれたことに対して解決できるように一人一人に合わせた対応をしてください。理由を聞く際は、「はい」か「いいえ」で答えられる質問を投げかけると、どうして嫌だったのか自分でもよく分かっていなかった子どもや、うまく言葉にできなかった子どもでも返事をしてくれるでしょう。
しかしその中で、理由を聞いてもまったく答えてくれなかったり、「嫌!」としか答えてくれなかったりする子どもも出てくることと思います。その場合は、理由を聞くことに固執せず、気持ちが落ち着くまで見守ることが大切です。泣きすぎて吐いてしまう子どももいるため、十分に気を付けながら子どもたちの様子をしっかり見てあげてくださいね。
子どもによって、そのとき何を思っていて何が嫌なのかは異なります。保育士はしっかりと子どもを観察して、一人一人にどう関われば良いのか、どう声掛けをすれば良いのかしっかりと考えましょう。
おわりに
保育園や自治体によっても異なりますが、一般的にゴールデンウィークは保育士も休みが取れます。ただし、連休明けの子どもたちはクラス総出で大泣きすることも珍しくなく、せわしない保育生活が始まります。
連休明けの子どもは、吐くほど泣いたり短気になったりと不安定な状態の子どもが増えます。しかし、なぜその行動をするのかよく観察をして考え、一人一人丁寧に関わりましょう。そうすれば子どもたちも安心していつもの保育生活に戻ることができるでしょう。
そして、その大変な状況に立ち向かうため、ゴールデンウィーク中は旅行などのレジャーで気分転換をしたり十分な休息と取ったりして、しっかり力を蓄えてくださいね!
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休みが取りづらいと言われる保育士。もちろん、春休みや夏休みのような長期休暇はありません。では、ゴールデンウィークはどうなのでしょうか?また、連休明けで子どもたちの様子はどのように変わるのでしょうか?
今回は、保育士がゴールデンウィークに休みを取れるのかや、ゴールデンウィーク明けの子どもたちの様子についてご紹介します。
ゴールデンウィークは休み?
勤務先の園によっても異なりますが、一般的に保育園も祝日は休みです。つまり、うれしいことにゴールデンウィークは保育士も休みが取れます!
ゴールデンウィークのような4日以上の連休はほとんど取れないため、多くの方はこの機会に実家に帰ったり、旅行に行ったりして日々の疲れを癒やしています。
ただし、祝日や夜間の園児預かりを実施している認可外の保育施設などの場合は、ゴールデンウィーク中も通常通り出勤を求められる場合がありますので注意が必要です。
ゴールデンウィーク明けの子どもたち
「連休でリフレッシュできたし、頑張ろう!」と意気込んで保育室に入ると、なぜかいつもよりもぐずっている子どもや号泣している子どもが多い…ということは、ままあります。連休中は大好きな家族とずっと一緒にいたのに、急に家族と離れ離れになってしまったら、不安で悲しい気持ちにもなりますよね。
ゴールデンウィーク明けは、入園当初は泣かなかった子どもでも、泣きだしたりぐずりだしたりすることもあるくらい、とても慌ただしくなります。
保育士には負荷が掛かって本当に大変な時期ですが、冷静に子どもと関わることを心掛けましょう。
子どもは大人の気持ちの変化に敏感です。保育士が焦っていたり、いらついていたりすると、子どもも落ち着きをなくしてしまいます。保育士が余裕を持って子どもに接することで子どもにも余裕と安心が生まれます。
嫌がる理由を考えてみよう
母親と離れるのが寂しくて嫌、疲れている、給食が嫌、好きなおもちゃがないから嫌など、ぐずったり大泣きしていたりする理由は子どもそれぞれにあります。
母親と離れるのが嫌な子どもは、母親と離れてすぐはとても泣きますが、時間が経つにつれて自分の気持ちに整理が付き、徐々に普段通り遊びだします。泣いてしまうのはある程度仕方ないと割り切り、見守り対応をしましょう。
連休中の旅行疲れがまだ残っていてぐずっている場合は、保育士がゆったりと遊べるような遊びを提案し、必要であれば休ませてください。
嫌がる理由を子どもに聞いて、具体的に答えてくれるのであれば、答えてくれたことに対して解決できるように一人一人に合わせた対応をしてください。理由を聞く際は、「はい」か「いいえ」で答えられる質問を投げかけると、どうして嫌だったのか自分でもよく分かっていなかった子どもや、うまく言葉にできなかった子どもでも返事をしてくれるでしょう。
しかしその中で、理由を聞いてもまったく答えてくれなかったり、「嫌!」としか答えてくれなかったりする子どもも出てくることと思います。その場合は、理由を聞くことに固執せず、気持ちが落ち着くまで見守ることが大切です。泣きすぎて吐いてしまう子どももいるため、十分に気を付けながら子どもたちの様子をしっかり見てあげてくださいね。
子どもによって、そのとき何を思っていて何が嫌なのかは異なります。保育士はしっかりと子どもを観察して、一人一人にどう関われば良いのか、どう声掛けをすれば良いのかしっかりと考えましょう。
おわりに
保育園や自治体によっても異なりますが、一般的にゴールデンウィークは保育士も休みが取れます。ただし、連休明けの子どもたちはクラス総出で大泣きすることも珍しくなく、せわしない保育生活が始まります。
連休明けの子どもは、吐くほど泣いたり短気になったりと不安定な状態の子どもが増えます。しかし、なぜその行動をするのかよく観察をして考え、一人一人丁寧に関わりましょう。そうすれば子どもたちも安心していつもの保育生活に戻ることができるでしょう。
そして、その大変な状況に立ち向かうため、ゴールデンウィーク中は旅行などのレジャーで気分転換をしたり十分な休息と取ったりして、しっかり力を蓄えてくださいね!