保育のコラム

保育園でのベストな服装・髪型は?保育士の身だしなみについて

2017/10/05

保育士の身だしなみ

 

「大切なのは中身。人を見た目で判断してはダメ!」といわれますが、見た目が人の印象を左右することは確かです。

 

保育園に子どもを預ける保護者は、保育士の服装や髪形などの身だしなみをよく見ています。そのため、好印象を与えることは、その後のコミュニケーションをスムーズに進めることにもつながります。

そこで今回は、気持ち良く仕事をするための保育士の身だしなみについてご紹介します。

ずっと保育士編集部

【記事監修】ずっと保育士編集部

「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。

好印象を与える3つのポイント

 

 

 

好印象を与える

 

初対面の人に対する印象は、服装や髪型などをチェックする最初の数秒で決まるといわれています。

 

保護者や子どもは保育士の身だしなみをよく見ています。だらしない格好をしている場合、保護者からは「この保育士さんに子どもを預けて本当に大丈夫なのかしら?」と、厳しい目で見られることになるでしょう。

 

また、子どもは見た目で「優しそう」「怖そう」などのイメージを抱きます。相手に好印象を与えるためには自分の個性や価値観も大事ですが、自分の身だしなみを見た相手がどのように感じるかにも注意を向けましょう。

 

相手に好印象を与えるためには、以下の3つのポイントを守ることが重要です。

 

 

【ポイント1】清潔感があること

 

服に汚れがあったり靴が泥だらけだったりすると、相手に好印象を持たれません。服はこまめに洗い、清潔を保ちましょう。また、外出前は必ず服装や髪をチェックする習慣を付けるようにしてください。

 

【ポイント2】機能的であること

 

保育園で働くことに適した、動きやすい機能的な服装を選択します。大きなアクセサリーを身につけたり動きづらい服装をしたりすると、仕事の効率が低下するだけでなく、いざというときに動けません。

 

【ポイント3】調和性があること

 

職場では自分の個性を強調するのではなく、個人の服装や立ち振る舞いが保育園の一員として評価されることを意識しなければなりません。その場に適した、保育士としてふさわしい格好を心掛けましょう。

 

保育園でのベストな服装・髪型

 

 

好印象を与える3つのポイントを踏まえた場合、保育園ではどのような服装や髪型が望ましいのでしょうか。保育士にベストなファッションとして、以下が考えられます。

 

 

洋服

 

Tシャツは手頃な価格で手に入り、汚れることが多い保育園での仕事に重宝します。

また、ジャージやストレッチパンツなど、伸縮性のある服装も適しています。アクティブな環境に対応できるジーンズもありますが、生地が硬く、とっさに動く環境には向きません。

 

 

外で子どもたちと遊ぶときには、動きやすいスニーカーを履くと良いでしょう。動きにくいヒールのある靴は避けましょう。ヒールで子どもに怪我を負わせる可能性もあります。

 

髪型

 

明るくさっぱりとした印象を与える髪型が推奨されます。暗い印象を与える髪型は、保護者や子どもに近寄りがたいイメージを与えてしまいます。また、派手なカラーリングは控えるべきです。黒髪などナチュラルな色合いが好感を持たれます。

 

 

「子どものお手本」となる身だしなみを

 

 

 

子どもの手本

 

洋服や靴、髪型の他、整髪料や香水、ネイルアートにも気を付けましょう。強い香りの整髪料や香水は、匂いで子どもが気分を悪くする恐れがあり、過度なネイルアートは子どもの怪我や誤飲の原因となります。

 

保育士は、子どものお手本となる存在です。そのため、自身の服装や髪型、立ち振る舞いが子どもに影響を与える可能性があるということを意識しなければなりません。

 

保育園ごとに身だしなみの基準は異なるため、身だしなみについて分からないことがあるときには、上司または先輩に確認してください。

 

 

 

 

おわりに

 

 

 

 

 

「もっとオシャレを楽しみたい」「自分らしさを出したい」という気持ちもあるかもしれませんが、保育園では保育士としてふさわしい身だしなみを心掛けることが大切です。

 

ご自身の個性や感性も大切ですが、職場である保育園では、子どもたちや保護者の方に良い印象を持ってもらえる「素敵な保育士」を目指しましょう。

 

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