行事前は遅くまで残るのが当たり前?!保育士の忙しい時期はいつ?
2017/10/04

保育士の1日はドタバタと忙しくあっという間に過ぎます。行事が近づくと休憩時間を確保できないこともあり、のんびり座っていられない職業とも言えるでしょう。
日々の業務だけでも精いっぱいなのに、行事の準備が入ると慌ただしさはさらに加速!いつも以上に残業が増えてしまうことも…。
そこで今回は、1年を通して保育士が忙しい時期や、「行事前」は残るのが当たり前なのかをご紹介します。
保育園の春(4~6月)の行事と忙しさ
春は新入園児の保育もあり、1年で最も落ちつかない時期です。子ども、保護者との信頼関係を築くために気を配る毎日が続きます。
行事は、新入園児が園生活に慣れてきた様子や、進級した在園児の様子を保護者に見てもらう、保育参観があります。特に、母の日や父の日に合わせて保育参観を行う場合は、贈り物(製作物など)や飾りつけなどの準備に追われるでしょう。
また、5~6月に行うこともある親子遠足では、園児が帰った後にレクリエーションの計画などを話し合ったり、行事の前日には保育士全員で準備物を確認したりする必要があるため、園に残る時間も増えてしまいます。
保育園の夏(7~8月)の行事と忙しさ
7月に入ると水遊びやプール遊びが活発になり、プールの掃除・水の入れ替え・洗濯などが日常業務に加わります。それにプラスして夏の行事もこなさなければなりません。
夏祭りを行う保育園では、行事に合わせた製作物や飾りつけ、必要なものの買い出しなど、当日ギリギリまで保育士は準備に駆け回ります。
お泊まり会の前は多忙です。
1カ月ほど前から、保護者に説明するための資料を作成したり、宿泊先を下見したりなど、さまざまな支度をしなければなりません。
保育園の秋~年末(9~12月)の行事と忙しさ
夏が終わると9月からは行事がめじろ押しです。しかも全てがビッグイベント!かなり忙しい時期と言えるでしょう。
運動会は、どのような競技をやるのか、お遊戯はどうするかなど、決めなければならないことがたくさんあります。加えて、準備するもの、作るものも多いため、勤務時間中に仕上げることが難しく、残って作業を行う保育士がほとんどです。
作品展では、作品のどだいの作成や展示や飾りつけを行うため、前日まで遅くまで残り、忙しい日々を送ります。
発表会(お遊戯会)の準備は、主に衣装・小道具・背景などを、担任の保育士が作ります。
凝ったものを計画すると手間も時間もかかってしまうため、周りの保育士と分担して無理のない計画を立てましょう。特に衣装は持ち帰り仕事になることが多く、プライベートの時間をつぶして準備することも多々あります。
クリスマス会は、歌やゲームを楽しんで最後はサンタさん登場!というプログラムが定番でしょう。もちろんクリスマスプレゼントの用意は欠かせません。
キリスト教系の保育園では聖劇を行うことが多く、衣装や小道具の準備で残業をすることもあります。
保育園の年始~年度末(1~3月)の行事と忙しさ
年度末が近づくにつれて、保育士はまた忙しくなります。この時期は行事の準備と並行して書類整理にも取り組まなくてはなりません。
豆まき会やひなまつり会では、衣装や小道具などを保育士が準備します。前日に残って舞台のセッティングをする園も多いようです。
年度末には子どもたちの製作物をまとめたり、お別れ会で在園児に贈るものを製作したりと、卒園や進級に向けてさまざまな準備をしなくてはなりません。もちろん卒園式の練習もあるため、別れを惜しむ暇などないほどに業務が立て込むでしょう。
また、新しい壁面装飾や誕生表を作り直すなど、通常の保育をしながら新年度の準備を進めなければならないため、勤務時間内だけでは準備が難しく、年度末は残って仕事をすることが増えてしまいます。
遅くまで残るのが当たり前?
「残るのが当たり前」ではないけれど、子どもがいる時間にはできない作業もあるため、準備に手間がかかる行事は、ほとんどの保育園で職員が残って作業をしています。
残ることが「慣習」になっていないか
残業をするにしても、「なるべく早く終わろう」という意識を職員みんなが持つことで、「残業が常態化」することを防げます。
仕事の工夫をすることは決して「手抜き」ではなく、余分なことをスリム化することなのです。効率化はどんどん進めましょう。
新人保育士はストレスフル!
保育士経験が1~2年の間は、行事の慌ただしさに疲労もストレスもたまりがちです。先輩保育士は励ましの声をかけ、細やかな配慮を心掛けましょう。
厳しく指導するばかりでなく優しく接することで、新人のストレスが軽減するかもしれません。
経験を重ねれば、効率よく仕事をするコツが身についてくるため、なるべく残らないで済むようになります。先輩保育士が温かく見守ることで、新人保育士も業務を楽しめるようになるでしょう。
仕事に追われないようにするには
行事の準備が忙しくなると日常の業務との両立が難しくなります。その場合は、準備に手間がかからないような保育計画を立てましょう。
そして、やるべきことは余裕があるうちに早めにやってしまうこと、行事に備えて、日常の仕事をコントロールすることが大切です。
おわりに
保育士の仕事は1年を通して忙しく、行事がある場合はさらに忙しくなると言えそうです。
「行事が多い」「残業が多い」「慌ただしい」などの言葉だけをピンポイントで拾ってしまうと、「保育士ってやっぱりすごく忙しそう…」と思ってしまう方も多いかもしれません。確かに保育士は忙しい仕事です。
しかし、現役の保育士たちが大変だと言いつつがんばれるのは、子どもが好きで、「子どもたちを喜ばせたい」と思っているからでしょう。子どもが好きな保育士にとって、「わぁ~すごい」「面白い」と歓喜する子どもたちの笑顔が何よりのごほうびです。
保育園で行われる行事は、子どものとびきりの笑顔が見られるタイミング。保育士が大変な時期は、保育士が「やりがい」を存分に感じられる時期とも言えるかもしれませんね。
カテゴリ
保育士キャリア
ずっと保育士は、保育のお仕事を始めたい、転職・復職したい方にライフステージにあった保育のお仕事をご紹介したい。そして保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援し続けたい、という想いでサービスを運営しています。
60秒で完了!無料会員登録をする
保育士の1日はドタバタと忙しくあっという間に過ぎます。行事が近づくと休憩時間を確保できないこともあり、のんびり座っていられない職業とも言えるでしょう。
日々の業務だけでも精いっぱいなのに、行事の準備が入ると慌ただしさはさらに加速!いつも以上に残業が増えてしまうことも…。
そこで今回は、1年を通して保育士が忙しい時期や、「行事前」は残るのが当たり前なのかをご紹介します。
保育園の春(4~6月)の行事と忙しさ
春は新入園児の保育もあり、1年で最も落ちつかない時期です。子ども、保護者との信頼関係を築くために気を配る毎日が続きます。
行事は、新入園児が園生活に慣れてきた様子や、進級した在園児の様子を保護者に見てもらう、保育参観があります。特に、母の日や父の日に合わせて保育参観を行う場合は、贈り物(製作物など)や飾りつけなどの準備に追われるでしょう。
また、5~6月に行うこともある親子遠足では、園児が帰った後にレクリエーションの計画などを話し合ったり、行事の前日には保育士全員で準備物を確認したりする必要があるため、園に残る時間も増えてしまいます。
保育園の夏(7~8月)の行事と忙しさ
7月に入ると水遊びやプール遊びが活発になり、プールの掃除・水の入れ替え・洗濯などが日常業務に加わります。それにプラスして夏の行事もこなさなければなりません。
夏祭りを行う保育園では、行事に合わせた製作物や飾りつけ、必要なものの買い出しなど、当日ギリギリまで保育士は準備に駆け回ります。
お泊まり会の前は多忙です。
1カ月ほど前から、保護者に説明するための資料を作成したり、宿泊先を下見したりなど、さまざまな支度をしなければなりません。
保育園の秋~年末(9~12月)の行事と忙しさ
夏が終わると9月からは行事がめじろ押しです。しかも全てがビッグイベント!かなり忙しい時期と言えるでしょう。
運動会は、どのような競技をやるのか、お遊戯はどうするかなど、決めなければならないことがたくさんあります。加えて、準備するもの、作るものも多いため、勤務時間中に仕上げることが難しく、残って作業を行う保育士がほとんどです。
作品展では、作品のどだいの作成や展示や飾りつけを行うため、前日まで遅くまで残り、忙しい日々を送ります。
発表会(お遊戯会)の準備は、主に衣装・小道具・背景などを、担任の保育士が作ります。
凝ったものを計画すると手間も時間もかかってしまうため、周りの保育士と分担して無理のない計画を立てましょう。特に衣装は持ち帰り仕事になることが多く、プライベートの時間をつぶして準備することも多々あります。
クリスマス会は、歌やゲームを楽しんで最後はサンタさん登場!というプログラムが定番でしょう。もちろんクリスマスプレゼントの用意は欠かせません。
キリスト教系の保育園では聖劇を行うことが多く、衣装や小道具の準備で残業をすることもあります。
保育園の年始~年度末(1~3月)の行事と忙しさ
年度末が近づくにつれて、保育士はまた忙しくなります。この時期は行事の準備と並行して書類整理にも取り組まなくてはなりません。
豆まき会やひなまつり会では、衣装や小道具などを保育士が準備します。前日に残って舞台のセッティングをする園も多いようです。
年度末には子どもたちの製作物をまとめたり、お別れ会で在園児に贈るものを製作したりと、卒園や進級に向けてさまざまな準備をしなくてはなりません。もちろん卒園式の練習もあるため、別れを惜しむ暇などないほどに業務が立て込むでしょう。
また、新しい壁面装飾や誕生表を作り直すなど、通常の保育をしながら新年度の準備を進めなければならないため、勤務時間内だけでは準備が難しく、年度末は残って仕事をすることが増えてしまいます。
遅くまで残るのが当たり前?
「残るのが当たり前」ではないけれど、子どもがいる時間にはできない作業もあるため、準備に手間がかかる行事は、ほとんどの保育園で職員が残って作業をしています。
残ることが「慣習」になっていないか
残業をするにしても、「なるべく早く終わろう」という意識を職員みんなが持つことで、「残業が常態化」することを防げます。
仕事の工夫をすることは決して「手抜き」ではなく、余分なことをスリム化することなのです。効率化はどんどん進めましょう。
新人保育士はストレスフル!
保育士経験が1~2年の間は、行事の慌ただしさに疲労もストレスもたまりがちです。先輩保育士は励ましの声をかけ、細やかな配慮を心掛けましょう。
厳しく指導するばかりでなく優しく接することで、新人のストレスが軽減するかもしれません。
経験を重ねれば、効率よく仕事をするコツが身についてくるため、なるべく残らないで済むようになります。先輩保育士が温かく見守ることで、新人保育士も業務を楽しめるようになるでしょう。
仕事に追われないようにするには
行事の準備が忙しくなると日常の業務との両立が難しくなります。その場合は、準備に手間がかからないような保育計画を立てましょう。
そして、やるべきことは余裕があるうちに早めにやってしまうこと、行事に備えて、日常の仕事をコントロールすることが大切です。
おわりに
保育士の仕事は1年を通して忙しく、行事がある場合はさらに忙しくなると言えそうです。
「行事が多い」「残業が多い」「慌ただしい」などの言葉だけをピンポイントで拾ってしまうと、「保育士ってやっぱりすごく忙しそう…」と思ってしまう方も多いかもしれません。確かに保育士は忙しい仕事です。
しかし、現役の保育士たちが大変だと言いつつがんばれるのは、子どもが好きで、「子どもたちを喜ばせたい」と思っているからでしょう。子どもが好きな保育士にとって、「わぁ~すごい」「面白い」と歓喜する子どもたちの笑顔が何よりのごほうびです。
保育園で行われる行事は、子どものとびきりの笑顔が見られるタイミング。保育士が大変な時期は、保育士が「やりがい」を存分に感じられる時期とも言えるかもしれませんね。