保育のコラム

身近な物で簡単に! 手作りおもちゃの世界 8月号

2017/10/05

暑い日が続いています。いかがお過ごしですか?

先日、七夕のイベントに参加されたママからこんなお話を伺いました。

「子どもが生まれてから行事を大切にするようになりました。独身の時は、クリスマスと誕生日くらいで、しかもプレゼント重視で・・・。」

季節の行事だけでなく、五節句・二十四節気と色々あります。それぞれの言葉の美しさやいわれなど、大切に子どもたちに伝えてあげていただきたいなあと思います。

先の長い話ですが、子どもたちが大きくなった時、「先生と七夕さま歌った!」、「ママがお風呂に桃の葉浮かべてくれた」などと思い出してくれたら、それが貴重な体験になります。いわれを調べたり、ちなんだお料理をしたりすると手間がかかりますが、そのひと手間を大切にしてくださいね。

 手作りおもちゃも色々ありますが、やはり季節感を大切にしたいです。この季節ならではのおもちゃを紹介したいと思います。

 

金魚すくいけん玉

 

 材 料 : ゼリー等の空きカップ・油粘土・赤のポリ袋・タコ糸・シール折り紙

①  油粘土を赤のポリ袋でテルテル坊主のようにくるむ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②  ①をタコ糸で結び反対側をカップの内側にテープで貼る

 

 

 

 

 

 

 

 

③  カップの内側を海草や水をイメージしてシール折り紙で装飾する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遊び方は、カップの中に金魚が入るように、けん玉のようにして遊ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

けん玉のようにゲーム性の強いおもちゃは、ある程度で成功でき達成感が得られるよう、紐の長さを子どもに合わせて調整してください。

あかちゃんが油粘土を口に入れないか気を付けてくださいね。

 

 

くるくるうちわ

 

 

 材 料 : 画用紙・ストロー

①  画用紙を金魚鉢の形に切る

②  表は真ん中に金魚を一匹、裏には水草を描く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③  ストローの先に5センチほど切込みをいれる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④  ストローに金魚鉢を挟んでテープでとめる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優しく両手で(竹とんぼの要領で)回すと、金魚が鉢の中にはいったように見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

丈夫にしたければ画用紙を二枚合わせにしたり、ストローの代わりに丸い割り箸を使ったりと工夫してみて下さい。

 

暑い夏、季節感を大切にしつつ、楽しい工夫で乗り切ってくださいね。

 

 

 

 

 

 

山岡千秋先生 プロフィール紹介

 

 

 

 

 

 

 

芸術教育研究所 夏の講座講師。おもちゃインストラクター養成講座講師。

恵愛病院 よちよちクラス講師。

東京おもちゃ美術館 トイ工房・サイエンストイクラブ、子育て支援センターグラン・マ、けやの森学園 未就園児「あそびにおいで」等に在籍。

その他、幼児番組の造形指導等、幅広く活躍。

 

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