保育士が花粉症対策でマスクするのはアリ?保育園でできる花粉症対策
2017/10/05
くしゃみや鼻水が止まらない、つらい花粉症のシーズン。そんな花粉に悩んでいるのは、保育士も同じです。しかし、保育士は小さな子どもと触れ合う仕事であるため、表情が隠れてしまうのは不適切ではないかという意見も見受けられます。そこで今回は、保育園でできる花粉症対策についてお伝えします。
保育士のマスクには否定的な意見が多い
もっとも手軽な花粉症対策グッズといえば、マスクです。使い捨てで清潔感があり、かつコストも気にならないマスクは、便利ですよね。
ところが、保育士という仕事においては、マスクに対して否定的な意見が多いのが現状です。その理由は、マスクをすると保育士の表情が隠れてしまうためです。
小さい子どもは、大人の表情をよく見て行動しています。したがってマスクをしていると、子どもたちが保育士の表情を読み取れず、不安を感じてしまうと考えられているのです。
それだけでなく、子どもたちの保護者にまであらぬ心配をかける可能性もあります。病気や、感染症などのやむを得ない事情では仕方がありません。ですが、このような事情から花粉症でマスクをすることにちゅうちょする保育士は少なくないようです。
保育園でできるマスク以外の花粉症対策
花粉症対策ができるのは、もちろんマスクだけではありません。薬やさまざまなグッズを活用して、マスクなしでも花粉症対策をすることができます。
飲み薬・点鼻薬・点眼薬を使用する
マスク以外の花粉症対策としてまずやっておきたいのが、アレルギー症状を抑える薬の服用です。
医療機関で医師の診察を受ければ、飲み薬・点鼻薬・点眼薬といった薬を処方してもらえます。医療機関を受診する時間がなかなか取れなければ、市販のものを使用しても良いでしょう。飲み薬や点鼻薬は効果を実感できるようになるまで少し時間がかかりますが、飲み続けることでアレルギー症状をかなり抑えられます。
服や髪に花粉がつくのを防ぐスプレーを利用する
服や髪にスプレーすることで、花粉が付着するのを防いでくれるグッズもあります。お出掛け前にスプレーするとともに、園の建物に入る前に上着をはたくなど、なるべく自分の身の回りに花粉が残るのを避けましょう。
とはいえ、子どもたちが教室に持ち込んでしまう花粉を完全に防ぐのは難しいところです。
鼻に塗るジェルで花粉の侵入を防ぐ
市販の花粉対策グッズの中には、鼻の穴の中や鼻の周辺に塗ることで、花粉の侵入を防ぐものがあります。どうしてもマスクをできないなら、こちらで体の中に入ってくる花粉をなるべく少なくしてみましょう。
鼻の中に入れるフィルターなら目立たない
鼻の中に小さなフィルターを入れることで、花粉の侵入を防ぐグッズがあります。よく見ると透明のフィルターが目につきますが、子どもたちにとって必要な表情は隠れませんから、問題なく使えるはずです。
ただし、中には使用感に慣れない方もいるようなので、休日に使用してみて使用感を確かめてから保育園で使用した方が良いでしょう。
おわりに
今回は、保育士が保育園でできる花粉症対策についてご紹介しました。
保育士のマスク着用については、いまだに賛否両論あるそうです。他の職業と比べると理不尽に感じられるかもしれませんが、子どもたちはいつも先生の表情を見ています。マスクによって保育士の表情が隠れることで、子どもたちや保護者にまで不安を与えることもないとは言い切れません。
仕事への影響を心配しなくても良い花粉症対策グッズは、たくさんあります。医療機関やドラッグストアの薬を服用するのは、基本的な対策です。また、服や髪についた花粉をなるべく取り除くのも大切でしょう。鼻にフィルターをつけたりジェルを塗ったりすることで、花粉の侵入をなるべく少なくするグッズもあります。
花粉症にお困りの保育士の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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保育士のマスクには否定的な意見が多い
もっとも手軽な花粉症対策グッズといえば、マスクです。使い捨てで清潔感があり、かつコストも気にならないマスクは、便利ですよね。
ところが、保育士という仕事においては、マスクに対して否定的な意見が多いのが現状です。その理由は、マスクをすると保育士の表情が隠れてしまうためです。
小さい子どもは、大人の表情をよく見て行動しています。したがってマスクをしていると、子どもたちが保育士の表情を読み取れず、不安を感じてしまうと考えられているのです。
それだけでなく、子どもたちの保護者にまであらぬ心配をかける可能性もあります。病気や、感染症などのやむを得ない事情では仕方がありません。ですが、このような事情から花粉症でマスクをすることにちゅうちょする保育士は少なくないようです。
保育園でできるマスク以外の花粉症対策
花粉症対策ができるのは、もちろんマスクだけではありません。薬やさまざまなグッズを活用して、マスクなしでも花粉症対策をすることができます。
飲み薬・点鼻薬・点眼薬を使用する
マスク以外の花粉症対策としてまずやっておきたいのが、アレルギー症状を抑える薬の服用です。
医療機関で医師の診察を受ければ、飲み薬・点鼻薬・点眼薬といった薬を処方してもらえます。医療機関を受診する時間がなかなか取れなければ、市販のものを使用しても良いでしょう。飲み薬や点鼻薬は効果を実感できるようになるまで少し時間がかかりますが、飲み続けることでアレルギー症状をかなり抑えられます。
服や髪に花粉がつくのを防ぐスプレーを利用する
服や髪にスプレーすることで、花粉が付着するのを防いでくれるグッズもあります。お出掛け前にスプレーするとともに、園の建物に入る前に上着をはたくなど、なるべく自分の身の回りに花粉が残るのを避けましょう。
とはいえ、子どもたちが教室に持ち込んでしまう花粉を完全に防ぐのは難しいところです。
鼻に塗るジェルで花粉の侵入を防ぐ
市販の花粉対策グッズの中には、鼻の穴の中や鼻の周辺に塗ることで、花粉の侵入を防ぐものがあります。どうしてもマスクをできないなら、こちらで体の中に入ってくる花粉をなるべく少なくしてみましょう。
鼻の中に入れるフィルターなら目立たない
鼻の中に小さなフィルターを入れることで、花粉の侵入を防ぐグッズがあります。よく見ると透明のフィルターが目につきますが、子どもたちにとって必要な表情は隠れませんから、問題なく使えるはずです。
ただし、中には使用感に慣れない方もいるようなので、休日に使用してみて使用感を確かめてから保育園で使用した方が良いでしょう。
おわりに
今回は、保育士が保育園でできる花粉症対策についてご紹介しました。
保育士のマスク着用については、いまだに賛否両論あるそうです。他の職業と比べると理不尽に感じられるかもしれませんが、子どもたちはいつも先生の表情を見ています。マスクによって保育士の表情が隠れることで、子どもたちや保護者にまで不安を与えることもないとは言い切れません。
仕事への影響を心配しなくても良い花粉症対策グッズは、たくさんあります。医療機関やドラッグストアの薬を服用するのは、基本的な対策です。また、服や髪についた花粉をなるべく取り除くのも大切でしょう。鼻にフィルターをつけたりジェルを塗ったりすることで、花粉の侵入をなるべく少なくするグッズもあります。
花粉症にお困りの保育士の方は、ぜひ参考にしてみてください。