お昼寝の時間に寝てくれない…。保育士のための寝かしつけテクニック
2017/10/05
子どもにとって、健康的な生活リズムを身に付けるために大切なお昼寝。
保育士にとっても、子どもたちが眠っている間に連絡帳の記入などを済ませることができるため、お昼寝は双方にとって貴重な時間です。
しかし、保育士の方の中には子どもをなかなか寝かしつけられなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、保育士必見の寝かしつけテクニックをご紹介します。
【記事監修】ずっと保育士編集部
「ずっと保育士」は、保育ひとすじ28年の株式会社明日香が運営する保育専門のキャリアサポートサービスです。結婚や出産、育児など、目まぐるしく変わるライフステージの中で、その時その時にぴったり合うお仕事を紹介したい。そして、保育の仕事でずっと輝き続けるあなたを応援したい、という想いで保育士の就職、転職、復職などのキャリア支援を行っています。また、「ずっと保育士」では保育士さんの疑問や悩みなどを少しでも解決すべくコラムを通した情報発信も積極的に行っています。
毎日同じ時間にお昼寝させる
多くの保育園では子どもの生活リズムを整えるために、毎日同じ時間にお昼寝の時間を設けています。
寝つきやすさは子どもによってさまざまですが、特に保育園に通い始めたばかりの子どもは、環境に慣れていないため興奮して寝つけないことがあります。
お昼寝を決まった時間に設定することによって、毎日お昼寝をする習慣を子どもに身に付けさせることができます。最初は寝かしつけに時間が掛かっていた子どもであっても、お昼寝を習慣化させることによって、次第にきちんと決まった時間に眠れるようになるのです。
また、お昼寝前の行動も重要なポイントです。パジャマに着替えたらトイレに行き、お休み前のBGMが流れたらお昼寝するといった、一連の流れを習慣化させましょう。
眠る前の行動をルーティン化させることで、自然と眠気を引き出すことができます。
子どもを寝かしつけるマッサージテクニック
なかなか寝つかない子どもに対しては、マッサージをしてあげるのも有効です。子どもは体に触れられることで安心し、ぐっすりと眠ることができます。
さらに、マッサージをすると体が温まるため、緊張が和らぎリラックス効果も期待できるのです。
マッサージをする際は、子どもがうとうとしてしまう部分を中心に、やさしくマッサージしてください。
例えば、眉間や眉毛をマッサージすると自然と目が閉じるため、眠気を誘うことができます。円を描くようにゆっくりとマッサージしてください。
また、意外かもしれませんが、子どもの肩や首はハイハイなどで疲労がたまっています。こりが原因で寝つけないこともあるため、肩や首をマッサージして血行を良くしてあげましょう。
子どもによっては体をさするよりもトントンされる方がリラックスできる場合があります。そのため、子ども一人一人の特徴を細かく把握しておくことが大切です。子どもが寝つく際の様子を注意深く観察して、臨機応変に対応できるようにしてください。
すーすーねんね
「すーすーねんね」と呼ばれる、寝かしつけテクニックをご存じでしょうか?
子どもの寝息に合わせて耳元で「すーすー」と息を合わせることによって、子どもはつられて眠りにつきやすくなるのです。
すーすーねんねを実践する際は、子どもの頭をなでたり、体にぴったりと寄り添ったりすることが大切です。子どもの様子を見ながら、徐々に「すーすー」の声を小さくしていきましょう。
呼吸が分かりづらい場合は、子どもの胸に手をあてて、胸の上下する動きを参考にしてください。
また、すーすーねんねは、オムツが汚れているなどの眠れない要素があるときには効果が期待できません。すーすーねんねが効かないときは、部屋の温度や子どもの体調など、他に眠れない原因がないかを考えてください。
おわりに
寝つきやすさは子どもによって異なります。そのため保育士は、寝かしつける子どもによって対応を変えなくてはなりません。また、日頃から寝る前の行動を習慣づけて、眠りやすい環境を整えてあげることも大切です。
お昼寝の時間に上手に子どもを寝かしつけられないと困っている方は、ぜひ今回ご紹介した方法を参考にしてください。
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保育の知識
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子どもにとって、健康的な生活リズムを身に付けるために大切なお昼寝。
保育士にとっても、子どもたちが眠っている間に連絡帳の記入などを済ませることができるため、お昼寝は双方にとって貴重な時間です。
しかし、保育士の方の中には子どもをなかなか寝かしつけられなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、保育士必見の寝かしつけテクニックをご紹介します。
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毎日同じ時間にお昼寝させる
多くの保育園では子どもの生活リズムを整えるために、毎日同じ時間にお昼寝の時間を設けています。
寝つきやすさは子どもによってさまざまですが、特に保育園に通い始めたばかりの子どもは、環境に慣れていないため興奮して寝つけないことがあります。
お昼寝を決まった時間に設定することによって、毎日お昼寝をする習慣を子どもに身に付けさせることができます。最初は寝かしつけに時間が掛かっていた子どもであっても、お昼寝を習慣化させることによって、次第にきちんと決まった時間に眠れるようになるのです。
また、お昼寝前の行動も重要なポイントです。パジャマに着替えたらトイレに行き、お休み前のBGMが流れたらお昼寝するといった、一連の流れを習慣化させましょう。
眠る前の行動をルーティン化させることで、自然と眠気を引き出すことができます。
子どもを寝かしつけるマッサージテクニック
なかなか寝つかない子どもに対しては、マッサージをしてあげるのも有効です。子どもは体に触れられることで安心し、ぐっすりと眠ることができます。
さらに、マッサージをすると体が温まるため、緊張が和らぎリラックス効果も期待できるのです。
マッサージをする際は、子どもがうとうとしてしまう部分を中心に、やさしくマッサージしてください。
例えば、眉間や眉毛をマッサージすると自然と目が閉じるため、眠気を誘うことができます。円を描くようにゆっくりとマッサージしてください。
また、意外かもしれませんが、子どもの肩や首はハイハイなどで疲労がたまっています。こりが原因で寝つけないこともあるため、肩や首をマッサージして血行を良くしてあげましょう。
子どもによっては体をさするよりもトントンされる方がリラックスできる場合があります。そのため、子ども一人一人の特徴を細かく把握しておくことが大切です。子どもが寝つく際の様子を注意深く観察して、臨機応変に対応できるようにしてください。
すーすーねんね
「すーすーねんね」と呼ばれる、寝かしつけテクニックをご存じでしょうか?
子どもの寝息に合わせて耳元で「すーすー」と息を合わせることによって、子どもはつられて眠りにつきやすくなるのです。
すーすーねんねを実践する際は、子どもの頭をなでたり、体にぴったりと寄り添ったりすることが大切です。子どもの様子を見ながら、徐々に「すーすー」の声を小さくしていきましょう。
呼吸が分かりづらい場合は、子どもの胸に手をあてて、胸の上下する動きを参考にしてください。
また、すーすーねんねは、オムツが汚れているなどの眠れない要素があるときには効果が期待できません。すーすーねんねが効かないときは、部屋の温度や子どもの体調など、他に眠れない原因がないかを考えてください。
おわりに
寝つきやすさは子どもによって異なります。そのため保育士は、寝かしつける子どもによって対応を変えなくてはなりません。また、日頃から寝る前の行動を習慣づけて、眠りやすい環境を整えてあげることも大切です。
お昼寝の時間に上手に子どもを寝かしつけられないと困っている方は、ぜひ今回ご紹介した方法を参考にしてください。